見出し画像

いくら必要か把握できてるのかって話(地域おこし協力隊18ヶ月目)

ども、地域おこし協力隊の黒木です!

地域おこし協力隊の期間も残り半分となりました!

最近整理収納アドバイザーの資格を取得しようと頑張っているのですが、とてつもなく楽しい〜!
特に最近は宅建の勉強が疎かになってしまっているのでそれを忘れるかのように勉強しているのですが流石に合格できないと面目まる潰れなので勉強再開したいと思っています。

今回はお金の話です。
地域おこし協力隊の中には「給料は安いから結婚は無理」とか「起業しても稼いで行けるかわからない」ということを言う方がいます。
そんな方に聞きたい!

「あなたは一ヶ月の最低限度の金額を把握していますか?」
ここです。

いくら必要?

あなたは今月いくら必要ですか?
これがわからないと「不安」ばかりが育ちます。
また、贅沢を認知できなくなってしまいます。

また、貯金をすることができても溜め続けてしまう人も私は気になります。
貯金の上限額が決まっていない人は「溜め続けてしまう」ことに慣れてい流のか不安症な人なのかと思ってしまいます。

「貯金額の上限はこれくらいがいいよ」ということはいろんな本や記事で言われています。
「月収から決定」「年齢から決定」「ライフプランから決定」

月収から決定

<二人以上の勤労世帯 年間収入別・1か月あたりの収入・支出>
収入、可処分所得、消費支出、貯蓄可能額(黒字)、貯蓄率(黒字率)
平均       492,681 円309,469 円183,213 円37.2%
200万円未満   171,860 円158,474 円13,387 円7.8%
200~250万円213,441 円194,884 円18,556 円8.7%
250~300万円254,171 円224,833 円29,338 円11.5%
300~350万円269,212 円212,737 円56,475 円21.0%
350~400万円308,917 円226,709 円82,208 円26.6%
400~450万円335,530 円233,530 円101,999 円30.4%

年収が250~300万円に至るまでは、収入の10~20%を貯蓄に回すことを第一に考え、貯金の習慣が身についてきたら割合を増やしてみましょう。

https://fpnavi.net/content/10081.html

私は年収280万円なんで(地域おこし協力隊のため)
可処分所得は月25万円、消費支出は月22万円、貯金額は平均3万円となります。ですが実際のところ可処分所得は月に25万円もありません。手取りは12万円程度ですのでw

ということであんまり参考にならないですね!
また、月に22万円の支出を出来るとも思えないのでそもそもデータの外れ値のような私には参考にならないってことです。

年齢から決定

続いて年齢から決定。

<二人以上の勤労世帯 世帯主の年齢別・1か月あたりの貯蓄状況>
年齢(世帯主)手取り収入(可処分所得)消費支出貯蓄率(黒字率)
29歳以下:435,680円 236,243円 45.8%
30代  :476,698円 265,640円 44.3%
40代  :527,972円 315,517円   40.2%

https://fpnavi.net/content/10081.html

現在27歳の私は手取り14万円、彼女と合わせても43万円にはなりませんね。支出額は彼女の支出を計算してみないとわからないですがおそらく20万円は超えていると思います。
そもそもこのデータ、参考になることと言ったら消費支出が年齢とともに推移する金額が可処分所得と同等だよということくらい。
これもあまり参考にはならなさそうです。

こういったデータを見て一喜一憂するのは平均を下回っている人の場合が多いと思います。私もですがw

ライフプランから決定

<ライフイベント別費用の目安>
ライフイベント費用の目安概要
出産費用:46万217円(出産費用の総額平均)
教育資金:1,002万6,535円(幼稚園~高校公立、大学私立)
住宅購入資金:2,614~4,528万円(全国平均所要資金)
老後の生活費:月24.1万円(65歳以上の二人世帯の月消費支出)
介護費用:581.1万円
(介護一時的費用は平均74万円、介護費用平均8.3万円/月。介護を始めてからの期間は平均5年1か月)

https://fpnavi.net/content/10081.htmlを抜粋

ライフイベントは起こるか起こらないかわからないので考え過ぎてはいけません。
ですが、子どもが欲しい人は出産に50万円、教育に1000万円が16年間で出て行きます。教育には年に62.5万円は掛かるってことです。月にしたら5.2万円です。

住宅購入をしないと決めている人であれば住宅購入資金:2,614~4,528万円(全国平均所要資金)は考えずに済みますし、田舎に行けば激安で空き家に住めるかも知れません。
まぁ私はこんな災害大国にいてマイホームなんて絶対いらないですけどねw
住宅は資産でない限りは相当な不良債権ですよ。

老後の資金はインフレすれば月24.1万円なんてもんじゃ済まないでしょうからボケ対策という面からも生涯働くことは辞めないほうが無難だと思います。

介護を受けなければならない状況になればなれば様々な保障制度もあります。【知らなきゃ損】介護の費用制度や補助金について知ろう!介護施設やリフォーム関連の制度もご紹介

ちなみに老後の資金を27歳から貯めるのはアホのすることだと思います。
そこまで生きてるかわからないのにw
目の前(子どもが欲しいなど)を見てそれを積み上げて必要貯金額を決めたほうがいいでしょう。

