Jリーガーになったのに、「日本代表になりたい」って言えないって・・・どういうこと?
ここ数日、厚生労働省の記事の画像の一部を取り上げて
「コロナは風邪の一種じゃないか」という投稿を見かけます。
そうですよ。癌の一種ではないですから・・・。
[引用元;第一三共ヘルスケアより]風邪の定義
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/01_kaze/
それはともかくとして、
今、 SNSで出回っている厚労省の画像は、
2月17日の記事で今と状況は異なります。
2月17日といったら、海外渡航もできましたし、
スペインやイタリアではコロナが蔓延する前。
多くの方が発症するずっと前です。
私も、その時は、スペインにいたくらいで・・・。
内容がどうなのか?
云々の前に、チェーンメールの原理ですね。
そして、チェーンメールと思わずして、
チェーンメールを伝えるという風潮は
日本の環境のひとつの特性なのかなと感じています。
2人のサッカー選手の言葉
こういう状況の中にいると、
ふと思い出すことがあります。
私にこっそり本音を語ってくれた
2人のサッカー選手の言葉です。
「本当はプロを目指したい」という
高校サッカー部の男子生徒の言葉。
「Jリーガーになったんだから、
日本代表だって目指したいけど、言えないですよね」
という現役Jリーガーの言葉。
環境が言わせない言葉
環境が言わせる言葉
というのがあります。
1型糖尿病で元Jリーガーの杉山新さん。
「プロの時は病気のことは言えなかったですよね」
と話していました。
レアル・マドリードのナチョ選手は現役で
「だれかの勇気になれば・・・」との想いで、
1型糖尿病という同じ病気を公表している。
この違いは何か?
「環境」です。
目指す未来を実現するための言葉
SNSという文化が生まれ、
オープンなやりとりの場が増えている「環境」が
素晴らしい関係性を生み出す「環境」になったらいいな。
例えば、ナチョ選手のように
「発することをだれかの勇気に届けたり」
「発した言葉が、だれかの行動の後押しになったり」
そんな風にして、
★環境が言わせる言葉 が
目指す未来をイメージして、それを実現するための
言葉だったらいいなって思います。
どんな言葉を発するか?
★だれかの夢の後押し
★実現したい未来をイメージするためのきっかけ
★「自分がどうありたいか?」を子どもたちが正々堂々と公言できる
例えば、そんな言葉を私は発していきたいです。
そんな想いで、私立高校でスポーツ教育専攻の講師をしています。
夢は、現実の社会に存在するもの。
なりたい未来は、堂々と言葉にできてこそ、実現のプロセスが見えてきます。
私は、ドクターストップで「オリンピック出場」という夢は閉ざされてしまいましたが、それ以外の「夢」は現実の社会のなかで、すべて言葉にして実現してきました。
今は自分の夢というよりも、子どもたちの夢を後押しできる言葉を紡ぎたい。
プロになりたいっていう学生がいたら、どうしたら実現できるかを一緒に考え、言葉にしたい。
プロになってもっと前を目指したい。けれど、周りの選手の凄さに自分の言葉を見つけられなくなった選手の後押しがしたい。
そうやって、目指す未来をイメージして、自分の言葉にしてスポーツキャリアを実現する。
そんな背中をポンとして、やる気スイッチをいれるサポートを言葉×脳(思考)のチカラで、全力でサポートしたい・・・と考える日々を過ごしています。
同じ1型糖尿病でプロとして活躍しているナチョ選手と、元Jリーガー杉山新さんが、国境を越えて子どもたちに勇気を与えてくれています。