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私たちSPOONについて

子ども本人に情報届いていますか?
その言葉、子どもの選択で自ら決断しましたか?


私たちは、仕事や活動で様々な課題を抱えた子どもたちに接する中で、「アウトリーチとは何か?」を感じることが多々ありました。
何らかの支援につながっていると言っても、困っていることや悩んでいることを言葉にできない、困っていてもどうすればいいかわからない、誰にも「助けて」「ほんとはね…」と言えない子どもが多く、支援者のアウトリーチの捉え方に課題があると考えました。


保護者や関係機関の担当者が子どもに情報を必要なタイミングで届け、子どもが選択できる環境を準備し、子ども自身の決断を待つ、そんな関わりが出来ているのだろうか?
子どもの意思を確認することなく、良かれ主義で支援者が子どもの未来を決めていないだろうか?
支援者側が「困っていたら相談するだろう」「何かあったら連絡くるかな」と子どもから言ってくることを待ってるのではないだろうか?


課題を抱えながらも子どもが権利を主張することは、とても困難を極める行動です。
私たちは子どものアウトリーチについて研究し、発信していく取り組みから、この社会で生きていく中で、子どもに対して何ができるのか、どうしたらいいのか、どう訴えていくかそんなことを考えています。
子ども側の視点に立って、どうしたら子ども自身に情報が届けられるか、 子どもが意見や考えを自由に表明するためには何が必要か、あらゆる届け方を模索します。
だれにも相談できずに一人で課題を抱えて社会的に孤立している子どもの「声なき声」にアクセスし、子どもが声を上げることを諦めない社会を目指しています。

子どもの言葉を受け取り、伝える。言葉を聴いて、信じて寄り添う。
そんな当たり前のことを社会や大人に問い続けるSPOONです。


〈 10代フリースペースすぷーん 〉

【SPOONの主な活動】

つながりづくり

居場所事業「10代のフリースペースすぷーん」
ハッピーサンタプロジェクト

mierukaボイス

子どもボイス
大人ボイス
Ⅴtyuber

アウトリーチ活動

子ども支援
保護者・家族支援

子どもアドボケイト事業

ハンドブック製作(子どものふとした声をハンドブックに)
ロールプレイ

ソーシャルアクション

子ども視点でのアドボケイトの考え方発信
子どもアウトリーチにおける支援者支援(研修、講話、ワークショップ)

〈 ハッピーサンタプロジェクト 〉

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