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ネタバレ:ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムからゼルダの歴史考察

こんにちは。
ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム(以下ティアキンと略します)が出て、メインストーリーを全部埋めてクリアしました。
どんなことが起きたのか、ゼルダシリーズでどういう感じになるのか把握できたのでまとめます。
どうしてもネタバレがあるので、見たくない人はここで離脱してください。
↓ここからネタバレ↓














はい、ここまで来た人はネタバレ大丈夫な人ですね。
では進めます。

ゼルダシリーズの歴史

前作のゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(以下botwと略します)は時系列的にどこに入るのか有耶無耶になっていました。
今回のティアキンで「封印戦争」のことが分かると言うことで、勇者敗北ルートが確定しました。


  • 封印戦争で何が起きたのかを扱っている

  • botwとティアキンは勇者敗北ルートのリンクの冒険以後の話

なんですが…
色んな描写で辻褄が合わない点があり、ティアキンの舞台は本当に勇者が敗北した後の封印戦争時代を舞台にしてるのか?という点が残ります。


歴史的に辻褄の合わないこと

簡単に言うと「トライフォースの存在がティアキンでは無視されている」んですね。
ティアキンの過去の時代が上の歴史の「封印戦争」時代を扱っているなら、時のオカリナ以降の時代なのでトライフォースの存在は認知されてないとおかしい。

しかし、ティアキンではトライフォースの存在は確認されてません。
トライフォースの代わりにゾナウ族の秘宝「秘石」を奪ってガノンドロフが魔王になるというストーリーです。

だから舞台が時のオカリナ以降に発生した「封印戦争」時代となると「トライフォースがあるか知ってるかどうか」の矛盾点が出ちゃいます。


歴史的に辻褄を合わせる場合の変更点

辻褄を合わせるためには、トライフォースが知られていない時代が「封印戦争」時代だと再編成する必要があります。

ではどこに封印戦争があると辻褄が合うか?

  • ティアキンの登場人物のラウルとソニアは「ハイラル王国建国時の王と王妃」

  • トライフォースの存在が知られていない(時のオカリナ以前)

なので封印戦争の時代がスカイウォードソードの後でふしぎのぼうしの前だとするとピッタリ当てはまります。


ティアキンの疑問点

  • botwの時もそうだったんですが、トライフォースの名称が人々から失われている(王家に伝わる封印の力と呼ばれている)

    • それだけ時間が経っていると考えることができる

  • ティアキンでゼルダ姫がトライフォースの力を使えてない、かなり弱体化している

    • botwでゼルダ姫は100年厄災ガノンを封じ込めて封印の力をほとんど使い切ってる説がある

  • botwの厄災ガノンとティアキンの魔王ガノンドロフの具体的な繋がりが分かってない(どっかに繋がりを示すテキストあるのかもしれないが…)

    • 描写的には封印されていた魔王ガノンドロフの瘴気が漏れて、厄災ガノンとして騒乱を引き起こすようになっていたと受け取ることができる(魔王ガノンドロフ自身は封印されて意識がなかったので厄災ガノンの騒動の経緯を知らない)


ちょっと気になること

  • 「ゼルダの伝説でトライフォースをもうやめたいのかな」という雰囲気がbotwやティアキンにある。

  • ゾナウ族が神の末裔というよりは異星から来た文明のある宇宙人みたいなところがある。

    • 天空に住むだけでなく地底にゾナニウム発掘のための施設を設けたりしていて、異星から住処と資源を求めてやってきた宇宙人みたいなムーブをしている。


まとめ

ゼルダの歴史的にはティアキンのいくつかの描写が食い違っていて完璧な形に収まっていない。
ゼルダの歴史の再編成が行われそう。
封印戦争が起きたのが時のオカリナの勇者敗北後じゃなくて、スカイウォードソードの後のハイラル王国建国時代だとすると収まりが良い。

以上です。

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