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ポケモン剣盾、ランクマッチ未経験からどれぐらいでマスターボール級に上がれるか挑戦してみた

こんにちは。
レジェアルを遊んで、ヒスイ新ポケモンがどれぐらい強いのか気になって、ポケモン剣盾に遅まきながら新規参入しました。


ポケモン剣盾ではポケモンSVに向けての育成の下準備や有望なポケモンの確保を目的として始めました。

そうするとポケモン剣盾の段階で、ランクマッチどんなものか経験した方がいいだろうなということで、ランクマッチにも参戦しはじめました。

ランクマッチまったくの未経験からマスターボール級まで昇格できたので、どれぐらいで昇格できたのか、どんなことをやったのかを記録として残します。

経験者の人でも「最初からだとこんな感じなのか」とかそういう観点で読んで楽しんでいってください。


筆者の状況

ポケモン歴は
・初代からブラックホワイト2まで遊んだ
・サンムーン、サンムーン2、XYを遊んでいない
・これまでのポケモンを遊んで貯めてきた資産(ポケモン)はゼロ
・ランクマッチは未経験
・9年ぶりにポケモンに復帰
・種族値とかガチ暗記してない
・ダメージ計算のスキルも習得してない
・あまりポケモンの技や特性を覚えていない(知らないこと、忘れてることが多い)


マスターボール級昇格までにやったこと

  1. ポケモンホーム連携をやって、夢特性の御三家を入手する

  2. ストーリーを最速でクリアしてジムバッジ全て集める(全てのポケモンが言うことを聞くようになる体制を構築するため)

  3. めぼしいポケモンを片っ端から捕まえていく

  4. 鎧の孤島・冠の雪原をプレイしてクリアする

  5. ダイマックスアドベンチャーを周回して伝説ポケモンを集めていく

  6. 育成環境を整える

  7. バトルチーム育て

  8. ランクマッチ参入

  9. ランクマッチ環境の調査と研究

  10. チーム構成の試行錯誤


育成環境を整えるまでにかかった時間

必要だったものはだいたいこんな感じでした

  1. わざマシン・わざレコードの回収

  2. 経験値アメ獲得しやすいようレイドバトル用ポケモンの確保

  3. お金

  4. お金を稼ぐためのキョダイマックスニャース(原種)の確保

  5. ミント集め

  6. 銀の王冠集め

  7. ワット集め(鎧の孤島での自動販売機解放のため)

育成環境を整えるだけでプレイ時間100時間はかかった感じです。
特にワットの重要性に最初は気付いてなくて、自動販売機を解放した方がいいと気付いてから毎日5万ワット回収してました。


あと失敗談としては、金策で原種ニャースの有効性に気付いてなくて、ペルシアンに進化させてしまった。
やり方を間違えてたと気付き、原種ニャースを再び入手してキョダイマックスできるように二度手間、三度手間ぐらい失敗しました。

  1. 原種ニャースをペルシアンにしてしまう

  2. アローラニャースだと気付かなくてレベル100にしてしまう

  3. なんとか原種ニャースを再入手して、進化させないでレベル100&ダイスープ飲ませてキョダイマックス対応する

鎧の孤島ぐらいまでは、お金足りなーい拾ったお宝を現金化しなきゃーと貧乏に苦しんでた感じです。(プレイ時間70時間あたりまで)


最初のバトルチーム構想

ポケモン剣盾のランクマッチでの使用率を見れるサイトがあるのは知ってたので、それを参考にどんなポケモンが使われているかのリサーチをしました。

当初の理解度としては

  • 禁止伝説のザシアンとカイオーガがヤバいのだな

  • 準禁止伝説ポケモンは入れる数の制約がないのだな

  • サンダーやランドロスが人気なのだな

  • ボルトチェンジやとんぼがえり便利そう

  • ナットレイやテッカグヤが硬くて弱点も少なくて優秀そう

  • ウーラオスは結構使われてる(どう強いのかあまりピンときてない)

  • ザシアン対策とカイオーガ対策は何がいるのだろうか

  • この段階では6匹中3匹を出してマッチすることすらも把握してなかった

ぐらいの理解度でした。

ザシアン、カイオーガ、サンダー、ランドロスをチームに入れておけば良さそうだとこの辺はすんなり決まった。
残る2匹をどうしようかなと考えて、カイオーガ対策にゴリランダー(夢特性:グラスメイカー)が良さそうだと採用。
最後の1匹はタイプ切り替えできて便利そうだからレッドバーンでいいかと採用。

