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パートナーの想い~北海道ベースボールリーグ所属チーム すながわリバーズ~

スポナビアスリート(運営:株式会社スポーツフィールド)と業務提携したパートナーチームの想い、業務提携の背景をインタビュー形式でお届けいたします。

パートナーチーム

すながわリバーズ
北海道ベースボールリーグに所属するチーム。
北海道砂川市を拠点に活動し、甲子園出場経験者や韓国の独立リーグを経験した選手など、様々な選手が在籍している。

所属選手はデュアルキャリア(スポーツと仕事の両立)を実践し、地域活性化に向けて活動をしている。

すながわリバーズ Twitter

―スポーツフィールドとデュアルキャリア支援の業務提携を行う背景を教えてください。

齋藤邦宏すながわリバーズ球団代表(以下齋藤代表):プロや社会人リーグで活躍する選手は一握りで、多くの社会人選手は仕事と競技の両立をしています。
いつかは競技の引退を迎える中、長い人生を考えたときに、競技をしながら仕事を行うことが、より豊かな人生を過ごせるのではと考えました。

スポナビアスリートでは、アスリートのセカンドキャリアやデュアルキャリアについてサポートいただける環境があるため、今回の契約に至りました。

選手の「野球人生」ではなく、「人生」を支えていけるようにと考えています。

また、すながわリバーズが地域活性化の起爆剤になりたいという想いを持っています。
選手の8割が道外から来た方で、人口減少が激しい地域では選手が貴重な労働力となります。一生懸命働く選手の姿が、町の皆さんに元気や勇気を与えると思っています。

―すながわリバーズの特徴を教えてください。

齋藤代表:私たちすながわリバーズは北海道ベースボールリーグに所属しているチームです。

北海道ベースボールリーグは通称「HBL」と呼ばれ、2020年に立ち上がったリーグで、現在は「富良野ブルーリッジ」「奈井江・空知ストレーツ」そして私たち「すながわリバーズ」の3チームが所属しています。

すながわリバーズは、北海道ベースボールリーグ3つの理念である「社会課題解決」「コミュニティ開発」「人材育成」という理念に共感し、人口が減り続ける砂川市をスポーツを通じて活性化させたいという想いで活動をしております。

佐藤明義監督(以下佐藤監督):所属選手は様々で想いを胸にすながわリバーズに所属しております。
プロやレベルの高い社会人チームを目指している選手です。

2022年シーズンのキャプテンを務める選手は、元々ソフトボール選手であり、プロの世界へチャレンジしたいとすながわリバーズに来ました。彼は農家さんに務めていて、朝6時から仕事を行い、夜中までバットを振っています。

人生を掛けて夢にチャレンジしています。


―選手たちは日々どのようなスケジュールで過ごされているのでしょうか?

佐藤監督:就労先が異なるので時間差があります。農家に務める選手は6:30~8:00と朝早くにスタートして、仕事は14時に終わります。15時くらいからグラウンドで自主練を始める選手が来て、全体練習は15時30分からスタートというスケジュールです。

―新しいチームとして歩み始めたすながわリバーズですが、どのように選手を集めたのでしょうか?

佐藤監督:北海道ベースボールリーグ合同で行われたトライアウトを受けた選手を獲得しています。
トライアウトに参加した40名の選手たちは、ほとんどが道外から来た選手でした。

―デュアルキャリアに対してどのような想いでしょうか?

佐藤監督:仕事も競技も100%でチャレンジしてほしいです。

選手に期待していることは、今の環境に感謝して野球に取り組んで欲しいということです。選手を受け入れてくれている企業があって野球ができることへ感謝をし、一生懸命に仕事に取り組んでほしいと思っています。

選手の頑張る姿に心打たれ、応援するファンの方が増えるかもしれませんし、選手自身が、広告塔として価値を出してほしいと考えています。

そして、球団側もプロ契約などをこれからできればと考えております。加えて、職場での評価が高い選手の評価制度を作り、選手たちがより前向きに野球に取り組む環境を整えていきたいと考えています。

―今後取り組んでいきたいと考えていることはありますか?

齋藤代表:サッカーなどで取り組まれているファントークン(地域通貨)を、砂川市で取り組みたいと考えています。ファンや地域と球団が交流できる素晴らしいものだと感じていて、砂川市に元気を与えていきたいと考えています。

私たちはプロ野球球団ですから、子どもたちに夢を与えるために、野球教室や講演会といった青少年の育成事業なども行っていきたいと考えています。

加えて、チームの試合と織り交ぜて砂川市を知っていただけるような観光プログラムも考えています。
シーズンでは13試合がホームで行われる予定です。イベントと組み合わせて砂川の街をPRしたいです。

すながわリバーズを通じて町おこしをしたいです。

―他リーグとの交流はあるのでしょうか?

齋藤代表:練習試合や交流戦を行いたいと考えています。
BCリーグや北海道フロンティアリーグ(北海道の別リーグ)は、プロ選手を多く輩出しており、すながわリバーズや北海道ベースボールリーグ全体の強化に繋がると感じています。

―チームの今後/目標について教えてください。

佐藤監督:3年以内には砂川市営球場を満員にしたいです。多くのファンが来てくれるということは、ファンや地域とのつながりが深くなったと思います。そして、プロ野球選手を輩出し、より注目を集めたいです。

斎藤代表:私も佐藤監督と同じ想いです。そして、私たちの活動で砂川をPRし、地域活性化の一助になればと思います。

砂川市は、札幌と旭川の中間にあり、車で1時間の圏内にあります。美しい町やおいしい食事がある地域ですので、北海道を観光する際の中心地として知名度を拡げ、砂川市の発展に貢献していきたいです。

スポナビアスリートについて

スポナビアスリート(運営:株式会社スポーツフィールド)は、競技引退後の進路に悩むアスリートや、競技で培った力を次のキャリアに活かすことができないアスリートに向けたデュアルキャリア支援サービスです。

スポーツチームに所属する選手の就労支援やキャリアプログラムの推進を行うことで、スポーツと仕事を両立するデュアルキャリアの実現を目的としております。

アスリートに関する就職、採用についてご興味ある方はお気軽にご連絡ください。

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