【MLBドラフト】モックドラフト2023全体22位SEA
凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由
22.SEA ブレイデン・テイラー(Brayden Taylor):3B:右投左打:6-1/180:TCU
打撃では優秀なピッチセレクションで高出塁率をマーク。バットスピードは特別速くはないが、タイミングの取り方が上手く前でボールを捌くことができる。スピードは平凡だが、スキルはIFに残るには十分。
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ジェリー・ディポート体制以降のSEAの1巡目指名は大学生投手かアスリートタイプの野手となっています。20年までは一貫して大学生を指名していましたが、21年からは2年連続で高校生野手の指名となっています。
契約金については大幅なアンダー/オーバースロットはなく、おおむねボーナススロット通りの契約金を出しています。
大学生投手でこの指名順位で指名すべき選手はいないと判断、このカテゴリーは候補から外しました。
アスリートタイプの野手をピックアップすると高校生からはディロン・ヘッド、大学生ではチェイス・デービスやトラビス・ハニーマンが候補に挙がりました。
この中からブレイデン・テイラーを選んだのはヒッティングツールの高さをSEAが好むと判断したからです。過去2年の高校生野手は身体能力もさることながら、ヒッティングツールに高い評価を得ています。上記の候補もヒッティングツールに欠けるというわけではありませんが、この中で順位をつけるとなるとブレイデン・テイラーがトップになるでしょう。
スタッツの打率自体はそれほど高くはありませんが、それは春先の不調と長打を意識しすぎたこともあり、逆に言えばその気になれば多少の低打率を覆せる実力があるということです。
身体能力という点では上記の候補から遅れをとる点もありますが、IFに残ることができる、SSとしてのプレー経験もあるということも考えると大きなマイナスにはならないと見ているのではないでしょうか。