私の場合

私の場合は「生活費の6ヶ月分」としています。
理由は簡単で、月収がいくら上がろうと下がろうと生活にかかるお金は変わらないですし同期がどれだけ貯金してても自分は自分だからです。
ライフプランとして結婚して子どもは欲しいのでちょっとこの期にリサーチしてみました。

結婚にかかるお金

ゼクシィの調査によると婚約~新婚旅行までの費用の平均は510.7万円です。結納式、婚約指輪、結婚指輪、新婚旅行代など、さまざまな費用がかかります。

平均費用
婚約指輪35.8万円
結婚指輪26.1万円
結納式(食事を含めた会場費)16.6万円
→両家の顔合わせ食事会なら平均6万6000円。
結納金98.8万円
挙式・披露宴・ウェディングパーティー303.8万円
新婚旅行費用(お土産代を除く)29.6万円
合計510.7万円

結婚までに貯金はいくらためておくと安心?結婚式の費用や平均貯蓄額から計算!

結構な値段が出ましたねw
ただよくみて貰えばわかるのですがかなりお安く済ませられそうな項目も多いですよね!

例えば「結納金」は最近は渡さないことも多いです。
実際に私もそのような古風な制度は取り入れておりません。
よって結納返しもありません。
結納金は、新婚生活で必要な家具・家電の購入費や、タンス・衣装などの嫁入り道具に使われることが多いです。新婚生活には私の家に住んで揃っていますし、タンスも不要。
現代では嫁入り道具なんてほぼ無いので形骸化しているのでは無いでしょうか。
結納しないので結納式もありません。
両家顔合わせには5.5万円掛かりました。

婚約指輪は人それぞれこだわりがあると思いますが婚約にブランドって本当に必要なのか考えてみればこの金額が必要なのかがわかりそうです。
うちの彼女がいい子だからかも知れませんが婚約指輪に文句を言う人とは価値観が合わないので婚約破棄でOK!と思います。

結婚指輪も同様です。
毎日着けるものですから「耐久性」「つけ心地」が大切では無いでしょうか?
まだ購入してないので値段は分かりませんが、ブランドでは無いものでチタン製のものを買う話をしています。
シンプルであれば「結婚指輪」と言う名前で売っていなくても4号と12号を購入することで事足りると思うんです。
こういったものはお互いの気持ちが大切ですからね。
おそらく15万円くらいで収まる気がします。

挙式・披露宴については最近の悩みの種です。。。
「やりたい彼女」と「いらない俺」
この議論で破局するカップルも少なく無いので慎重に進めたいところ。
ただ一番大きいのもここです。
私は宗教上人前式というスタイルなのでそれ以外に「フォトブライダル+披露宴」でどうにか納得してもらおうかと思ってます。

新婚旅行費用(お土産代を除く)29.6万円は沖縄に行くことにしているので下記を参考に計算した場合は60万円ほどになるでしょう。

沖縄へ新婚旅行に行った場合、ゆっくりできる日程は3泊4日程度でしょう。 その際、交通費などを含んだ旅費は一人につき30万円~40万円ほどの予算が必要です。 時期によって変わりますが、往復の航空チケット代金が東京発着で約10万円~20万円程度、ホテルへの宿泊費は15万円から30万円程度かかります。

沖縄旅行での費用はどのくらいかかる?相場や費用を抑える方法もプロが解説

ゼクシィでは沖縄でお土産代を除く2人分の旅行費用:37万2000円と出ていたのでそれを参考にしても平均よりは高いことになります。

子供にかかるお金

これはライフイベントの時に計算しましたね!
ただうちの場合は目の前のことを考えるため50万円が必要ですが国保加入者が出産したときには出産育児一時金が支給されます。

健康保険や国民健康保険の被保険者等が出産したときは、出産育児一時金が支給されます。
その支給額については、令和5年4月より、42万円から50万円に引き上げられました。

出産育児一時金の支給額・支払方法について

ただ50万円では足りないという声も多いようで、
そうなるとやはり自前で50万円は持っていないと心配だということですね。

出産してからのお金は
内閣府「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」から、未就園児にかかる費用についてみてみると
0歳は月に7.5万
1歳は月に6.6万
2歳は月に6.7万
掛かるそうです。

https://benesse.jp/kyouiku/201701/20170110-3.html


ベネッセ

子どものための預貯金、保険が掛かってしまっているので支出というわけではないのですがなかなか掛かってますね〜

またお祝い行事に毎月1.3万円、年間15.6万円掛かっているのも
気になる部分です。

ここから言えることは「個人差があるよ」ということですね!

結論

結論から言いますと、いくら必要かを割り出すには下記の手順を踏むことです!

  1. 今月いくら使ったか

  2. 今年いくら使ったか

  3. 固定費と変動費を把握したか

  4. 固定費に無駄なものがないか

  5. 変動費に無駄なものがないか

  6. 一ヶ月の生活費×6はいくらか

  7. 近く起こるライフイベント分の貯蓄は6以外にいくらか

これでみなさんにも簡単に貯蓄額が割り出せると思います。

「不安」は無知から来ます。
知らないことは怖いんです。
知っていれば怖くなくなります。

しかも日本は国民に「最低限度の生活を保障する」優しい国です。
制度を知っていれば。

制度を知れば不安はなくなり、
必要貯蓄の額を知れば不安はなくなり、
支出を知れば収入に対する不安はなくなります。

知ろう!自分を。

いいなと思ったら応援しよう!