なぜ、サッカーキャリアをサポートしているの?
「なんでサッカーキャリア(プロデュース)やってるんですか?」元Jリーガーの方に聴かれました。
みなさんは、clubhouseをやっていますか?
私は1月末からclubhouse沼にどっぷり浸かってますww
1月に登録した頃は、
プロサッカーチームのキャンプが始まったばかりで
あちこちのTALK RoomにJリーガーがいたんです。
だから、最初の三日三晩は睡眠時間を削って没頭してみました。
プロデュースしているJリーガーもいるので
「現役選手はどんなふうに活用する必要があるか?」
「チームはどんなふうに選手をマネジメントするのか?」
「自分の活動をしている選手の活用方法は?」
というところを模索してみようと思ったからです。
【「サッカーしかやってこなかったから…」を価値に変える】というRoomをやってます!
2月の中旬から、ほぼ毎日
「サッカーしかやってこなかったから…」を価値に変える
というRoomを開いています。
そこで、時々聞かれるんですよね。
サッカーやったことないのに、
なんでサッカー選手のキャリアをプロデュースしたり、
サポートしたりしてるんですか?
サッカーをやってこなくても、
Jリーグで働いている人もいるし、
クラブのフロントで働いている人もいる。
それでも、私の立ち位置って不思議なのかな?
サッカー選手のサポートをするいちばんの理由は、
サッカーをやってこなかったから
なんです。
サッカー選手をはじめ、
アスリートのキャリアの問題・課題は
「サッカーしかやってこなかったから」
という言葉に代表されるように、
サッカーに専念してきたため、
他の世界、業界のことを知らないからというのが
一番の大きな課題点なんです。
私がclubhouseで、
「サッカーしかやってこなかったから…」を価値に変える
というRoomを立ち上げたのは
clubhouseに現れた大勢のJリーガーのほとんどが
発した言葉をそのままRoom名にしたんです。
実は、その言葉は、
私がドクターストップで競技を引退したときにも
発した言葉だったんです。
スポーツがなくなってしまったとき、
私は自分に自信がなくなりました。
何をしたらいいのか?
どんな道へ進んだらいいのか?
自分に何ができるのか?
まったくわからなくて
進む道が見えなくなりました。
専念してきたスポーツがなくなったとき・・・
何をしたらいいのかわからない。
何ができるのかもわからない。
その気持ちは私も味わったから、
身につまされるほどわかる。
一方で、私がやってきたのは体操競技。
日常ではやらないような非日常的感覚運動で、
個人競技、100%の完成度を目指して
失敗の許されないスポーツ。
スポーツの特色がサッカーと真逆なので、
サッカーにあって、サッカーにないものが
客観的に見えてきます。
さらに、これまでスポーツ以外の世界で
色々な職務を担当してきたから
サッカー以外の世界からの視点もある。
共感の感情、客観的な視点
熱い気持ちと冷静な判断 で
サポートできるから。
サッカー選手ってポテンシャルが高くて、可能性のかたまり
2つめのサポート理由は、ポテンシャルと可能性。
サッカーは90分のうち、
一人の選手がボールを持てる時間は平均3〜4分。
スピードが速く、失敗が8割というような競技。
そういった中でボールを持っていなくても、
瞬時の判断力を研ぎ澄ませながら、
お互いの失敗をリカバリーしながら取り組んでいる。
判断力、行動力、決断力、コミュニケーション力etc.
個々の選手の能力をご本人がしっかり自己理解できたとき、
相当な伸び率があると思ってます。
それを引き出して、可能性を伸ばしていくお手伝いを
できるのが楽しみでたまらないのです。
サッカー選手ってチャラいよね・・・泣
私はサッカーの街さいたま市で育ちました。
幸運にも、市内に2チームのJリーグチームが存在します。
ある日、スタジアムのお膝元なエリアのカフェに行きました。
すると、そこで会話しているカップルの言葉が聞こえてきました。
「サッカー選手ってチャラいよね。毎日合コンしてるイメージしかない」
と話していました。
私にとっては残念でしかない言葉でした。
Jリーグのチームがこんなに身近にあるのに、
サッカー選手=チャラい という印象しかない人がいることに・・・。
私がサポートさせていただいている選手は
誠実で、人間性が豊かな方ばかりなのです。
例えば、サポート選手の一人鈴木大輔選手は
会う人がみんな尊敬したり、慕ったりするような
心豊かな選手です。
先日、浦和レッズの宇賀神友弥選手も
「サッカー選手はチャラいという印象を払拭したい」
と話していらっしゃいました。
トップレベルで活躍している選手は
本当に身を削るように努力をしています。
長く活躍できる選手ほど、豊かな人間性の方が多いんです。
そんな大切なことを、素晴らしい方々を
サッカー界以外の方にもたくさん知っていただきたい。
そんな想いもあって、サッカー以外の世界につなぐ役割もしたい。
私のサッカー選手への想いは最終的には、
子どもたちの夢の象徴として、輝き続けてほしい!
そんな想いがあります。
子どもたちが堂々と夢を語り、
思いっきりチャレンジできる社会をつくりたい。
これが私の最終的に目指す世界です。
そんな世界のために、何歳になっても
チャレンジし、輝き続ける大人でありたい。
そんなビジョンを実現していくためにも
ポテンシャル高いサッカー選手の夢の続きの人生も
輝き続けて、チャレンジし続けてほしい。
そのために、私ができることを続けていく毎日です。