キャリアサポートするときに、最初にポジションを確認する理由を書いてみた
現役から引退後まで、Jリーガーのキャリアをプロデュースしている善福です。
サッカーをしていたわけじゃないのに「なんでJリーガーのキャリアをプロデュースしているの?」とよく聴かれます。
そのあたりは、聴きたい方がいたら、プロフィールと併せて、いつか書いてみようと思います。
サッカー選手のキャリアに関するいろいろな相談に乗って、具体策、解決策を提案して、それを実現するお手伝いをしています。
相談のメッセージが来たら最初にしておくこと
相談のメッセージが届いたら、
【1】ポジションを確認する
【2】メディア、ファンブログなどの客観的な記事を探す
【3】在籍チームを確認する
すべてのJリーガーの名前、経歴を把握しているわけではないので、お会いする前に粗相のないように、ポジションとチームなどを確認してました。
相談を受けたり、会いたいと言われて雑談的にお話ししたり、ヒアリングや取材をさせてもらったりしているうちに、、、
気づいたことがありました。
ところで、あなたはどこに当てはまりそうですか?
このQuestionは、行動心理やコミュニケーションの特徴を類推できる行動診断的なものなのですが、なかなか面白いので今度紹介します。
相談に来る人の傾向として・・・
相談にくるJリーガーに共通することがあったのです。
それが、
ポジションですっ❗️❗️❗️
正確にいうと、ポジションによって、「思考と行動」の傾向があることが明白になりました。
そもそも、ポジションがFWの方は、あまり相談に来ません。
ポジションによって思考と行動パターンがちがうんです!
【FWの方の思考と行動の傾向】
相談にきたFWの方は、いくつかアイデアやヒントをお伝えすると、急いで帰ります(笑)
自分の答えが見つかり、帰るときには次の行動に移っていたりします。
【MFの方の思考と行動の傾向】
一緒に話をしながら、「こういうことですか?」「こんな感じですか?」と話の勘所を確認しながら全体像を掴んで行こうとする方は、MFなど中盤の選手が多かったりします。
【DFの方の思考と行動の傾向】
話の全体像を聞いてから、ひとつひとつ確かめるように質問をしていきます。そうして全体像を確認して、吟味しながら、「ここはこうしてみたらどうですか?」「あれは、こっちにしてみては?」と調整をしていく傾向があります。
【GKの方の思考と行動の傾向】
全体像を掴むスピードが速く、早い段階で客観的な問いかけをすることが多いです。それから、ビジネスの話をすると利益モデルなどをすぐに計算したり、構造を理解するのが早いです。
ある程度の予測と、外してくる個性に対応しています
すべての人が当てはまるわけではないと思います。
だから、ポジション別の行動特性と傾向を想像しておきながら、その人のベースにある考え方、サッカーで経験してきたことなどを聞くようにしています。
すると、相談してきたJリーガーのポテンシャルと今後の人生の展開をポジティブに上昇させていくアイデアが、湯水のように出てきます。
そのアイデアを元に、どれくらいプロデュースしたり、実務サポートをしたりするのかを、選手と相談して決めています。