【MLBドラフト】モックドラフト2023全体20位TOR
凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由
20.TOR トミー・トロイ(Tommy Troy):SS:右投右打:5-10/197:Stanford
小柄なサイズからは想像できないパンチ力が魅力。積極的にスイングを仕掛け、ハードヒットを飛ばすことができる。四球数は少ないがゾーン管理は優秀でフリースインガーではない。2Bを守ることが多かったがアーム、スピード、スキルはいずれもSSには十分。
ロス・アトキンスGM体制以降のTORの1巡目指名ははSSか投手という方針になっています。昨年までは高校生投手を避けていたと思われましたが、ついに解禁され野手・投手ともに高校生と大学生双方の指名の可能性を考える必要があります。
野手はSSのみの指名となっていますが、プロでもSSに残れることが条件ではないようです。アマチュアレベルでSSをこなすことができるより打力のある選手を求めているように見えます。
大学生SSとして候補に挙がるのはトミー・トロイでしょう。今年は3Bでの起用が多いですが、スペック的にはアマチュアレベルならSSを務められると見られておりTORが求める条件はクリアしているでしょう。
高校生SSで1巡目指名されそうなタレントとしてはウォーカー・マーティンにコルト・エマーソンやケビン・マクゴニル、ジョージ・ロンバルドJrの名前が挙がるでしょう。
大学生投手についてはこの指名順位で指名すべき選手はいないと判断しました。高校生投手としてはトーマス・ホワイトかチャーリー・ソトがその候補となるでしょう。
この中ではまず高校生投手を候補から外しました。昨年はロス・アトキンス体制下では初となる高校生投手の1巡目指名が実現しましたが、より上位で指名されると目されていたブランドン・バリエラが思いがけずスリップしてきたからこその指名に見えます。上記の2名の高校生投手にはブランドン・バリエラほどのバリューがあるとは思えず今回はパスすると読みました。
大学生SSか高校生SSか悩みどころではありましたが、トミー・トロイを指名すると予想しました。上記の高校生野手も優秀なタレントであることには変わり有りませんが、高校生の1巡目指名は上記のブランドン・バリエラを含めてもロス・アトキンスGM体制下以降2回しかありません。よほどのタレントではない限り指名しないのでしょう。
上記の高校生SSがトミー・トロイをスルーしてまで指名すべきかタレントではないと今回は判断しました。