【スポGOMIアーカイブス Vol.2】 埼玉で開催!~ゴミ拾いはスポーツだ~ in 鈴谷小学校(2019年11月、2020年2月)
スポGOMIの過去大会を振り返る【スポGOMIアーカイブス】。第2回目は、昨年11月と今年2月に埼玉県さいたま市立鈴谷小学校で開催された「埼玉で開催!~ゴミ拾いはスポーツだ~ in 鈴谷小学校」大会を取り上げたいと思います。
小学生たちによる手作りの大会
この2つの大会は、埼玉県オリンピック・パラリンピック課と保護者・地域の皆様の協力の下、東京2020に関する総合学習の一環として当時5年生の皆さんが主体となって企画から運営までこなしてくれました。競技エリア設定やポスター・ルールブックの作成も私たちのアドバイスを受けながらすべて小学生自らが行ないました。
特にスポGOMI実行委員会のメンバーたちはとても頑張ってくれました。埼玉県各地でスポGOMIを開催してくださっている県庁オリパラ課の担当者の方々のご指導の下、実行委員たちだけのプレ大会まで行い、昨年の夏から数ヶ月かけて入念に準備を進めていたのです。
↑手作りのポスターとルールブック。
そして迎えた本番当日。嬉しいことに両大会とも雲ひとつない青空の下での開催となりました。
もちろん受付も司会進行も自分たちで。始まる前は不安げな表情を見せていた実行委員の子どもたちも蓋を開けてみれば、堂々とした仕切り。アドリブも交えて参加者たちを盛り上げます。
↑「うまくできるかなぁ。。。」少し緊張気味の鈴谷小スポGOMI実行委員のメンバーたち。
↑ 開会式で開会宣言、ルール説明、作戦タイムの後、いざ出発!!
「ゴミ拾いは、スポーツだ!!」の掛け声とともにスタートし、1時間の白熱した戦いを繰り広げました。
↑ 分別が出来ていないと減点。チームごとに計量してポイントを割り出します。果たしてどれくらいのゴミが集まったのでしょうか?
2大会ともに1時間をフルに使いスポGOMIを行なった結果、11月大会では総重量 47.08 kg 、2月大会では同じく42.71 kgのゴミが集まりました。
参加した児童の皆さんからは、「いつもは何も気にせず通り過ぎてしまうような植え込みとかにゴミがいっぱいあった。」「タバコの吸い殻が多すぎる!!」「次はもっと拾えるし、普段からも見つけたゴミを拾っていきたい。」「さいたま市はオリンピックの会場にもなるので、もっと綺麗にして海外や日本中のお客さんに気持ちよく過ごしてもらえるような街にしていきたい。」といった感想を聞くことができました。
鈴谷小の皆さんは、スポGOMIを通じて自分たちの街を再発見し、社会が抱える課題を自分ごととして捉えることができ、皆で協力しながらより良い街を創造していくことの大切さや楽しさの一端を学んでくれたようです。
↑ 上位入賞チームの表彰式。賞状の贈呈も自分たちで。
↑ 最後は晴れ渡った空の下で、集めたゴミを前に記念撮影(2月大会)。
↑ 大会終了後は児童の皆さんと一緒に給食をご馳走になりました。給食、懐かしい〜!
嬉しいお便り
その後、鈴谷小の児童の皆さんからお手紙をいただきました!のびのびとした明るい皆さんからのメッセージ、本当に勇気づけられます。ありがとう!!
この時期、なにかと我慢しなければならないこと、ご苦労も多いかと思いますが、どうか児童の皆さん、先生方、お身体にはお気をつけて。また元気溢れる鈴谷小の皆んなとスポGOMIができる日を心待ちにしています!!
スポGOMI運営団体 : 一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
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