ネタバレあり:ブレイブリーデフォルト2を真EDクリアしました
こんにちは。
ブレイブリーデフォルト2を遊んで真EDクリアもして、隠しボスも倒して戦闘面でやることはなくなったので、ネタバレ記事をここに書こうと思います。
ネタバレばかり書くので見たくない人はここで引き返せばノーダメージです。
はい、ここからネタバレしていきます。
ブレイブリーデフォルト2の歴史
当時のミューザ国の王家の人間であるイナンナがヤンデレとなって化物になったというところからブレイブリーデフォルト2の舞台の歴史がだいたいはじまってる感じです。
でその責任を取ってミューザ国の王家が200年単位で生贄となってクリスタルに力を注ぎヤミノヒトミの封印を維持するのを繰り返してました。
それがヤミノヒトミの思念の影響を受けた妖精が出て大量のアスタリスクを人間界に持ち出すことで状況が変わり、ブレイブリーデフォルト2の話が始まるという形です。
ストーリーについて
ブレイブリーデフォルト1とブレイブリーセカンドとはストーリー上の接点はまったくない。
ブレイブリーデフォルト2の世界自体がちょっと変わってるらしく、海に囲まれた一つの大陸で成り立つ世界という構造をしているようだ。
違う世界へは外海という形で、クリスタルの超常の力を使わないと行き来できないようになっている。
ヤミノヒトミがラスボスであり化物となった元人間を滅ぼして、クリスタルで封印しないといけないのを終わらせるのがブレイブリーデフォルト2の最終目的になる。(クリスタルのために生贄となり続けたミューザ国の王家の宿命、その子孫のグローリアの宿命も解放される)
ヤミノヒトミは司書のアスタリスクを特殊な魔導書に変化させて自分の情報を保存、本体である器は別の世界(外海)に隠す。その2重バックアップで何度も復活する倒せないという仕組みを構築していた。ハリーポッターに出てくるヴォルデモートの分霊箱みたいなものを採用していることになる。
本体である器を倒すためには、外海へ行く必要がありそれには外海からきた人間が必要になる。ブレイブリーデフォルト2の世界の人間には倒す手立てがないという、だいぶ性格が悪い仕組みになっていた。
そういうわけでヤミノヒトミを倒せるようにと、主人公セスは違う世界の外海から風のクリスタルに選ばれて復活させられた人間なのだが、風のクリスタルはだいぶ色々知っている分かっているということになる。
クリスタル側も「俺たちヤミノヒトミを封印するのが本来の仕事じゃねーんだけどな」と飽き飽きしてたようなのでヤミノヒトミいい加減どうにかしたいわと動機はあった形になる。
クリスタルについてはよく分かっておらず神代の世界から存在する森羅万象を司る人格を持った神器ということしか分かっていない。
最初は妖精エドゥナと対決しその結果ヤミノヒトミを封印しきれずグローリアの命を犠牲にして再封印するバッドエンド。魔導書を通して別のパラレルワールドにいるセスたちにこういう結果になってしまったと通知する。
次は妖精の国で記憶の泉に侵入してきたヤミノヒトミと対決するのだが何度も復活してきて倒せず、もう仕方がないので妖精の国毎時間を止めて隔離することでヤミノヒトミの活動を止める。その際にアデルは妖精の国に残ることを選択し、主人公たちはバラバラになるバッドエンド。この結末も魔導書を通して別のパラレルワールドにいるセスたちにこういう結果になってしまったと通知する。
3度目の正直ということで、ヤミノヒトミは何回も復活するからどうにかしないといかんよという事実と、50年前の光の4戦士のスローンが実はブレイブのアスタリスクを持ってるんだよねという映像も魔導書が伝えてきた。
それでスローンの墓へ行ってブレイブのアスタリスクどこよ?と確認できないかと思ったら魔導書が反応して過去のスローンと戦わされる。それで勝ったら実はアスタリスクの半分はグローリアが形見の剣に付けてて、もう半分は主人公セスが海で遭難した時に拾った石だと判明する。(そのせいでセスは風のクリスタルに選ばれて海で遭難して1回死ぬことになったのだが)
全てのアスタリスクを集められたことにより魔導書が完全に読めるようになる(そのためにブレイブのアスタリスクが必要だった)
そこで魔導書がヤミノヒトミのバックアップとなる仕組みだと分かることになる。
ヤミノヒトミの情報を保存している魔導書をどうにかしないとヤミノヒトミを倒せないので手段をないかどうすればいいのかと思ってた矢先で、セーブデータ画面をよく見ると謎のセーブデータのブロックが出ているのでそこにデータを上書きすると魔導書をどうにかできたので最後の章へ話が進むというメタ的な展開。あーこういう仕組みがブレイブデフォルト1にもあった気がするーとかそんな気持ちに。
次は外海にいるヤミノヒトミの器(本体)を叩かないといけないんだがどうすればいいか分からんぞと困ってるところに、行方不明になっている妖精王が実は序盤出てきた船の貸し出しをしてくれるお婆さんだったとか色々伏線が散りばめられてて、本当の終盤に回収してくるところがいぶし銀的な仕事の仕方だなと感じた。
