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「ばか。」
Spoonにて行われた針山ミシンさん主催の「針山一言企画」。今回で3回目の開催となった大人気企画で第1弾「ん?」、第2弾「だめ?」に続く今回のテーマは「ばか。」である。
※このnoteは芥屋くんの限界おたくをしているアラサーのメスが芥屋くんの色気に絆され、とてつもなくメロついている状態で殴り書きのように書き記した感想文である。駄文・誤字・脱字は生暖かい目で見逃してほしい所存。
まどろっこしい前書きが長くなると読む気も失せると思うので早速感想へ。
一言【天才】である。
この企画は芥屋くんのためにあると言っても過言ではない。芥屋くんのシチュエーションボイスや、他の音源など過去作は舐めまわすように全て拝聴しているが、今回の【あーあ。ばかになっちゃったねぇ。】に関しては、控えめに言って「レベチ」であった。
毎度芥屋くんの音声作品の感想を語る度に私がしつこく口にするのは【呼吸感】であったり【間のとり方】だが、芥屋くんは毎度毎度この部分の感覚がずば抜けていてシチュエーションボイスもボイメもしっかりとした「会話感」が生まれている。ただ台本をペラペラと読むのではなく、聞き手にその情景を容易に想像させるような間のとり方をするのだ。
そういった部分が私が芥屋くんの音声作品の1番好きな部分なのだが、なんと言っても今回のこの企画、演者1人に与えられた時間はたったの5秒。何度も言うがたったの5秒である。豚骨ラーメンの麺を茹でる時間よりも短い。バリカタですらゆで時間は20秒だ。5秒などとんでもなく短い。
その5秒という限られた時間にさまざまな演者たちが多種多様の情報を詰め込むなか、芥屋くんの5秒から我々が得た情報は【エロ】だったのではないだろうか。【色気】なんて生易しいものでは無い。あれは【エロ】だ。垢BANが不安になるくらいのしっかりとした【エロ】である。
※ここから下は多少の過激表現を含みます。
ご了承ください。
-------------キリトリセン--------------
配信で聞く音声よりも少し低めの落ち着いた声、鼓膜を突き刺すように響く
【あーあ。ばかになっちゃったねぇ。】
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ。人が死ぬど。本当に。
一昔前のレディースコミックなどに付録として付随されていたR18シチュエーションボイスの世界に吹っ飛ばされたのかと錯覚した。危ない。
あの時枠にいたアクティブは200人over。男女比としてもきっと女性が多かったはず。私と同じような感覚に陥った女性も少なからずいるのではないだろうか。節操のないことを言って本当に申し訳ないのだが、ちゃんと【抜ける】のである。いや、抜くブツは持ち合わせていないのだけれど。
職業柄、人生の大半を【エロ】と隣り合わせで生きてきた私。貞操観念もとっくの昔にぶっ壊れ、基本的にエロという概念がないためにそういった音声作品や、映像作品に触れても特段なんの感想も得ないのだが、びっくりする事にしっかりムラついたのである。
「うっっっっわ、抱かれてぇ…」
芥屋くんの作品を耳にした時の私の第一声だ。
おかしい。普通に考えておかしい。
推しに対して抱く感情としておかしい。
たしかに企画前の配信上でも芥屋くんご本人の口から、「過去一えっちかもしれない」とは伺っていた。
いや、余裕で想定を超えてくるじゃん。こちら走り高跳びかと思っていたのに、ちゃんと棒高跳びしてくるじゃん。怪我するて。準備運動させてほしい。
私は今回の芥屋くんの【ばかになっちゃったねぇ。】の【ばか】に2つの意味合いを勝手に汲み取っているので、まずそこの部分の勝手な解釈と考察を書き記そうと思う。
【ばか】
①知能が劣り愚かなこと。
②用をなさないこと、機能が失われること。
要するにぶっ壊されているわけだ。精神的にも身体的にも。なるべくオブラートに包みたいのでその努力をしながら書き記してはいるが、それがどこまで持つかはわからない。
好きすぎるが故にメロつきすぎて【ばかじゃん笑】などは、私も枠中によく言われる。ちなみに既に8回は言われていた。画録で確認済みだ。そしてこの場合は①に該当。自身でも気狂いの自覚はあるし、だからこそ今回の音声作品に湧き散らかすことが出来たのかもと思う。
問題は②だ。私が感じた【エロ】は多分ここから来ている。物が壊れたときなどに「あー、こればかになってるわ」などと表現することがある。ドアノブや充電器のコード、螺子式の何かなどに使われることが多い言葉だ。要するに使い倒されてぶっ壊れたものに充てられる言葉なのである。
【あーあ。ばかになっちゃったねぇ。】
使い倒さ…れ…?ぶっ…壊れ…?
