ありがとう万博公園、楽しかったSummer Sonic 2024/08/17
余韻に浸っていたらもう1ヶ月近く経過してしまっていた! このままでは今年の記録を残せないかもと焦りつつPCのキーを叩いている。最近は何かと入り用があり節約のためサマソニを断念していたのだけれど、直前になって「サマソニもない、花火も見れない夏なんて、夏じゃない!」と発作のように思い、流れるように追加発売のチケットを申し込んだ(そして無事当たった)。
今年は例年と異なり会場も舞洲→万博公園へ。舞洲も陸の孤島で不便ではあるものの、主な交通手段がモノレールの万博公園だって似たようなもんだろうと思っていたのですが……。実際来てみるともう何から何まで最高! 来年以降もぜひここで! と(心の中で)叫んだ。本当に良かったんだ〜。7月は半月ほど体調を崩していて、夏らしいことをサマソニで一気に体感できて良かった。
それでは観たアーティストの感想を順に!
1.WEST.
今年デビュー10周年の推しグループ。アリーナツアーはあっさりはずれ、失意のなか申し込んだドーム公演のチケットは無事にご用意され喜んだのも束の間、絶対に外せない出張が入っていたことをすっかり忘れてダブルブッキングしていたことに、ライブ1ヶ月前に気づいて大絶望……。サマソニにも行かないし、もう周年の彼らには会えないんだ……と落胆していたのでした。だけど! チケットが! 取れたから! 出演時間は短くても存分に楽しむぞ!!!と誓っていざ出陣。
やっぱり夏の野外で観るWEST.は最高!!!!! 7人7色で虹を標榜しているけれど、私にとっては苦しいときにも凹んだときにも光を差し込んでくれる、やっぱりピカピカ太陽の7人組なのです。去年よりもさらに楽しく、汗びしょびしょで、暑苦しい(重岡くん談)ステージでした! バズーカみたいなやつで水ぶっ飛ばしてくれてかなりアゲでした。気分はスプラッシュマウンテン!
マウンテンステージの1発目をファンともども走り切ったあと、「みんなが大きい声出してくれたおかげで、太陽の塔が一瞬こっち向きました〜〜〜〜〜〜!!!!」と重岡くんが叫んで、腹の底から大声で笑いました。ステージからは斜め後ろからの姿しか見えないので、「おい!太陽の塔、こっち向けや!」とMCでメンバーがいじり倒していた伏線を回収し、きれいにオトしましたとさ。
2. Henry Moodie
「観れたら観よっと」くらいに思っていたHenry Moodieでしたが、本当にすっっっっっっごくよかった!!! サマソニ終わってからいちばん聴いているかも。何で彼の存在を知ったのかもう忘れてしまったけれど、「歌のうまさと曲のよさが抜きん出ているな」という印象だった。その上ライブを観てみたらなんと、めちゃめちゃチャーミングでかわいいことも判明! 終始ニコニコ楽しそうに歌い、ギターのメンバーとじゃれてみたり、ファンが持っているユニオンジャックに反応してみたり(英国のアーティストなのです)。
改めてpick up your phoneの名曲っぷりに感動したな〜。実は2分半くらいしかない短い曲なのですが、伸びやかなボーカルと美しいメロディと奥行きのあるコーラスで、体感5分の満足感があるんだよなぁ。
サマソニセトリのプレイリスト
3. Tyla
マウンテンに戻ってきたら、でっかいトラちゃんがステージを陣取っていた!
この時点でかなり胸が高鳴っていたのですが、かわいすぎ&歌・ダンスうますぎで、多幸感から爆発しそうなくらいの満足感でした! このタイミングでTylaをブッキングしてくれたクリエイティブマンには感謝してもしきれません。南アフリカ出身のTyla、同じルーツを持つダンサーたちとともに激アツなステージをつくり上げていました。母国の文化を背負い広めていく姿があまりにもかっこよくてクラクラしてしまったよ。バカルディ、ブチ上がりでした。
Tylaが手でハートマークを飛ばしたり、「大好き〜!」って言ってくれるたびに、のどがちぎれんばかりにTylaギャルたちが叫んでいてとてもよかった。
セトリプレイリスト
4. AURORA
絶対絶対観たかったAURORA! この日の個人的ベストアクトは彼女でした。あまりにもよかったから2月の単独チケット買っちゃった。ハコで観るのも楽しみだなぁ。
日が暮れゆく中はじまったAURORAのステージは、透き通りつつも力強い声に満たされて、一気に北欧の山奥に来た気分に。ライブ中はずっと凝ったVJが後ろで流れていて、壮大な長編映画のようでもあったなぁ。実はオープニングの映像では太陽のかぶりものをはめたAURORAが出てきて、「こ、これは太陽の塔に合わせに来たのか!? さすが日本好きのAURORA……」と思っていましたが、どうやら違ったみたい(笑)。サマソニ前のダブリン公演でも流れてた↓参考動画
独学とは思えないくらい、かなりきれいで流暢な日本語でたくさん話をしてくれて、とてもうれしかったなぁ。Cure for meのイントロで、「あなたたちは、そのままで完璧です!」と言ってくれて、涙が出るかと思いました。ありのままでいることの大切を、AURORAはいつだって教えてくれるのでした。
セトリプレイリスト
5. Bring Me The Horizon
AURORAのあと、炎天下で1日過ごして重くなった身体を引きずりながらAir Stageへ。着いたときにはもう、ヘッドライナーのライブは始まっていた。彼らのことはお恥ずかしながらきちんと存じ上げず、出演者の曲を集めたプレイリストをサマソニ直前に再生し、曲もここにきて初めて聴いたのでした。
そのときのツイートがこれなんですけど、当日はまじでこんな感じになってびっくりした。
ボーカルのオリヴァー氏がステージから客席に降り立って、ファンの方々にもみくちゃにされながら歌っている姿を見て、本当に胸がいっぱいになってしまった。あまりにも愛に溢れていたんだもん。私の少し前いたお姉さんたち2人組も長年のファンっぽくて、楽しそうにずっと踊っていてよかったなぁ〜。後半めっちゃ好きな感じの曲が流れて、その人たちに「これなんて曲ですか!?」と聞こうか迷ったけど、持ち前の人見知りが出て無理でした(笑)。あとでちゃんと調べて、“LosT”だと判明しました。ちなみにツイートの前日に聴いて感動した曲は“Can you feel my heart”。
セトリプレイリスト
舞洲だとヘッドライナー終了直後にステージ背後から花火が上がる仕様だったのだけれど、この日は束の間待ってみたものの何も起こらず。「えぇ!サマソニには花火を見にきていると言っても過言ではないのに!(さすがに過言だけど結構本気)」と悲しんでいたところ、シャトルバス乗り場に向かっている途中にブチ上がりました!!!!!!!! 芝生の上でご飯を食べたり、川のせせらぎを眺めたり、空いっぱいの花火を見たり。この日までにしそびれていた夏らしいことを一気に取り返すような1日でした。
さてここからはサマソニ写真館です。
適当にパシャパシャ撮っただけのものですが、見てって〜
そして何よりもやはりパビリオンステージが良かった! ここにステージつくっちゃおう!って決めた人天才すぎる……。
来年もまたぜひ、万博公園でサマソニしようぜ!