最初のチーム構想はこんな感じだった。
主な先鋒がサンダーで、控えがザシアンやカイオーガ、たまにゴリランダーだったりした。

40戦ぐらいすると対ザシアンがウザくなってきた

ランクマッチ未経験なので、知らないことだらけでした。

  • 積み技の重要性

  • ダイマックスのタイミング

  • 重要なダイマックス技

  • 各種アイテムの使い方とどんなポケモンが装備してる傾向か

  • 「あくび」の有用性

  • 「ステルスロック」の有用性

  • 「ふいうち」の有用性

  • 「ちょうはつ」の有用性

  • 「みがわり」のウザさ

  • ミミッキュのウザさ

  • 状態異常の有用性(やけど、まひ)

色々分かっていくと、ザシアンがかなりウザいと確信するようになってきました。
早い・殴りが痛い・ダイマックスでHP増やすメリットが薄い
と嫌なポイントが3つぐらいあった。
どうにかならんかなとザシアン包囲網について深掘りをしました。

ザシアン包囲網を調べて使っていった所感を言うと

  • ヌオーは種族値が低いのでザシアン特化すぎる(カイオーガとか他の禁止伝説にやりにくい)

  • ランドロス霊獣はなんかピンと来ない(今思えばダイジェット必須だし、カイオーガにうまく対処もしにくい)

  • サンダーは削り役にまあまあいい、回復もできるし、せいでんきでまひさせることもできる。

  • 日食ネクロズマは持たせる技が「メテオドライブ」と「じしん」だと噛み合わない相手がいる。他にも積み技すべきか、回復すべきか、ダイマックスすべきかの三手先ぐらいの読み合いが必要、やや疲れる。

  • ディアルガはダイマックス前提になるので相手チームが何を出してくるかや順番の読み合いが重要になる。ダイバーンを活かそうとするとカイオーガの特性:あめふらしが邪魔なのでコンビ組ませにくい。

  • メタモンはお手軽でかなり強い。他の禁止伝説にも有効性が高い。イベルタルなどにはハマらなくて相性が悪い。

  • バドレックス(こくば)は特攻が一つでも上がってたら上からそのまま倒せる。

など掴んでいった感じです。
最終的にはメタモンとバドレックス(こくば)、サンダーを対ザシアンとしてチームに入れておく感じになりました。

ここの調査や研究にじっくり時間を使いました。ゲームをしないで色々調べ物をしてました(プレイ時間には反映されてない)

おかげで今では対ザシアンに悩まなくなりました。
ちゃんと調べて対策を取るのは大事ですね。


使っていった禁止伝説ポケモンたち

ザシアン、カイオーガ

ザシアン、ホワイトキュレム

日食ネクロズマ、ホワイトキュレム

日食ネクロズマ、ディアルガ

日食ネクロズマ、バドレックス(こくば)

ザシアン、バドレックス(こくば):現在

ホワイトキュレムは好きだったのですが、ザシアンに対して相性が悪すぎるのでロマン枠だなと悟り、貴重な禁止伝説枠に入れるのはリスキーだと判断してやめました。

シルバーボール級に上がると、日食ネクロズマやディアルガで迷走するようになり、バドレックス(こくば)の強さに気付くまではちょっと停滞してました。(だいたい20戦ぐらい)


転機となったのはあの技だった

40戦ぐらいしてシルバーボール級でグダグダしてる時に出会った相手が使ってきた「バトンタッチ」。
この技に活路を感じて、新しいメンバー候補を調査した。
条件は

  • 高耐久であること

  • 素早さは遅いほうがいい(攻撃を耐えてバトンタッチしたいから)

  • 攻撃か特攻を上げられる積み技持ち

候補は

  • ブラッキー

  • シャワーズ

  • ユクシー

あたりになり、最終的にはシャワーズを選びました。

ブラッキーでも良かったかなと思ってますが、ウーラオス(いちげき)を使いたかったので、別のタイプをと言うことでシャワーズを選択した感じです。

これで削り役もできるし、積み技→バトンタッチもできる。あとから「じゃくてんほけん」持たせれば1ターンでバフを受けてバトンタッチもできるなとできることの幅が広がった。


最終的なバトルチーム構想

この形に落ち着きました

このチームで良い仕事をしてるのは、シャワーズとメタモンとサンダーだったりします。
ウーラオスが出るのは、相手にザシアンとバドレックス(こくば)の2匹がいる時や変化技や積み技を使ってきそうだなと読んだ時です。


やりたい展開としては、シャワーズを先鋒で出して「ふりたてる」や「じゃくてんほけん」でバフを受けて、バドレックス(こくば)にバトンタッチさせる。
特攻が一つでも上がったバドレックス(こくば)に対抗できるポケモンはほとんどいないので、そのまま殲滅できたりします。


慣れないうちは、シャワーズを無理して先鋒に選ぼうとしたり、「ふるいたてる」を使うよりも「なみのり」や「れいとうビーム」で削ったほうが安定するシチュでも気付かなかったり、と読み合いで不安定だった。

