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(初心者向け)トップリーグが始まるよ! ラグビー基本ルールのおさらい

こんにちは、SpoLive編集部の小川です。

先日のラグビーワールドカップに熱狂したみなさんは、すでに注目している方も多いかと思います。この勢いのまま、2020 年1月12日(日)より「ジャパンラグビー トップリーグ2020」が始まります。

「トップリーグ」とは、日本ラグビーの全国リーグ。強豪社会人チーム同士がしのぎを削る、国内最高峰と言われるリーグです。

日本代表選手の多くも、トップリーグ出場チームに所属しています。つまり、あの熱戦の続きを、異なるチーム・異なるフィールドでまた見られるということ! 楽しみですね!

今回は、「ワールドカップが面白かったから、トップリーグのチケット取った! でも実は雰囲気で見てたからルールはよく知らん……」という方向け。

試合を見る前に、もう一度、ラグビーの基本ルールをおさらいしようと思います。

これだけ覚えれば試合が追える
基本の3ポイント

ラグビーは15人対15人の「陣取りゲーム」。ボールを相手から奪い、互いの陣地を広げて点を取り合う。この攻防を繰り返します。

チームのメンバーはFW(フォワード)8人とBK(バックス)7人に分けられます。FWは試合中にスクラムを組むメンバーで、パワー型。BKはパスやキックを駆使してボールを運ぶ、テクニック型

このように役割が大きく2分されているので、試合の局面でFWとBKのどちらに注目すべきかわかりやすいです。背番号で言うと1~8番がFW、9~15番がBKです。

とはいえ、両チームの選手たちがめまぐるしく動き回るラグビーの試合。ラグビー場での観戦だと、テレビのようにスポットで抜かれないため、どこを見るべきか迷いそうですよね。

でも、基本的には、以下の見るべき3つのポイントさえ押さえていれば楽しめるんです!

(1) ボールを持っている人が常に先頭
(2) 点の取り方は大きく分けて2種類
(3) スクラム後のボールの行方は戦局を左右する

詳しく解説していきましょう。


(1) ボールを持っている人が常に先頭

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すべての選手の動きを把握するのは難しいと思います。重要なのは、ボールがどこにあるかです。

ラグビーでは、ボールを前に投げること(スローフォワード)、持っているボールやキャッチしたボールを前に落とすこと(ノックオン)、そしてボールより前でプレーすること(オフサイド)の3動作が反則行為に含まれています。そのため、ボールを持っている人が常に先頭。そのラインより前で動きがあることはほとんどありません。

試合展開を追うならまず、ボールをキープしている先頭の人の動きに注目です。


(2) 点の取り方は大きく分けて2種類

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勝利をつかむために必要な得点の取り方は、「トライ」「ゴール」の2種類。

ゴールラインを越えてボールを地面にタッチすると「トライ」、キックでH型のゴールポストの上をボールが越えれば「ゴール」です。

トライ(5点)が成立すると、ゴールキック(=コンバージョンゴール・2点)のチャンスが必ず与えられます。

ゴールキックはコンバージョンゴールのほかに、相手側の反則によってチャンスを得るペナルティーゴールや、ボールをワンバウンドさせてからキックしてゴールを狙うドロップゴール(共に3点)などがあります。

基本的にはどのチームも「トライ」を狙うのですが、相手のディフェンスが固い時など、ペナルティゴールやドロップゴールを戦略として使い分けることがあるそうです。


(3)スクラム後のボールの行方は戦局を左右する

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ラグビーの試合の流れは「キックオフ→攻防戦→試合終了」というシンプルなものです。試合開始から終了まで、ひたすらボールを持って走り、パスをつなぎ、奪い合い、ゴールを目指します。

その中でスローフォワードなどの反則があった場合、「スクラム」が組まれます。両チームのFWが真っ向からぶつかり、ボールを奪い合う……ラグビーの代名詞とも言えますね。

スクラムは相手の反則で権利を得たチームが攻撃側として優位な状態で試合が再開されますが、スクラムで押し負けてしまうと相手にボールを奪われ、一気に形勢を逆転される可能性があります。その後の試合運びが大きく変わる瞬間なので、スクラム後のボールの行方には気をつけておきましょう。


ラグビーのルールが
難しいと言われる理由?

「あれ? それだけ?」

ここまで読まれて、そう思われたのではないでしょうか。

ラグビーは非常にルールが多いスポーツといわれています。その理由の一つは、「反則のパターンの多さ」。実際にプレイしている選手ですら、なぜ反則を取られてしまったのかわからない場合もあるそうです。

しかし、初心者が観戦する際は、細かい反則の条件などは覚えなくて大丈夫。モニターや審判が教えてくれるので、「ふ〜ん、今の反則だったんだ」くらいに考えておけばOK!


まとめ

以上、ラグビーの基本ルールのおさらいでした。復習はバッチリでしょうか? しかし、ラグビー観戦で一番需要なのは、ルールを覚えることではなく、会場で臨場感と一体感を楽しむこと! あまり細かい点にこだわらず、選手たちのあふれる闘志と華麗なボールさばきを存分に楽しんできてくださいね♪

ポイントがまとまっていてわかりやすいので、ぜひこちらも。


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