全日本空輸株式会社(ANA)の社員に内定獲得時の再現面接してみた。
Q1.自己紹介をしてください
2018 関西学院大学卒業(体育会サッカー部)
2018 全日本空輸株式会社
現在3年目(オペレーション部 業務推進課)
Q2.志望動機を教えてください
「想像できない未来を与える」
大学体育会サッカー部での経験から、一つの目的に向かってあらゆる角度から、貢献する大切さを身につけた。
航空業界では、一機の飛行機を飛ばすために、あらゆる角度、立場から、貢献している。私自身が今まで大切にしてきた自分自身の考えを最大限に発揮できると考えた。
また、たくさんの感情を持ったお客様に対し、安らぎ安心を与え、想像できない未来を作り上げていきたいと感じた。
その中でも貴社は、熱い人間が多いと感じ、その環境の中で一つの目的を達成するために、業務を進めたいと思ったから。
Q3.学生時代に最も打ち込んだことは何ですか
「体育会サッカー部での副将経験」
大学2年時にチームが4冠(全国大会優勝2回 関西制覇2回)を達成したが、大学3年時はタイトルを獲得することができなかった。
大学4年時に副将になり、なぜ連覇できなかったのか考えたときにチームの目的が全体に浸透していないと考えた。ここで私は副将として、全体のコミュニケーションを円滑にすることに力を入れた。
--具体的には?
チームのカテゴリーに関わらず、一人一人の部員と話し、そのメンバーの個性を活かすために役割を与えた。
その結果、試合に出られないメンバーも自分の役割を見つけ、間接的でもチームに貢献できる喜びを作り上げることができた。
この経験から、自分自身の活躍だけでなく自分自身の言動によって周りのメンバーが奮闘することの喜びを得ることができた。
Q4.自己PRをしてください
「目標に向かって小さな努力を積み重ねられる人間」
3歳からサッカーをしてきて大学でも体育会サッカー部として活動していた。大学2年生時に選手生命に関わる大きな怪我をした。絶望感を味わったが、その際励ましてくれる同期やスタッフの存在があり、このままでは終われないと感じ、励ましてくれた方たちにプレーを通して恩返しがしたいと思い、怪我を直しもう一度ピッチに立つことを目標に頑張った。
一番意識したところは、サッカー以外の私生活の部分であった。
具体的には、食生活・筋力トレーニング励んだ。食生活はタンパク質を多く取るために、鶏肉中心の生活にし間食をなくした。筋力トレーニングの面では、足に重りをつけて学校生活を送った。
その結果大学3年時の全国大会に出場し、全国第3位という結果を残すことができた。この経験から、あらゆる角度から自分を見つめ直し、諦めない精神を身につけることができた。
Q5.入社後にやりたい仕事は
「最終的には採用」
そのためにまずはANAを知る、現場を知ることが大前提必要になると感じているため、空港でお客様のニーズが一番に把握できる旅客部を希望していた。(新卒初期配属はほぼ旅客部)
Q6.あなたの長所は何ですか
「観察力」
組織の中で目立ちすぎず、その組織に足りないところを補えるよう人の観察をし、人間関係のパイプ役を担って、その組織にとっていなければならない人材になれる。
--具体的には?
幹部と幹部以外、トップチームと応援してくれる選手などお互いの意見がなかなかまとまらない間に入り伝えたいことを伝わりやすいようパイプ役を担った。個人個人にアプローチし一人一人の思いを理解しようとコミュニケーション量を増やした。
Q7.あなたの短所は何ですか
「感情移入しすぎる点」
物事を計画するときに、自分の考えを曲げてはいけない時もあると思うが、周りの人間の意見全てに目を向けてしまうため決断することに時間がかかってしまう時もある。
--改善するために意識していることは?
