スポーツビジネスのオンラインサロン「THE BASE」で2020年、会員が注目したサロンTOP5
こんにちは、SBA事務局です。
予想とは違う大きな変革の時を迎えた2020年ですが、振り返ればオンラインサロン「THE BASE」でも実に様々なサロン(ミニセミナー)をオンラインで開催しました。
オンラインサロンと言っても、リアル開催のイベントで顔を合わせる事でメンバー間のつながりができたり、雑談の中からビジネスの話に発展したりと、オフラインでの交流を当たり前としていた私たちの活動も、コロナ禍の自粛モードで大きな変化がありました。
メインコンテンツであるSBA理事とスポビズ界で活躍するゲストをお招きしてのミニセミナー「サロン」や、理事4人による定期座談会「公開理事会」、新規入会者へのオリエン、アーカイブの無いイベントの再放送や、コミュニティ強化のためのクラス制度の開始、会員だけの勉強会などなど、コミュニティとしての価値向上のための仕掛けを積み重ねました。
今回はその中でも完全オンライン開催にシフトした会員限定「サロン」で、スポーツビジネスに関心のあるサロン会員に対し特に集客力のあったトップ5を紹介します!
THE BASE会員の皆さんはアーカイブ見放題なので年末年始のおうち時間に是非ご視聴くださいね!※1
1.THE BASE初!Zoom入室人数がパンクした人気回!
『ファイターズ新球場設計者が語る“ポストコロナ時代”のスポーツ施設』
100年に渡り顧客(観戦者)を念頭に置かずに競技者のためだけの施設設計が当たり前だった日本のスポーツ施設建設の現場において、多くの施設の保有者である地方自治体の腰は重い。政府による「スタジアム・アリーナ改革」は、この1世紀かけて形成された日本のスポーツ施設経営のDNAを180度転換する試みだからだ。そんな中にあって、現在“スポーツ施設新時代”に向けたペースセッターとしての役割を果たしているのが、2023年にオープンする北海道日本ハムファイターズの新球場(エスコンフィールド北海道)などに代表される民設民営プロジェクト。
本サロンでは、そのエスコンフィールド北海道の設計を担当するなど、米国の著名設計会社として初めて日本のスポーツ施設の設計を手掛けることになったHKS, Inc.のNYオフィスから神谷猛士さんをゲストとしてお招きして開催。ファイターズの新球場の設計を手掛けることになった経緯や直面している課題、今後の日本市場に期待すること、ポストコロナ時代に求められるスポーツ施設の在り方など余すところなく語って頂きました。
■サロン概要
タイトル:『ファイターズ新球場設計者が語る“ポストコロナ時代”のスポーツ施設』
実施日:8/25
神谷猛士氏(HKS, Inc. プリンシパル)、
鈴木友也氏(SBA理事、トランスインサイト株式会社(NY法人)代表)
2.選手とエージェントの関係を越えた人とのつながりの話も深い!
『選手エージェントビジネスの未来像』
スポーツビジネスに欠くことのできない存在、選手エージェント。欧米の動きには遅れがちな日本であるが、日本サッカー界でも既に海外移籍、Jリーグでの国内移籍双方において不可欠な存在となっているエージェントが、今後、業界内でどのような存在であるべきかが、まさに今、問われているといえる。
今回のサロンでは、とかくその仕事内容が伝わりづらいエージェント業務について、20年以上もの長きにわたって最前線の現場に携わりながら実情を語り続けるとともに、日本サッカー界のエージェント業務を現場で形作ってきた、ジェブエンターテイメントの田邊伸明氏をお迎えし、「影響力のビジネス」であるエージェントビジネスの現在と未来、そしてそれがスポーツビジネス界に与える影響の未来像について、語っていただきました。
■サロン概要
タイトル:『選手エージェントビジネスの未来像』
実施日:6/17
田邊伸明氏(株式会社ジェブエンターテイメント代表取締役)
山崎卓也氏(SBA理事、Field-R法律事務所 弁護士)
3.筆記用具必須の基礎から学ぶお勉強回。
『Jリーグへの「税制優遇」を正確に理解する』
コロナ禍、テレワークの真っただ中の5月中旬に、「Jリーグの親会社やスポンサー企業がクラブの赤字補填のために支出した資金について、税制上の優遇措置が与えられることが明らかになった」とのニュースが飛び込んできました。
スポーツビジネスに精通している人ならだれもが知っている「昭和29年に国税庁から通達がでたプロ野球(職業野球)に対する税制特例措置」。その"特例"がJリーグにも適用される、ということになり業界から大きな注目を受けました。しかしながら、メディア報道をはじめ、業界内のあちこちで誤認、誤解、あるいは総論はわかるが詳細が不明、、、などの課題が散見されているのも事実。
そこで、THE BASEでは、本特例の正確な理解、プロ野球のそれとの違い、本事例がクラブ事業や親会社にどう影響するのか、そして、今後の課題は何か等について、THE BASEのメンバーでもあるデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の里崎慎氏とSBA代表理事の荒木氏で、わかりやすく解説するサロンを開催しました。
▼同時期に掲載された杉原理事の日経コラムも必読です。
■サロン概要
タイトル:『Jリーグへの「税制優遇」を正確に理解する』
実施日:8/11
里崎慎氏( デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 スポーツビジネスグループ ヴァイスプレジデント)
荒木重雄氏(SBA代表理事、SPOLABo代表)
4.Bリーグのキーマンに事業戦略について直撃!
