あなたの街にもVリーグがやってくる！ Vリーグ女子のおすすめ会場紹介【関東編】
ライター：有本和貴
10月15日(金)からいよいよ開幕するバレーボールのリーグ戦・Vリーグ。
4月のファイナルまで半年にわたる熱戦の火ぶたが切られます。
東京五輪を見たり、新シーズンで一度はバレーボールを生で見てみたい、あの代表選手を見てみたい。と思っている方も多いのでは。Vリーグは、北は北海道、南は鹿児島まで、チームがない都道府県でもいわば巡業のように全国各地で開催されるのがポイントなんです。あなたの近くの街でも開催されるかも!?
ここでは地域別にオススメの会場と試合をご紹介します。今回は関東編です。
① とどろきアリーナ（神奈川県・川崎市）
東京五輪でトレンド入りした「古賀ちゃん」こと、 #古賀紗理那 選手擁するNECレッドロケッツのホームアリーナです。
NECは練習拠点も川崎にあり、文字通りお膝元。その点でも街をあげて盛り上がっています。
■アクセス
JR・東急線の武蔵小杉駅からバスで7分ほど。徒歩でも25分ですが、その場合はJR武蔵中原駅の方が15分と近いです。
武蔵小杉駅は西武、東武、東京メトロに乗り入れている東急東横＆目黒線、そして横須賀線、湘南新宿ラインが走るJRと、首都圏各地からのアクセスが抜群、利便性が高いのもポイント。ただし横須賀線の駅は、バス乗り場のある南武線や東急線の駅からは5分以上かかるのでご注意を。
なお昨シーズンはJRの武蔵小杉駅内にコラボコーナーもありました。駅に着いた瞬間からホームゲームが始まっている感覚になれます！
■どんなアリーナ？
天井が高くて開放感がありますし、音響もいいです。試合中の演出がより一層映えます。
そして何より、NECは最近より一層ホームゲームに力を入れていて、初めて行く方にオススメしたい試合です。
例えば入場時に応援ツールであるハリセンも配られるので、気軽に応援に参加できますし、応援DJという、ファンを盛り上げてくれるDJもいます。
見どころや選手一覧が載ったマッチデープログラムが配られるのも、初観戦者にやさしい取り組みです。会場がNECのカラーである赤に染まる様は壮観ですよ！
また選手のグッズも販売されていますし、当日限定の選手プロデュースフードなども。いわばテーマパークのように楽しめます。
昨シーズンのホームゲームの模様はこちらに紹介されているので、ぜひご覧ください！
■オススメの試合
2021/10/16（土）NECレッドロケッツ対KUROBEアクアフェアリーズ
NECのシーズン開幕戦というのもありますが、今シーズンからチームロゴなどブランディングを一新して臨むチームにとって、門出となる大事な試合。
より一層映像や音での演出に磨きがかかると思います。そんな点にもぜひご注目ください！
なお、チケットがすでに発売中なので、ぜひチェックしてください。サイトには席種の説明も細かく掲載されていますよ。
② 大田区総合体育館（東京都・大田区）
こちらもNECレッドロケッツがホームとして使っていますが、昨シーズンのように決勝などにも多く使われる、Vリーグファンなら誰しも一度は行ったことがあるであろう、おなじみの場所です。
■アクセス
最寄りは京急蒲田ですが、新幹線も止まる品川駅から最短9分ですし、羽田空港からも8分。そして駅からは徒歩5分ほどで着きます。
※ちなみに駅としては梅屋敷駅の方が近いですが、各停しか止まらないのでご注意を。
なお同じ蒲田でもJRの蒲田からは徒歩で15分かかるのでお間違いのないように。ちなみに蒲田のグルメと言えばやっぱり餃子ですが、いわゆる繁華街は京急蒲田よりJRの方です。
■どんなアリーナ？
コンパクトなので、どの席でもコートが近いのが最大のメリット。傾斜もあるので臨場感もあります。
ただ、アリーナ席は座席が板張りでかつ背もたれがなく、前後の間隔も狭いです。クッションシートを持っていくとよいですよ！
間隔が狭い分アリーナに近くなるので、選手たちの迫力あるプレーが間近で楽しめます！
