火の鳥・龍神NIPPONが”1964五輪”の再現へ！”スポカレ流”バレーボール観戦ガイド

スポカレ編集部

2019年9月12日 18:30

お家芸復活へ！“東京オリンピック”の再現なるか？

スポーツ漫画・アニメ「ハイキュー!!」で、若者や女性からの人気が高まっているバレーボール！
一方で60代以降の方からは、日本バレーといえばひとつ前の東京オリンピックの名前が挙がるでしょう。

“1964年”の東京オリンピックで「東洋の魔女」と呼ばれた日本女子チームが決勝で旧ソ連を破り、金メダルを獲得。男子もこの年に銅メダルを獲得し、1972年ミュンヘンでは悲願の金メダルを手中にしました。

その後、女子は2012年ロンドンで7大会ぶりとなる表彰台へ上がったのに対し、男子はロンドン、リオと出場権を獲得できず低迷期へ。今回は開催国枠が与えられ、男女ともにオリンピック出場が決定しています。東京の地で復活を遂げられるか、要注目です！

バレーボールはアメリカやロシアのみならず、イタリアやブラジルなど、世界各地から強豪国が生まれています。高さでは諸外国に劣る日本ですが、サーブやディフェンスなどを駆使した戦術が見どころとなるでしょう。

五輪代表候補の選手たちをご紹介！

＜女子＞
現在（2019年8月24日時点）世界ランキングが6位と、メダルも充分狙えるレベルにある日本女子代表。一人ひとりの力が高いこともあり、代表選手争いはし烈になっています。

黒後愛
生年月日：1998年6月14日
出身地：栃木県
身長：180cm
ポジション：アウトサイドヒッター
春高バレーで2年連続の最優秀選手賞を受賞。高校卒業後はV・プレミアリーグの東レ・アローズに入団。20歳で全日本に選出され、「ポスト木村沙織」を担うエース格として高く評価されている。

古賀紗理那
生年月日：1996年5月21日
出身地：佐賀県
身長：180cm
ポジション：アウトサイドヒッター
NECレッドロケッツ所属。4年前のワールドカップで頭角を現した。昨年の世界選手権では、中田久美代表監督から黒後愛とともにキーマンに挙げられた。

岩坂名奈
生年月日：1990年7月3日
出身地：福岡県
身長：187cm
ポジション：ミドルブロッカー
久光製薬スプリングスに所属し、主将としてチームを2連覇に導く。全日本でも主将を務める。

荒木絵里香
生年月日：1984年8月3日
出身地：岡山県
身長：186cm
ポジション：ミドルブロッカー
代表選手の最年長。2012年のロンドン五輪では主将としてメダル獲得に大きく貢献。その後、結婚と出産を経て代表に復帰した”ママアスリート”としても注目されている。

＜男子＞
男子は現在（2019年8月24日時点）世界ランキングが11位。メダル獲得に向けてチーム力を底上げするべく、将来を担う4選手で「NEXT4」と呼ばれるユニットを結成しました。日本バレーボールを牽引してきた中垣内祐一監督のもと、大躍進を目指します！

柳田将洋
生年月日：1992年7月6日
出身地：東京都
身長：186cm
ポジション：ウイングスパイカー
2016年にVプレミアリーグの最優秀新人賞を受賞。2017年にプロ選手へ転向し、ドイツやポーランドでプレー。2018年には日本代表キャプテンに就任。代表チームの柱となる存在だ。

石川祐希
生年月日：1995年12月11日
出身地：愛知県
身長：192cm
ポジション：ウイングスパイカー
大学在籍時にイタリアセリエＡのチームと契約を結ぶなど、早くから注目されてきた逸材。2018年に卒業した後はプロ選手となり、イタリアセリエAで活躍している。

山内昌大
生年月日：1993年11月30日
出身地：愛知県
身長：204cm
ポジション：ミドルブロッカー
Vプレミアリーグのパナソニック・パンサーズに所属。ジャンプしたときの最高到達点は354cmという高さを生かしたブロックが特徴。

高橋健太郎
生年月日：1995年2月8日
出身地：山形県
身長：201cm
ポジション：ミドルブロッカー
バレーボールを始めたのは高校から。2018年は日本代表に選ばれながら、ケガのため3ヵ月プレーできないという屈辱を味わった。肉体強化のトレーニングに着手しながら、オリンピック出場を目指す。

ワールドカップの後はVリーグも開幕！

代表候補選手たちが出場する、4年に1回開催のワールドカップ。2019年の今年は開催年に当たります。すでに組み合わせや日時なども決定！日本が出場するグループをチェックしておきましょう。

ワールドカップ日程

＜女子＞
9/14～19
Aサイト横浜アリーナ（横浜市）←日本出場
Bサイト浜松アリーナ（浜松市）

9/22～24
Aサイト北海きたえーる（札幌市）←日本出場
Bサイト富山市総合体育館（富山市）

9/27～29
Aサイト丸善インテックアリーナ大阪（大阪市中央体育館・大阪市）←日本出場
Bサイトエディオンアリーナ大阪（大阪府立体育会館・大阪市）

＜男子＞
10/1～6
Aサイトマリンメッセ福岡（福岡市）←日本出場
Bサイトホワイトリング（長野市）

10/9～15
Aサイト広島グリーンアリーナ（大アリーナ・広島市）←日本出場
Bサイト広島グリーンアリーナ（小アリーナ・広島市）

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また、ワールドカップ後は国内リーグ戦「Vリーグ」もスタートします！

代表候補たちの活躍ぶりをこの目で見たい！という方におすすめです。チームごとに異なる応援の迫力も、ぜひ現地で感じてください。スポカレでは、放送予定だけでなくチケット情報も充実しています。