なお、その妖精王のお婆さんは主人公たちを外海に送り届けるために力を使い果たして消えてしまった。
それで外海に辿り着き、ヤミノヒトミの本体をボコボコにして真EDに到達。
そういう流れになっている。
全体を通してみて思ったのは、王道的でちょっと退屈気味な流れかなーとずっと感じていた、バッドエンドからパラレルワールド的展開になって、まぁそうですよねとシリーズを知ってる立場ではそうなってたところで、魔導書どうにかしなきゃいけないがどうするんだ?というところでのメタ仕組みでちょっと驚いて、船を貸してくれるお婆さんが妖精王だっていうのが一番驚いたポイントだった。
ストーリーは王道でちょっと渋めの堅実に練りこんだ構造だったと思う。ブレイブリーデフォルト1ほどのインパクトはなかったけど、ずーっと地味なのをやっていて終盤で種明かしされると丁寧に練りこんで作ったなというのは感じられた。ストーリーの良し悪しは人によって評価やや分かれそうだ。
魔導書がヤミノヒトミの情報が保存されている超重要なアイテムなのに対して、ヤミノヒトミの足を引っ張る現象を何度も引き起こしているのにはちょっと苦笑。
ラスボスについて
真EDのラスボス戦で気付いたんですけど、ブレイブリーデフォルト2の世界の中で1番ナイスボディな造形になってるんですよ…
たいあたり連発で何もさせずにハメて倒したので強さは全然分かりません
ゲームバランスについて
すっぴんジョブ強すぎ。たいあたり強すぎ。敵を行動不能にしてハメ続けられるので反則級。ものまねかなり強い。たいあたりのコストが半減するのでとても有効。
狩人ジョブいないと困る。カウンターを避ける「仕返し回避」のアビリティが重要すぎる。
導師ジョブ強すぎ。精霊が強いし、2つめの特性の「見えずとも共に」が防御面でほとんど完璧だった。BPが1以上にならないように管理してれば永続HPMPBP回復なので非常に強力。敵のジャマーにも引っかからない。
他に高火力大火力の組み合わせはあるのだろうけど、ものまねたいあたりが最強安全でもう良いだろうという感じがある。ゲーム内最強の敵である隠しボスのゴードリィルもたいあたりでハメて倒した。(飛んでるとたいあたりが当たらないので普通に通常攻撃で殴るだけで良かった)
むしろ中盤の方が色々苦労すると思う。回復してくるボスがウザいのに火力が足りないーどうしようーとか。
終盤の方は後述の稼ぎポイントを使えば最強近くまで簡単に育成できるのでどういうパーティー組み合わせがいいかとかは非常にザル。
自分の例を言うと
全ジョブマスター(ランク12達成)&すっぴんレジェンド化(ランク15達成)の前提で以下の構成が楽。
アタッカー2名
すっぴん/魔獣使い
アビリティ 徒手空拳/仕返し回避/サブ特性発現2/会心強化/(自由)
サポーター
すっぴん/導師
アビリティ 魔獣化/仕返し回避/サブ特性発現2/会心強化/(自由)
ヒーラー
すっぴん/白魔道士
アビリティ 魔獣化/仕返し回避/サブ特性発現2/会心強化/(自由)
全ジョブレジェンド化(ランク15達成)なら以下構成あたり
アタッカー2名
すっぴん/魔獣使い
アビリティ 徒手空拳/仕返し回避/サブ特性発現2/なんでも全体化/会心強化
サポーター
すっぴん/導師
アビリティ 魔獣化/仕返し回避/サブ特性発現2/なんでも全体化/会心強化
ヒーラー
すっぴん/白魔道士
アビリティ 魔獣化/仕返し回避/サブ特性発現2/なんでも全体化/会心強化
パラメーター最強になったすっぴんで、たいあたり&ものまね連発し、敵をガンガン行動遅延させて永続スタンさせる構成で非常に安定してボスを倒せる。
サポーターの精霊の効果が切れないようにBP1以上にならないように管理して戦えばHPMPの心配もなくずっと戦える。
ヒーラーは念のため入れてる、不要だと思ったらサポーターやアタッカーにしてもいい。
試練の回廊もラスボスも隠しボスのゴードリィルもこれで全ていける。
ゴードリィルの場合は物理反射があるので1人1回たいあたり(HP余裕あれば2、3回)してればいい(空飛んだら通常攻撃で殴ればすぐ地上に降りてくる)
装備品は
リボン全員必須(後述の稼ぎポイント使えば欲望のフルコース1個でリボン3個は買えるぐらいお金溜まる)
サポーターとヒーラーは祝福の盾を装備(武器は片手で持てるならなんでもいい)
他は重量や攻撃力が上がるように装備していくと良い
稼ぎポイントについて
「ブレイブ」ジョブを入手してから稼ぎポイントを有効活用できるようになった。
LV差のある敵を一瞬で倒す「黄泉送り」アビリティを最大限に活かす。
場所は審理のアギト。ワープポイントをもう少し深く潜った先にあるアイスリンクみたいにグルグル回れて敵が多くいる場所がある。広めでリポップしやすいので非常に稼ぎやすい。ウィキウィキブラザーも出てくるので美味しい。
