企業がTwitter・LINE・FBを活用するポイントと失敗理由
こちらの記事で昨今の消費者行動の変化について書きました。
その記事でインスタグラムについても書いておりますので、今回はその続きでTwitter、LINE、FBについて書きたいと思います。
こちらの記事がまだ読んでない人はこちらから読んでみてください。
Twitterを活用するポイント
多数の方に「リツイート」や「いいね」をされる「バズる(大量に拡散される)」という現象
があり、爆発的に有名になることも可能です。 また、ビジネスアカウントでアンケート機能などを利用して情報収集などもでき、アナリティ
クスで閲覧数の推移なども確認できるのもメリット。
注意点
手軽に投稿しやすいため、不用意な発言やミスをした投稿などが「炎上(多く
の人に批判されること)」することがままあります。
リテラシー能力も問われ、問題発言などはないか十分に注意する必要があるで しょう。
また、匿名アカウントが多いい為、ネガティブコメントも書かれるこ とがありますので、運用には注意が必要です。
Twitterで重要視されるのは「面白さ・話題性」です。
リアルタイムで膨大な量の情報が錯綜するので移り変わりが激しく、トレンドも重要となります。
えてして「お得な情報」よりも「いかに面白いか、話題性があるか」を望まれることが多いため、「広告っ ぽさ」はNGとすることが多いです。
企業がTwitter運用に失敗するケース
1・目的の無いフォロワー増やし(相互フォロー)
ツイッターでマネタイズするために数字のマジックは不要
2・リツイート企画
自分が誰かのリツイート企画に参加」する事は、よっぽど自分自身にとってメリットの ある企画じゃ無い限りほぼメリットはナシ
3・どうでもいい呟きをする事
この人のツイートを見れば、お役立ち情報を貰える! という気持ちから、ツイートを見てくれる訳です。
4・目的の無いツイッター運営
「計算して」戦略的にツイッター運営していく事で、様々な成果を生み出せるようにな るのがツイッター
Twitterカギとなるアカウント運用ポイント
その1:何のためのツイッターアカウントなのか?きちんと考えること
・webに誘導する為?・交流の為?・ビジネスにつなげる為?
その2:セルフブランディングすること
・今までやってきた事・できる事、得意な事・世の中のニーズ
その3:プロフィールをきちんと設定すること
・「何をしてる人なのか?」「どんな人なのか?」
その4:固定ツイートを戦略的に設定すること
・プロフィールをチェック・固定ツイートをチェック・日々のツイートを見る
その5:濃いフォロワーを集めること
・日々ターゲットとなる仮想フォロワーに役立つ情報をツイートしていく事
その6:フォロワーさんとコミュニケーションをとること
・コメントリツイートしてくれた人にはきちんと反応する事
その7:フォロワーさんの生の声をきくこと(アンケート含む)
・何が欲しいのか?・本当の悩みは何なのか?
Facebookを活用するポイント
ビジネス用アカウントはFacebookのアカウントを持っていない(ログインしていない)人も閲覧す ることができ、記事自体にもSEO効果(検索対象となる)があるので、Facebookユーザー以外にも アプローチが可能です。
他のSNSより比較的フォーマルで真面目な投稿が多いので、ホームページの代わりに運営することも よくあります。
簡易的なビジネス(商品販売、お問合せ、予約などの)機能も兼ね備えており、個人事業主や中小企業にもオススメです。
もちろん自社URLなどを載せ、広報に専念した運営もできるので様々な業種に対応しています。
メッセンジャーやページの設定など、多くの機能を兼ね備えた万能なSNSとなります。 投稿時間の設定もでき、アナリティクスで情報収集も可能です。 ターゲット層が幅広く、他のSNSにはない中高年がメインの広告がうてるのも特徴。
企業がFacebook運用に失敗するケース
その1:「タダでできる」からと軽い気持ちでスタートする
「とりあえず作っとこう。いつか何かの役に立つだろう」そう仰る方も多いのですが、そう いう方には、放置されたfacebookページが企業の品位やイメージを損ねる可能性がある
その2:運用も簡単にできると思ってしまう
「おいしい情報」を次々発信していけば、どんどん人が集まってくるだろうと簡単に考えて
しまう。
その3:一方的な情報発信の場とはき違えている
伝えたい情報を相手の反応などお構いなしに一方的に発信する。
その4:発信する素材がそもそもfacebookに向いていない
テキストばっかの投稿や長いテキストなど
その5:コミュニケーションができていない
反応の悪さは、当の相手だけでなく、ページを訪れたすべてのユーザーに見られていることを意識すべきです。
その6:すぐに結果が出ないからと手を引く
中長期的な目標設計が不可欠です。それがあることで、目先のいいねに惑われず、安定した ペースで走り続けることができるのです。
Facebookカギとなるアカウント運用ポイント
その1:ターゲットユーザーを明確化する
必ず自社の商品を購入してくれるであろうターゲットユーザー像を明確化しその方たちが ファンになってもらえるよう運用
その2:ユーザーに役立つ情報を常に考える
最終ゴールとして投稿を見てくれたユーザーにどうアクションを起こして欲しいのかを常に考え投稿をする
その3:ターゲットユーザーの声を見てみる
各個人アカウントページから実際にどのような悩みや興味を持っているのか、ターゲットユーザーの声を拾ってみる
最近のFacebookは名刺がわりに、自分紹介で使ってるケースが増えています。 プロフィールが細かく書けますので、自分のプレゼンや、HPの代わりになってきております。
企業の情報収集にラインを活用する
企業からのプロモーション情報などをスマートフォンで収集する際に最もよく利用されているアプリはLINE という結果に、その利用率も57.7%と半数を上回っています。
公式アカウントと友達になった理由
「最新の情報を知りたいから」も49.0%と多く、利用者は企業の情報収集目的でLINEを活用していることがわかります。
企業からのラインメッセージで購入のきっかけ?
LINEは企業の情報発信として最適なチャネルであるだけでなく、利用者の購買行動を促す効果も持ち合わせ ていることがわかります。企業と顧客のコミュニケーションチャネルとして非常に有用といえるでしょう。
公式ラインカギとなるアカウント運用ポイント
LINE公式アカウントの基本機能でも性別や年代、居住地(都道府県)など
でセグメントは可能ですが、現在は消費者が商品やサービスを選ぶ時代で す。
そこでは、一人ひとりのニーズに合致したOne to Oneマーケティングが 重要とされています。
そのため、属性情報に加え相手の必要とする適切なタイミングでメッセー ジングを行うことが最も重要なポイントです。
店舗の集客や定員さんの呼びかけに加え「LINE登録」という心理的なハー ドルの低さによって、短期間で多数の新規会員を獲得することも可能です。
コミニュケーションツールとして「LINEをどう活用すれば効果のあるOne to Oneマーケティングができる か」を1番に考えて運用する必要があります。運用ルールを設けることにLTVも高まります。
講義ではさらに詳しいご説明しております。