こちらもとどろきアリーナと同様アクセスがいいので、一度Vリーグの試合を見てみたい、という方にオススメです。
また、NECのホームゲームの場合はとどろきアリーナ同様応援DJがいたり、ハリセンやマッチデープログラムの配布もありますので、初心者の方も楽しめます。
■オススメの試合
2022/1/29-30（土・日）NECレッドロケッツ対トヨタ車体クインシーズ
トヨタ車体は昨シーズンの大田での試合でNECをストレートで下しており、その再現なるか、というところと、この日は数少ない男女共催で、男子のサントリーサンバーズ対JTサンダーズも楽しめます！（チケットは別売になる可能性があります）
③ アダストリアみとアリーナ（茨城県・水戸市）
日立Astemoリヴァーレがホームゲームとして使います。ただ日立市のチームですので、試合数は少なめです。
■アクセス
JR東京駅から水戸駅までは特急で約一時間、鈍行で二時間強です。水戸駅からはバスで15分くらいで、本数もそこそこありアクセスはいい方だと思います。
何より水戸城や偕楽園など、歴史スポットは水戸駅周辺にありますので、歴史好きの方にはたまらないかも。ぜひ足を伸ばしてみてください。
■どんなアリーナ？
2019年オープンと新しいアリーナだけあって照明は明るいLEDですし、椅子も背もたれ付きのクッションで座り心地抜群。まるで映画館のようで快適です！
■オススメの試合
2021/12/4-5（土・日）日立Astemoリヴァーレ対埼玉上尾メディックス
このアリーナで開催される唯一の試合というのもありますが、日立Astemoは、とにかくチームの雰囲気が明るいんですよね。そして、おじさん応援団と呼ばれる応援団がパフォーマンスで楽しませてくれます。
初めて見た方をグッと引き込んでくれるチームですので、Vリーグを初めて見る方にオススメしたいです。
④ 埼玉県立武道館（埼玉県上尾市）
埼玉上尾メディックスのホームタウン・上尾市にあるアリーナです。
アリーナというよりは文字通り武道館で、内部も木材が多く使われているのが特徴です。
■アクセス
上尾市はさいたま市と隣接しているだけあって、東京駅から最寄りの上尾駅までは40分と近く、列車も多いです。そして武道館まではバスで10～15分くらいとアクセスもいいです。ちなみに上尾駅のすぐ近くに、埼玉上尾の母体である上尾中央医科グループの中心的な存在・上尾中央総合病院があります。
■どんなアリーナ？
元々武道館ということもあって、特に一階席は段差もなく、バレーボールを見るにはあまり向いていない印象です。二階は比較的見やすそうです。
■オススメの試合
2022/2/26（土）埼玉上尾メディックス対東レアローズ
東京の強豪校・ #下北沢成徳高校 をご存知の方は多いと思いますが、その出身選手が両チームには多いんです。特に埼玉上尾の #山口珠李 選手、 #山崎のの花 選手、そして東レの #黒後愛 選手は、2017年の春高を制したメンバー。
その他にも有名なのは東レの #石川真佑 選手。この試合なら彼女も見られるチャンスですよ。
他にも関東では宇都宮（3月）、日立（10月）、ひたちなか（11、3月）、さいたま（1月）、川越（11月）の各市でも開催されます。
関東開催の試合は多いので、ぜひチェックして足を運んでみてください！
アプリ「スポカレ」ではVリーグ全試合の試合日程・放送配信予定を掲載しています。ぜひ以下のリンクからダウンロードして、Vリーグ観戦に活用してみてください！
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ライター：有本和貴
出版社（KADOKAWA）勤務の傍ら、ほぼ毎週末Vリーグを現地観戦。SNSを通して記事や写真を編集、発信中。「Vリーグ女子会」というイベントも主催。Vリーグ歴は2015年からでもたまたまテレビで見たW杯バレーで、木村沙織さんにハマったのがきっかけ。
・ブログ
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