『第二フェーズに突入したBリーグの描く中長期戦略』
2016年に新リーグが開幕して以来、右肩上がりで成長を続けるBリーグ。今やプロ野球とJリーグに続く「第三のプロスポーツ」としての地位を確立し、5年目となった今季からは島田慎二氏を新たなチェアマンとして迎え、中長期計画の「第二フェーズ」に入った。昨年19年ぶりに自力でのワールドカップ出場を果たし、来年は45年ぶりにオリンピックにも出場する代表チームの活躍にも目を見張るものがある。バスケ界全体としてのこの上昇気流をBリーグはどう掴んでいくのか?
Bリーグ執行役員兼Bマーケティング取締役の佐野正昭氏をお迎えし、Bリーグ発足時から今までの事、Bリーグの現在地、そして今後の展望について実数値や資料を基にお話いただきました。
■サロン概要
タイトル:『第二フェーズに突入したBリーグの描く中長期戦略』
実施日:11/4
佐野正昭氏(B.LEAGUE執行役員)
鈴木友也氏(SBA理事、トランスインサイト株式会社(NY法人)代表)
5.海外サッカーを取り扱う人気雑誌「footballista」とのコラボトークセッションイベント
『グローバル・フットボール・エコノミーのあるべき未来像と日本のこれから』
海外サッカーを取り扱う人気雑誌「footballista」の公式オンラインサロン「フットボリスタ・ラボ」とのコラボトークセッションイベントを開催。
山崎理事のインタビュー記事がfootballista11月号に掲載されたご縁での開催となり、急速に変化するフットボール・エコノミーをテーマに「FFP」や「スーパーリーグ構想」などを具体的な事例をふまえつつ有識者4名が議論を展開しました。
▼公開中の山崎理事のインタビュー記事(footballista 11月号掲載)
■サロン概要
タイトル:『グローバル・フットボール・エコノミーのあるべき未来像と日本のこれから』
実施日:11/19
利重孝夫氏(株式会社ソル・メディア代表取締役社長)
浅野賀一氏(フットボリスタ編集長)
山崎卓也氏(SBA理事、Field-R法律事務所 弁護士)
杉原海太氏(SBA理事、スポーツコンサルタント)
以上です。いかがでしたでしょうか?見事に様々な競技、分野のテーマに分かれているな、と集計をしつつ感じました。サロンを毎月1回以上開催し続ける中で全く違う分野のテーマでも、ふとリンクする部分があったり...。改めてスポーツビジネスの範囲の広さ、奥深さを感じる2020年のTHE BASEサロンでした。
■2020年 開催サロン一覧
他にも、今年は延べサロンを16回開催(※2)。時流に合わせたテーマ設定や、コロナ禍ならではの議論も多く生まれました。
※1 一部アーカイブ配信を行っていないイベントもございます。
※2 サロン以外にも定期開催イベントや非公式イベントも多数開催しました。
▼SBA公式オンラインサロン「THE BASE」会員募集中!
日米英に拠点を置き、スポーツビジネス界の第一線で活躍する理事4人が世界の最新スポーツビジネストピックスを発信する「理事会」や、スポーツビジネスの各専門分野に長けたゲストをお招きし、担当理事とのトークディスカッションをお届けする「サロン」など、スポビズパーソン注目のコンテンツを定期的に発信しています。昨今のコロナ禍を経て、オンラインでのコンテンツを強化し、直近のサロンはほぼアーカイブにて配信中!(いつでも何度でもご視聴可能!)
新規入会者に向けてのオリエンテーションも毎月開催しておりますのでこれからスポーツビジネスをキャリアにお考えの方にもスポビズ界でのネットワーク構築に是非一度「THE BASE」を覗いてみてください。
SBAオンラインサロン「THE BASE」
➢https://lounge.dmm.com/detail/1597/
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