2ヶ月間ほぼ毎日OBOG訪問をして学んだこと@オンラインキャリアセミナー
オンラインでOBOG訪問
オンラインキャリアセミナーは2020年4月から始まったオンライン就活のサービスの1つであり、「仕事を楽しんでいる大人」が登壇者となり1日1時間のOG・OB訪問をオンライン上で行えるため、地方や海外にいる学生も様々な大人の貴重な話を聞くことができます。
↓↓↓ YouTubeで過去の登壇者のお話も聞けます!
5月31日はサービス開始2ヶ月の節目として、ファシリテーターのお二人が総まとめをする回(カッコイイ社会人60名の話を聞いてわかった、「仕事を楽しむイケてる大人」の共通点と、就活で考えるべきポイント)だったので、私も個人的にオンラインキャリアセミナーで学んだことをアウトプットしようと思います。ちなみに私は2ヶ月で50回ほど参加しました。
言語化(≒自己分析)は本当に重要!
就活と聞いてまず最初に思い浮かべるのは「自己分析」ではないでしょうか。私はなんとなく自己分析を始め、本当に意味あるのかと思いながらやっていました。そもそもやり方がわからなかったです。しかし、「仕事を楽しんでいる大人」は自己分析をしっかり行なっていました。また、就活で内定をもらう為だけではなく、自分の人生と向き合いながら納得のいく人生を送るために社会人になってからも継続的に自己分析を行なっている登壇者の方も何人かいました。
「好きなことを仕事にするorしないほうがいい」論争がありますが、自分がなぜそれが好きなのかを分析することでその答えが出るのではないでしょうか。自分の好きなことに対して「なぜ好きか」を言語化することで、仕事にしたほうがいいのか、そうではないのかが見えてきます。
例えば、「英語が好き」だとしても、whyを繰り返し自分に問いかけると英語自体が好きなのではなくて英語を使うことで「様々な価値観に触れて自分の視野を広げられるから好き」なのであれば、英会話教室の先生になるよりも多様な価値観に触れ視野を広げられる環境がある仕事に就く方が仕事を楽しむことができますよね。(例えが下手ですが...)
ファシリテーターの方は、企業側も企業の商品が好きな学生を採用したいのではなく企業で活躍してくれる学生を採用したいので、面接で「好き」をアピールするだけでは不十分だとおっしゃっていました。
自分の好きなことを言語化して整理することで自分の価値観を知ることができ、その価値観と企業理念や仕事内容がどれだけ近いかが仕事を楽しめるか否かを決めるのではないかと思ます。一緒に働く人のもかなり重要なので、自分が成長できた過去の出来事を分析して、周りにどのような人がいたのか知るのも大切です。(尊敬する先輩を目指したから成長できた、仲間と一緒に努力する過程にやりがいを感じたから成長できたetc...)
自分の考えをそのまま頭の中で理解することと言語化することは全くの別物です。ある登壇者の方は、言語化する過程で自分の思考を整理することができ、また人生がうまくいかない時も自分の人生の指針として支えてくれたとおっしゃっていました。就活で自己分析が行われるのは自分の人生の舵を切るときに失敗しないことが目的なので、日頃から自己分析していれば長い人生の中で何度も訪れる決断が必要な時に、納得のいく判断ができるということです。
自己分析のポイント
1. 周りの反対を押し切って意思決定をした時
→周りの反対を押し切って意思決定をした経験がある場合は、その時に自分の価値観が大きく反映されている
2. 些細な決断も重要
→自己分析では部活で優勝経験や留学などの大きな出来事ばかり注目しがちだが日常の選択の中に自分の価値観を理解するヒントがある
例) 中学生の時恋人と別れた理由を分析し、恋人の価値観のどこが気に食わなかったのかを分析することで自分の価値観を言語化
3. なぜやろうと思ったか/ 結果はどうだったか/ 何を得ることができたか
→経験だけではなく「きっかけ」と「学び」が重要
留学経験だけアピールしても面接官には響かない
→ 再現性
部活動で優勝しても「すごいね」で終わってしまう
逆に3位だったとしてもその過程で得た経験や自分の立ち位置(リーダーシップorサポート役)を相手がイメージできるようにアピールすればOK
同様の働きをして会社に貢献できることを相手がイメージできるようにする
4. whyを5回繰り返す
→5回繰り返すことで自分の考えがブラッシュアップされる
他にも...
Aという考えがあったとしてもBを考えて自分の中でディベートすることで新たなCという考えを生み出し、それとDを比較してEという全く異なる(もしかしたらAに戻るかもしれません)考えが生まれる
whyを掛け合わせて考える
自分の身近な人に話して確認する
なども有効!!!
就活を楽しむ (企業に選ばれるのではなく企業を選ぶ)
企業に採用してもらえるように、企業に合わせて自分を偽ってしまう就活生も少なくないのではないでしょうか。確かに1社も内定がないと焦ってしまい、とりあえずどこでも良いから内定が欲しいという思考が生まれてしまいますよね。
しかし、「内定がゴールではない」ということを念頭においておかなければいけません。内定企業数でマウントを取る人もいますが、結局は入社をする1社を選ばなければいけません。何十社から内定をもらうよりも、自分に合う1社から内定をもらえるほうが会社に入ってから仕事を楽しめるのではないかと思います。
会社とのミスマッチをなくすには、やはり自己理解や自分の考えを明確に面接官に伝えることができなければいけませんが、ここで言語化(≒自己分析)が重要になってきますね...
自分のことをしっかりと伝えた上で面接官に落とされてしまったとしたら、それは面接官が会社の方針や雰囲気などに合わないと判断した結果なので、そんなに落ち込まずに「自分に合わないことを教えてくれてありがとう」くらいに考えればいいそうです。
実際に、同業他社3社を受けて1社しか受からなかった登壇者の方は、後に他の2社の内定者と話す機会があった時、全然雰囲気や考え方が違かったため自分がその1社からしか内定がもらえなかった理由が分かったとおっしゃっていました。
毎日OBOG訪問をしていますが、ただ聞いているだけだと何も得ることができないので、やはりアウトプットが必要なのだと痛感しました。この記事を書くためにオンラインキャリアセミナー中に書いたノートを見返したのですが、大切だと思ってメモしたことも結構忘れていました...
あと、人が見ることを意識して書くとめちゃめちゃ気を使って大変ですね...
今度はオンラインキャリアセミナーの中で特に印象深かった回や、他の就活生に見てもらいたい回の紹介ができればと思います。
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