【後編】東芝ブレイブルーパス東京の大躍進をデータで振り返る
日本代表選手の活躍を紐解く
前編ではリッチー・モウンガ選手の活躍を振り返りました。後編では、リーチ・マイケル選手やワーナー・ディオーンズ選手といったブレイブルーパスに所属する日本代表選手が前シーズンと比べた際にどのくらいパフォーマンスを上げたのかを見ていこうと思います。
今季のブレイブルーパスで一番注目を集めたのは、リッチー・モウンガ選手であるでしょう。しかし皆さんがお気づきのように、日本代表選手の活躍も優勝に大きな影響を与えていました。
こちら赤い点がブレイブルーパスに所属する日本代表選手です。前回(前編のリンク)と同じく、横軸はプレーのインパクト(xP)、縦軸がチーム影響度(RAPM)を示しています。
何人かを絞って見ていきましょう!まずは、キャプテンでありチームの支柱であるリーチマイケル選手。
リーチマイケル選手のRAPM(チーム影響度)はチームトップです!献身的なタックルやジャッカル、クリーンアウトといったプレー以外にも、見えないワークレートやキャプテンシーといったものが数字に表れていると言えます。
決勝でのリーチマイケル選手のトライ阻止!
二人目は、原田衛選手。日本代表に最近招集された選手です。イングランド戦での活躍も記憶に新しいですね!
原田衛選手はRAPM、xP共に非常に高い選手であることが分かります。運動量とアタックセンスが試合を見ていても分かります。
原田選手のラインブレークからチームがトライ!
最後に、原田衛選手とある選手を並べてみました。隣にいるのは誰か当ててみてください。
なんと、リッチー・モウンガ選手です!データからは、原田選手が80分当たりにもたらす得失点の貢献度はオールブラックスの10番と同等と言えます。
※年間あたりの得失点は80分あたり貢献度×出場時間なので異なります。
以上、前編・後編と2回にわたってリーグワンの優勝チーム東芝ブレイブルーパス東京の活躍を選手評価の観点から振り返ってきました。DePostaでは、ポジションの異なる選手の比較、選手がもたらす得失点など、色々なことを知ることができます。
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