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【スポGOMIアーカイブス Vol.4】 ゴミ拾いはエンタメだ! ハリウッドスタジオ対抗スポGOMI大会 (2013年7月)

始まりは思いがけない1本の電話

 活動をはじめて5年目の春「今朝の日経新聞に掲載されたスポGOMIの記事を見ました」とオフィスに1本の電話がありました。聞けば、ワーナー ブラザース ジャパンから。皆さんご存じのカリフォルニアに本社を置く映画やTV番組を制作する企業、その日本法人からです。

「スポGOMIの活動にとても興味がある。ぜひ話を聞きたい」

と、早速スケジュールを合わせてオフィスへいらしていただくことになりました。

情熱あふれる想い

 そして当日。オフィスで待っていると訪ねてきたのは色黒でシュワルツェネッガーばりのマッチョな体格の男性。180㎝以上はあろう長身に、ピンストライプのスーツがビシッとキマッています。「これは、只者ではないな…」と少し押され気味に名刺交換をすると、なんとワーナー日本法人のバイスプレジデントでした。そう、自ら話しを聞きにオフィスまでいらしてくれたのです。

「馬見塚さん、スポGOMIの記事を読ませてもらいました。おもしろい。私たち映画会社各社が一緒になり、社会貢献することが出来ないかといつも考えていた。スポGOMIなら日頃は競合である各社が一緒に活動出来ると思います!」

と熱いメッセージ。「凄くおもしろい!」私も大きく心を動かされ、そのまま時間を忘れ打合せに夢中になりました。やがて

「よし、私がハリウッドを拠点とする映画会社各社にスポGOMIの話をし、賛同企業を集める。少し時間をください」

と言うと、バイスプレジデントは席を立ちました。それから約半年後…

「馬見塚さん、あれから各社を何度も訪ねスポGOMIの話をしたのだが、なかなか理解してもらえない。で、気付いたんだ。伝わらないのは私自身がスポGOMIを経験したことが無いからだと。直近のスポGOMI大会に参加させて欲しい」

と連絡をいただきました。

早速、都内でのスポGOMI大会を案内すると、すぐに社員を連れて2チームで参加。大会終了後、

「マミさん(馬見塚の愛称)、実際に参加してみて良く分かった!もう一度各社を廻ってみる!」

…「凄い。どこまでアツいんだ!」

その後、その方の熱心さと熱意が伝わり、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントから手があがりました。ようやく開催に向けて動き出したのです。

結実した熱意

 構想から約1年後の2013年7月7日。ワーナーの本拠地である日比谷で「第1回ハリウッドスタジオ対抗スポGOMI大会」を開催。ワーナー対ソニーの一騎討ちが実現しました。出場は全12チーム。チーム名はそれぞれの会社を代表する人気映画のタイトルという、さすがの演出。両社の取締役も参加する中、僅差でワーナー ブラザース ジャパンが勝利。ソニーの皆さんがとても悔しがり、第二回目の開催はソニー・ピクチャーズエンタテインメントの本拠地で!とホーム&アウェイでの継続開催が決定しました。

「今回の初開催を弾みに、引き続き他の映画やエンタメ関連の会社を巻き込んでいきたい」

とワーナー日本法人のバイスプレジデント。大会終了後の懇親会で、ワーナーとソニーの社員が、汗で濡れた互いの会社のロゴ入りTシャツを交換するというサッカーの国際試合でよく見るスポーツさながらのシーンも生まれ、想い出に残る感動的な大会となりました。

毎年繰り広げられる熱戦

 その後この「 ゴミ拾いはエンタメだ! スポGOMI大会」は映画関連業界の数社を巻き込み、今日まで開催していただいています。

 毎年各社のチームが優勝を目指し熱戦を繰り広げます。各社が持ち回りでそれぞれの企業が拠点としているエリアで開催され、共同で地域の美化に貢献するのみならず、同業他社の皆さんが親睦を深める機会となっています。第7回目となる昨年の大会では、レンタルビデオショップ・リユースショップの「GEO」などを展開する株式会社ゲオホールディングスが念願の初優勝を果たしました!!

プラゴミ3日間の (1)

スポGOMI運営団体 : 一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ

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