お笑いの面白さを教えてくれた大人気漫才師
私は小さい頃からお笑いが好きでしたが、前までは今ほど熱心なわけではありませ
んでした。しかし、そんな私をこの「お笑いの沼」に引きずりこんだ芸人がいます。それは大人気漫才師の和牛さんです。
和牛さんはボケの水田信二さん、ツッコミの川西賢志郎さんの2人組漫才師です。お二人ともNSC大阪校(吉本が運営しているお笑いの学校)26期生で、同期にはアインシュタイン河井さんや藤崎マーケット、かまいたちなど名だたるメンバーがいます。劇場だけでなくテレビなどでも大活躍しているお二人。印象が強いのはやはり「M-1グランプリ3年連続準優勝」という前代未聞の記録を立てたことだと思います。
和牛さんを初めてしっかりテレビで見た時のことは今でも鮮明に覚えています。まさに、毎年多くの人が注目する漫才界の頂点を決める大会、M-1グランプリ2017でした。(2015年からM-1には出場されていたので、もっと早く知るチャンスもありましたが、私がしっかり見たのは2017年でした。)最初は「和牛が好き」というよりもツッコミ担当である川西賢志郎さんに一目惚れをしてしまったのです。あの青いスーツに端正な顔つき、落ち着く声にあのクセのある「もうええわ。」正直初めて見た時に衝撃を受けましたね。このような和牛川西さんファン、多いのではないでしょうか笑。
好きになったきっかけは川西さんでしたが、そこから和牛さんについて調べたり過去の漫才の様子などを見てどんどんとハマってしまいました。和牛さんはなんといってもM-1グランプリ3年連続準優勝の実力の持ち主。和牛さんの漫才の良さはいくつもありますが、私は特に「伏線回収の鋭さ」「心地よい女役」「情景が浮かんでくる漫才」について書かせていただこうと思います。
まず、伏線回収の鋭さについてですが、これは「花火デート」のネタで痛感しました。迷彩柄の服を着て花火デートにやってきたというボケの水田さん。これに対して川西さんもツッコミますが、これが後にすごい展開を遂げるのです。思わず拍手笑いをしてしまいますし、会場でも拍手笑いが起こるポイントです。花火デートのネタは私も大好きでおすすめなので、ぜひ見てみてください。
次は川西さんの「心地よい女役」です。よくツッコミ担当の川西さんが「まなみちゃん」などの女の子役をしながら漫才が進んでいきます。仕草や動き、話し方などがもう女の子なんです。可愛らしい女の子。女装などが綺麗な芸人さんはたくさんいますが、仕草などでは川西さんが断トツだと個人的には思います。まさに名人芸です。
最後に「情景が浮かんでくるような漫才」です。漫才では道具は使わず、センターマイクに向かって漫才師が話術と動きのみで魅せるものが多いです。最近では特にしゃべくり漫才と同じくらい、ネタに動きを入れたようなものが多いように感じますが、そうなると難しいのは、どうやってお客さんに情景を浮かばせるか、だと私は思います。
漫才だけでなく、普段の漫才に対する姿勢もやはり素晴らしいと私は考えています。よくSNSでも話題になっていますが、時間の正確さ、入念なネタ合わせ、漫才のことになると二人がし真剣になり、「ストイック」という言葉がまさにぴったりで、確かにバラエティなどでも引っ張りだこですが、漫才を大切にする姿に何度も胸を打たれています。
M-1グランプリ2021には、結成15年なので出場資格がありましたが、以前に言っていた「卒業」を貫いた和牛さん。ファンから労いの言葉や感謝の言葉でSNSが溢れていました。しかし、M-1以外の舞台にも全力な和牛さんをこれからも応援していきたいと思います。皆さんも、知っている方が多いかもしれませんがぜひチェックしてみてください。
また、和牛さんのネタで好きなものがあったり、おすすめなどがあればぜひ教えてください!
(今日の一言)
ガキ使は正直、ずーっと続くものだと思っていました。紅白派の私も少し寂しく思いますが、新しい特番も楽しみです。今まで楽しませてくれてありがとう。もうええわ。(もうええわは締めのためにつけているだけです、実際は書いた通り、感謝の気持ちでいっぱいです)
2021.9.20
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