MTGなど大勢の前で発言する前に、個人個人に自分の考えを訴えてベクトルを合わせてからMTGで発言している。
普段からコミュニケーションを大事にし、予め周りの人間が何を考えているのかを把握するようにした。
Q8.挫折・失敗経験について教えてください
「大学サッカー」
高校までは自分が中心になってサッカーを武器に自分を作り上げてきた。
かつ、自分を一番表現できるものがサッカーであった。
しかし、大学に入学し、自分よりもレベルの高い選手がいる環境に身を置いたときに、組織に埋もれそうになった。
その際は、自分の武器がサッカーというだけで、具体的に自分の長所に目を向けられておらず、何を改善すればいいかわからなかった。
そこから、自分を見つめ直し、自分が人に負けない長所を作る大切さを身につけた。直接自分が他の人よりも優っている部分を見つけることはすごく難しかったため、その組織の中で不安材料を補える人材になることを目指した。
--埋もれそうになったがもう一度踏ん張れた理由は?
「家族の存在」
今まで自分の好きなことをやらせてくれた家族に恩返しがしたかった。
諦めることは簡単だったが、大学で試合に出場し、活躍することが一番の恩返しだと考えた。
Q9.就活の軸は何ですか
「自分以外の誰かの幸せのために頑張れる」
航空業界は何かをして自分に利益が得られるわけではないが、自分がしたことによって周りの人間を幸せにできる。
「より大きな組織でより大きな影響を外部に与えられる」
今まで小さな組織(サッカー部)で運営活動をしてきたため、影響を与えられる幅もそれに比例してあまり大きいものではなかったから、より大きな影響を与えられる組織を選んだ。
Q10.業界の志望理由は
「業界は絞ってなかった、下記軸に当てはまる会社で選んだ」
「自分以外の誰かの幸せのために頑張れる」
何かをして自分に利益が得られるわけではないが、自分がしたことによって周りの人間を幸せにできる環境を選んだ。
「より大きな組織でより大きな影響を外部に与えられる」
今まで小さな組織(サッカー部)で運営活動をしてきたため、影響を与えられる幅もそれに比例してあまり大きいものではなかったから、より大きな影響を与えられる組織を選んだ。
Q11.5・10年後の自分はどうなっていたいか(将来)
「ANAを伝える仕事がしたい」
5年後はスポンサー事業に携わたい。航空事業以外のANAの活動も知ってもらいスポーツの素晴らしさも伝えていく。
10年後は採用に従事したい。私が入社した時は、ANAが求める人材が重要視されていたが、そうではなく、個性を大事にその個性を最大限生かせる人材を採用していきたい。
Q12.なぜ同業他社ではなく当社を志望するのか、他社と弊社の違いはどんなところだと思いますか
「とりあえずやってみる」
OB訪問を通して、考えを行動に移すという人が共通して多かった。計画的に物事を考えリスクを考慮して行動に移すことも大事だが、自分自身の今までの環境や個性を活かすことを考えた中では、とりあえず考えを行動に移してから、あらゆる課題を見つけ、改善していくことが合っていると思った。その点が他社と比較しての違いだと感じた。
Q13.働く上で大切なことは何ですか?
「働く=お金 にはせず、働く=幸せ にする」
自分を評価するのは他人であるため、お金を働く目的としたときにモチベーションがぶれる可能性がある。だから、自分の個性を大事に、または、家族の幸せを大事にするために働く。その結果評価する人間が自分を評価してくれる。
常に仕事のモチベーションがお金ではなく、小さな成功の喜びなどの積み重ねを大切にしていきたい。
Q14.弊社の企業分析をした印象を教えてください
「熱い人が多い」
OB訪問で感じた。
「自分に矢印が向いてる人が多い」
会社のせいやお客様のせいにするのではなく、常に主語を自分にし、
何ができるか、何が問題であったのかを考えている人が多い。
「組織が逆ピラミッド型」
一番上にお客様で一番下が幹部になっている。
苦しい状況になっても、社員を大切にする風土がある。
「リスクを冒してでも、世の中のためになることをしようという企業文化」
コロナの状況の中で、長崎クルーズ船で大量クラスターが発生。乗員も感染が発覚した。その中に多くの国外の乗員がいた。その方達をそれぞれの国に戻してあげようとした。武漢での最初のチャーター便もANA。
今後乗客が減るリスクもある中で、そのような決断をする企業文化である。
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