音声作品を耳にしたあとの私の二言目は
「(対象の相手)ぶち犯されてますやん…」
である。本当にこの節操のないおたくは一旦ちゃんと義務教育を受け直せ。まったく。
だが仕方ないのだ。なにせ私は「被虐癖を拗らせた女」なので、もはや癖であり感謝すらしてしまった。東京方面に足を向けて寝ることすらはばかられる。
だが勘違いしないで欲しいのは、こちらも誰でもいいわけではない。芥屋くんの声から紡がれた言葉だからこそ沸き散らかしたり、ムラついたりするわけであって大前提に【好き】がないと成立しないのである。好きな相手だからこそ脳みそも喜んでフル稼働、妄想が捗るのだと思う。
【好き】という感情を掘り返すとなると、なぜこうも芥屋沼にしっかりと沈んでしまったのかというところから話さなければならなくなる。
聞き心地のいい低音、たまに見えるギャップ。やはり沼と言うよりも「泥温泉」なのだ。
こちらの勝手なイメージではあるがクールでかっこいい低音お兄さん、しかもスパダリ要素満載、かと思えば絵心サイコパス、早口言葉は噛み噛み、本気で笑っているときは少年のよう。このギャップという名の反復浴がたまらなく楽しい。楽しいというか美味しい。泥温泉を飲み干す勢いでおたくをしてしまうのである。
可愛らしい一面を普段の配信やTwitterなどで拝見していたところに急な【エロ】の供給。死ぬど。ほんとに。毎度毎度、命の危機を感じている。残機がいくらあっても足りないのだ。助かる(?)
だがしかし、この私たちファンが勝手に抱いている芥屋くんのイメージ、それが最近芥屋くんを苦しめていたのかもしれないと思った。これも憶測でしかない部分なので読みたくなきゃすっ飛ばしてほしい。
完璧を求められ過ぎてしまうことに対して少し疲弊したご様子がTwitterから伺えた。プロフィールが「不器用」になっていたり、「申し訳ない」などのツイートから少しお疲れモードかなと。
当たり前である。これだけたくさんの企画に出演されて、録音しなきゃいけない、編集も…配信もしなきゃ…など追われている物事がてんこもりなのだ。そりゃ当たり前に疲れる。
だが美化しているわけでも、空想を語るわけでもなく、そんなあなただからこそ好きになった。私は「ちょっと弱っているのかも??」と感じる姿すら愛おしくてたまらないのだ。
そしてそんなご様子が針山一言企画の前日に少し垣間見えた気がしていたから(気がしただけかもしれない)こそ、私はきっと油断していたのだろう。この人はそんなこちら側の「そうだよね、疲れちゃうよね」などという余計なお節介を吹き飛ばすかのごとく、核兵器ばりの5秒を投下済みだったのだ。
【恐るべし、芥屋】である。
弱っているのかと思いきや、世の中の酸いも甘いも経験してきたアラサー女をここまでメロつかせるのである。たまらん。本当に。
-------------キリトリセン--------------
おたくという生き物はとても不思議で、一般人の数十倍の想像力を持ち合わせている人種である。そして今回のこの5秒の音声作品から汲み取られた【エロ】に関して、頭の中を妄想で膨らませるにはスパイスが効きすぎているまである。だからこそこんな時間(なう(2025/02/02 07:48:56))こんなことを書いている。(書き始めたときは4時台)(絶対に寝ろ)
書けば書くほどキリもない。
読み手を疲弊させるのも心苦しいので今回はこの辺で〆。
最後までお付き合い頂いたあなたに
最大級の感謝と愛を。