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1試合で300万応援突破!NEC 対 日野が盛り上がった理由とは?

コロナ禍の影響で、今までと同じかたちで客席から応援の声を届けることが難しくなったトップリーグの今シーズン。オンラインでチームに応援を届けることができるトップリーグ公式パートナーアプリの「SpoLive」が各チームでの導入が進み、ファンの応援合戦が可視化されるようになっています。

その中で、トップリーグ2021リーグ戦 第4節 NECグリーンロケッツ 対 日野レッドドルフィンズ戦で、1試合での応援数が初めて300万を超える快挙がありました。

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応援数は両チームともに150万超えた

そこで、今回はNEC、日野の両チームの選手、チームスタッフの方々にインタビューを実施。SpoLiveを導入してからの変化や今回の快挙についてお話を伺いました。

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画面左上:吉廣広征 選手(NEC)、画面右上:峯村沙紀 スタッフ(NEC)
画面下(左):井出聖峰 スタッフ(日野)、画面下(右):川井太貴 選手(日野)


ーー今日はよろしくお願いします。両チームともに、今シーズンからSpoLiveを導入されていますが、ファンとのコミュニケーションで何か変化はありましたか?

井出スタッフ(日野):
ご存知の通り、コロナウイルスの影響で、今までと同じような応援が現地でできない状況になっています。また、テレビを見ているだけだと応援していることが伝えられないので、SpoLiveを通して応援が可視化され、一体感を感じられるとファンからフィードバックをいただいています。

チームとしても、ファンの応援が目に見えることで「今日の試合も応援されているな」と実感しています。去年までは日野の場合「トントントントンヒノノニトン」と独自の応援があって、チームを鼓舞してもらっていたのですが、今年からはSpoLiveで「トントン」の応援を受けています。
※トントン:SpoLiveで応援する時に使われている用語(ユーザーが命名)

吉廣選手(NEC):
私たちはSpoLiveを導入する前からチームに日本代表選手がいないこともあって、ファンとの交流を特に意識してきました。その中でチーム運営の基盤を強くしていくために、チームの方針として、コアなファンをどれだけ増やせるかに注力してきています。やはり、コロナ禍では今までのように客席から聞こえていた地鳴りのような歓声はなくなっていますが、今シーズンも悪天候の中でもスタジアムまで来てくれるコアなファンはチームにとって非常に力強い存在です。

その中で、SpoLiveの応援は1人のユーザーが何度も応援をプッシュできるので、数字が増えるとコアファンの人にも応援いただいているなという実感になりますね。また、SpoLiveではファンが応援でも負けたくないと、ファン同士で競争意識が出たことが僕らにとって嬉しい変化ですね。今までは応援合戦があったわけではないので、応援の数が数値化されたことはファンにとっても新しい体験になっていると思います。


ーーやはり、応援が可視化されたことでの変化があるようですね。Twitterでも、ファン同士がチームの応援数を競いあって盛り上がっています。ファンの応援を活性化させるために取り組んでいることはありますか?

峯村スタッフ(NEC):
運営側からもTwitterやインスタで「トントンの数、もう少しお願いします!」とファンに声をかけさせていただいています。また、ファンが「トントン負けられない!」とツイートしてくれることも増えてきています。こういうファンがいることがチームとしてもとても心強いですね。チームが負けている状況でも、「次は勝とう!」と応援コメントを投稿してくれるので、選手も活気付いています。

井出スタッフ(日野):
偶然、SpoLiveの応援の「トントン」というワードは、日野が使ってきた「トントン」とマッチしていので、ファンにもすぐに浸透しましたね。ワードの親和性もあり、こちらから発信すると、ファンからも反応をいただきやすいです。日野のために作っていただいような機能だなと勝手に思っています(笑)。ファンも自ら「#トントン」のハッシュタグをつけてツイートしてくれるようになっています。


ーー第4節の試合、両チームともに150万応援を達成して、1試合300万の応援が集まりました。SpoLiveでも、Twitterでもファンの方はかなり盛り上がっていましたが、運営側の心境はいかがでしたでしょうか?

峯村スタッフ(NEC):
史上初の大記録が出たということが純粋に嬉しかったです。これからもSpoLiveを通じて多くの人にチームのことを知っていただきたいと思っています。また、コアファンも増やしていきたいですね。

川井選手(日野):
SpoLiveの数字の限界を超える快挙が起きたのでびっくりしましたね(笑)。チームとファンの一体感が表現された瞬間だと思います。

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SpoLiveでは7桁以上の応援数の表示を想定していなかったが、
100万応援を突破した時点で大急ぎでアプリの改修が行われた。


ーー150万もの応援が集まった理由は何だと思われますか?

井出スタッフ(日野):
SpoLiveの応援を使うと決めてから社内の周知でも、SpoLiveを使ってねと周知しました。また、SpoLiveの公式アカウントのツイートに引用ツイートする形で「トントン、追いつかれそうです!」などの投稿をしています。選手も協力的で、チームの投稿をリツイートしてくれます。

吉廣選手(NEC):
NECとして色々と施策をやってきましたが、今回のように応援が集まった理由は日野さんと応援数を競い合えたからだと思います。差がついた状況だと応援がそこまで盛り上がっていなかったんじゃないかなと。SpoLiveの応援合戦も、ファン同士の勝負になっていて、試合の前哨戦のような位置付けになっていると思いますね。

峯村スタッフ(NEC):
NECも「#トントン」に対抗して、「#Nトン」というハッシュタグをつけてチームアカウントなどで投稿するようにしました。このハッシュタグをファンの中でもっとツイートしてもらえるように引き続き頑張っていきます。


ーー応援数の競争が結果として試合を盛り上げているのですね。やはり相手チームの応援の状況も気になったりするのでしょうか?

井出スタッフ(日野):
応援数は勝ちたいので、やっぱり気になりますね。応援数の伸びを見ていると、1試合前どころか、2試合前くらいからバトルが始まっていたりします(笑)。ファンの皆さんのおかげで、日野の応援数はいまのところ全勝しています!※インタビュー日時点

吉廣選手(NEC):
僕らは、試合でも日野さんに負けたんで、へこんでます(笑)。でも、今までよりも応援が数字になって目に見えるようになったので、応援されている実感は強く感じるようになりましたね。早く勝って恩返ししなきゃいけないという意識に繋がっていて、選手のマインドセットにはプラスになっています。

川井選手(日野):
日野としても、試合前にたくさんの応援をもらっていたので試合にも負けられないなという気持ちになりましたね。試合直前や試合中はアプリを見ることはできませんが、試合後に応援のリアクションを見て、次の試合も頑張ろうというモチベーションにつながっています。


ーーありがとうございます。シーズンは続きますが、これからの試合、注目してほしいポイントはどこでしょうか?

川井選手(日野):
今シーズンはエリアを意識して、前に上がるディフェンスを練習してきました。前に出て体を張って相手を止めていくディフェンスに注目してもらえればと思います。

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吉廣選手(NEC):
チームにはいいランナーがいるので、得点を量産できる、見ていて楽しいラグビーをやっていきたいですね。今シーズンの成績は良くないですが、ここから勝利をもぎ取っていくので、試合を楽しんでほしいです。

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ーーありがとうございました!

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