【MLBドラフト】モックドラフト2024全体24位ATL


凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由

24.ATL ジョナサン・サントゥッチ(Jonathan Santucci):LHP:左投左打:6-2/205:Duke
90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で96マイルをマーク。特別速くはないがノビのある4シームをクロスファイアで投じ空振りを大量に奪う。スピードが極限まで殺された変化量の多いスライダーも非常に有効的。今年はコントロールを乱すことが多く成績を落とした。故障が多い点は気がかり。


 2016年から2018年までは全体1桁の指名順位が続いていましたが、2018年からは6年連続で地区優勝を果たしているため近年は1巡目が遅いスタートとなっています。

 アレックス・アンソポロスがGMに就任して以降高校生を1巡目指名したのは2022年のオーウェン・マーフィーのみとなっており、高校生指名は少なくなっています。高校生の1巡目指名は可能性としては0ではないですが、あえてここで賭けに出る必要もないと思うので大学生の中から候補を絞りました。

 アンソポロスGM下でのドラフトは投手の1巡目指名が多く、野手を1巡目指名したのは1回のみです。2020年からは4年連続で投手を1巡目指名しています。

 野手にめぼしいタレントが残っていないことから、今年も投手を1巡目指名すると予想しました。

 ATLの投手指名は大学での成績が奮っていなくともポテンシャルを買う点が特徴です。

 過去にはドラフトイヤーに成績が伸び悩んだライアン・キューシックやハーストン・ウォルドレップを1巡目で指名しています。

 大学での成績が奮わなくともプロの育成下では才能を開花させられる自信があるかのような指名が続いています。

 現在残っている大学生投手で以上の条件に当てはまるのがジョナサン・サントゥッチでした。投げているボールは非常に魅力があるタレントですが、故障の多さとそれに起因してかコントロール難にも悩まされ、大学では長いイニングを投げることができず苦戦していました。

 ただ、奪三振能力の高さは今ドラフトクラスの大学生投手の中でもトップクラスでスターターとして回すことができれば大きく跳ねる可能性を秘めています。


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