慣れると、考え方が柔軟になり、シャワーズかサンダーかメタモンか選んで対応しやすくなりました。


ウーラオスは気に入っているんですけど、6匹の中では一番登場させた回数が少ない感じです。
一応役目としては、バドレックス(こくば)相手に「ふいうち」で好き勝手させないとストッパーやったり、「ちょうはつ」で積み技や変化技を使いたがる相手を封じ込めたり。
たまにザシアン相手に「きしかいせい」で大ダメージを与えて削ったりもします。この型はかなり珍しいらしくザシアン側は無警戒にこれ幸いと殴ってくるので返り討ちにして痛い目に合わせることができます。


シャワーズを先鋒に出すとかなりマイナーな型なのか、積み技→バトンタッチでバドレックス(こくば)やザシアンに変えてこようとしてるという発想を相手があまり持たないのか、結構甘く見てきます。
バトンタッチでバドレックス(こくば)に変えると、慌ててダイマックス化してくる人がほとんどですが、大体の場合その時点でかなりリードしてます。3タテできることもあります。
シャワーズの仕事はバフを受けてバトンタッチするか、相手のHPを少しでも削って後続に渡すか、なので適切に対処するのは難しそうです。


マスターボール級に上がれるのに要したプレイ時間

育成環境を整えるのに100時間はプレイしてたので
ランクマッチをやるようになったのは遅めだった
ちょうど勝率50%で昇格しました
GW期間中にランクマッチをやってた人はかなり少なかったらしく
最初から順位が4桁でした
(実際は数万人はマスターボール級にいるらしい)

ランクマッチをやった試合数はだいたい110戦ぐらいです。

レンタルチームは一切使わず見ずに、自分で考えて用意したチーム構成のみで到達しました。

「ランクマッチ未経験でも適宜調査・研究しながらやれば110戦でマスターボール級になれた」という一サンプルケースです。


ポケモン剣盾界隈でもマスターボール級には誰でもなれる風潮があるらしい

このような記事があったので読んで見ました。
実際にランクマッチ未経験からマスターボール級に上がってきた人間の所感としてどうなのかすり合わせてみました。

誰でもマスターボール級に上がれると言われる、一番の理由はこれです。一度上がったランクは下がらないんです。

【ポケモン剣盾】ランクマッチのマスターボール級には誰でもなれるってほんと?

4月と5月をまたいでランクマッチをやってた時期が1週間ぐらいなのであまりよく分かりません。
ただ勝率40%とかでもなかなか降格しなかったので、降格しにくいという感覚は確かにあります。(なかなか昇格できないなーぐらいの感覚)

実際にやってみると、一番下のビギナー級からガチガチのガチパばかりです。厳選もみんなちゃんとしてるし、努力値もしっかり振られてます。

【ポケモン剣盾】ランクマッチのマスターボール級には誰でもなれるってほんと?

これは割とそうでした。
ただビギナー級やモンスターボール級の時は、なんとなく強いポケモンを集めただけの何をしたいか何ができるか何を封じ込めるかの構想が甘いチームもいました。
シルバーボール級あたりからは普通にみんなしっかりしてたと思います。

たまにネタに振り切ったチーム構成もいたりしました。
全員こおりポケモンチームとか、はがねポケモンチームとか。
110戦やってネタみたいな構成は2チームぐらいしかいなかったので、割とみんなガチパだったと思います。

チームはだいたいみんなガチパなんだけど、相手が何してくる・何を止めなきゃいけないなどの調査をしてない、経験や発想が足りてないんじゃないかなという傾向があったかなと思います。


お世話になったサイトやツールたち

ランクマッチ未経験でも110戦でマスターボール級まで昇格できたのは先人たちが色々調べてまとめてくれてたり、便利なツールを出してくれてたりしていたおかげです。

この場を借りてお礼申し上げます。大変役に立ちました。

ほとんどの情報はここで教えてもらった


現在のランクマッチの環境はここで教えてもらった


ダメージ計算のシミュレーターはここでお世話になった


おわりに

ポケモンのランクマッチは面白かったです。
詰め将棋をやってるような感覚がありました。
連勝するとポイントがグッと貰えるので、「マスターボール級に昇格するのは意外とヌルい」はまぁ多少あるかなと思います。
勝率50%付近をずっとキープしてればマスターボール級に昇格できるという感覚です。
調べる力のある人や研究するのが好きな人、学習するのが好きな人には向いてるゲームだなと。
ランクマッチ未経験勢でもプレイ160時間、ランクマッチ110戦あたりでマスターボール級になれたよという報告をこれにて終わります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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