ワープポイントから右へ
そのまま進み1階層深く潜る
その先に途中横道があるので入る
その先が稼ぎポイント。真ん中の高台に宝箱3つあるのが目印。モンスターもたくさんいてリポップしやすい。
ここで欲望のフルコースを使うと入れ食いで連戦できる(1回敵にぶつかるとそのまま4〜6回連戦になる)
欲望のフルコースは妖精の郷マグ・メルのショップで買って補給できる。
欲望のフルコースを2個使えばLV52あたりからLV70少しまで育成できて全ジョブマスターできるぐらいの美味しさ。プレイ時間だと1時間半グルグルしてるだけで良い。
やりこみについて
ほぼ図鑑埋めやミニゲームのB&Dカードとなる。
B&Dカードは何回もやらないといけないのでめんどくさくて人を選びそうな感じはある。お好みで。
先述の稼ぎポイントやたいあたり連発構成が強すぎるので隠しボスや試練の回廊などはやりこみの範疇にはあまりならない。ヌルゲー。
遊び終わった後の感想
またパラレルワールドかーと言うのが正直な感じ。
敵が反応してくるカウンターやジャマーがかなり鬱陶しくて狩人の「仕返し回避」は必須アビリティ。
中盤のアダマス戦とか長期戦になるボス戦が実は山場だと思う。
終盤はクライマックスはブレイブ入手のためのスローン戦。ここを突破できれば「黄泉送り」アビリティでガンガン稼ぎポイントを使えるのであとは消化試合化する。
なんだかんだ言っても楽しめたがワールドがやや狭く感じられてボリュームもう終わり?と言うところ。やりこめばプレイ時間100時間遊べると前評判で聞いたが、そんなに遊べるかな?と懐疑的に思っている。
印象に残ってるキャラはサイコパス自称画家のフォリィ。だいぶエグいなーと感じた。
エルヴィスの師匠エマは既に亡くなってるのに存在感がありすぎてもうちょっと知れたら良かった気もする。彼女のおかげで重要アイテムである魔導書を最初から入手してたのも貢献度高いと思う。
試練の回廊や隠しボスゴードリィルは稼ぎポイントを使った後ではザルだった。特に印象には残っていない。
ゴードリィルを倒した時点での主人公のパラメーター(全ジョブマスターしてる徒手空拳状態のすっぴん)
100点満点中87点。通常では採点満点90点。特筆した印象に残ったインパクトや加点要素があった場合+10点の上限がある採点項目の感じ。加点要素があまりないかなと実質90点中87点あたり。ジョブ選択やアビリティ選択のUI/UXがちょっと操作間違ったりすることがあるのでそこだけ少し減点要素。加点要素が出なかった理由はボリュームやストーリーのインパクトがやや薄かったかなと思う。
終わったあとは、このたいあたり連発構成強くね?と喋りたい感じでした。
追記:最大火力について
隠しボスのゴードリィルを1人で倒す最大火力の手段は見つかっています。
簡単に言うと全員でリフレクトリング装備して魔法攻撃力マシマシにした魔人で連続魔するだけです。
ここでは最大レベルにまで高めた「ものまねたいあたり連発」についてまとめます。
アタッカー
すっぴん/竜騎士
アビリティ 仕返し回避/会心強化/魔獣化/そのまま全体化/全体化強化
装備品
光の剣/ダークネスソード/リボン/他は自由
光の剣やダークネスソードなど最強装備は該当するジョブのサポートアビリティ全てが発動します。
ブレイブと魔剣士の最強装備なので、実際に発動するアビリティはこのような状態になってます。
アタッカー
すっぴん/竜騎士
アビリティ
仕返し回避/会心強化/魔獣化/そのまま全体化/全体化強化/
(武器で追加されているアビリティ)
なんでも全体化/剣の心得/黄泉送り/サブ特性発現2/ダメージ限界突破/ラストリゾート
発動している特性
ふんばる/たいきばんせい/ハイウインド(武器で追加されている特性)
この構成はボス一匹より試験の回廊など複数の敵がいるところの方が火力を発揮します。
クリティカルが出れば、たいあたり1撃2万5000ダメ出ます。ブレイブで4発全体攻撃できるので理論上では敵全体に対して行動スタン付きの10万ダメージを与えられます。
HPやMP消費なしのものまねだけでこの火力を出せるので、ほとんどの敵はあっという間に溶けます。
最強武器と装備したアビリティの効果は重複するようなので、魔獣化を重ねたり、全体化強化を重ねたりしたほうが強くなるかなと思ってたのですが満遍なく装備するのが強いという結果になりました。
次点で強い構成は竜騎士にランスオブドラグーン&光の剣のものがあったんですが、サポートアビリティのスカイハイの効果で開幕はジャンプしてていないので1ターンものまねたいあたり連発するのが遅れる。やや使い勝手は悪くなります。
もっと強い火力構成はあったりするかと思いますが、回復の手間なしでレアアイテムドロップ目当ての連戦したい時などのコスパで考えるとこの構成が一番楽な気がします。
以上です。
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