「取材日記 2002日韓ワールドカップ 日本が燃えたあの日々」part8
6月4日 別バージョン
日本vsベルギー @埼玉スタジアム
日本で行われた日本代表のワールドカップ初戦は、誰もが見たいはず。私は運よく日本戦のグループリーグ3試合分のチケットが家族全員分当選していたので、観客席で観戦予定でした。ただ、うれしいことにワールドカップ取材班に選ばれたため、日本代表の初戦はテレビ観戦となりました。
ロシアチームの取材担当たせったので、翌日のロシアvsチュニジアの取材で関西に移動していたため、取材終わりにホテルで観戦。
この試合、今でも記憶に残るシーンは、後半14分鈴木隆行が足を最大限?に伸ばした「足先シュート」。1998年のフランスワールドカップのジャマイカ戦で、中山雅史が骨折していながらも決めた魂のゴールから、4年の歳月が繋げた感動的な同点ゴールでした。その後、23分に稲本潤一の勝ち越しゴールがあったものの、キャプテン森岡隆三が怪我で途中交代。清水エスパルスでいつも取材していた選手だけに、けがの具合を心配していると、日本代表はベルギーに同点ゴールを奪われて同点で試合終了。いや~、勝利まであと少しだっただけに、悔しかった。
ただ、日本代表にとってヨーロッパの強豪相手に初戦での勝ち点1は及第点。だからこそ、私が取材しているロシア代表との試合が、日本代表のグループリーグ突破に向けて、すごく重要になりました。視聴者に、ロシア代表情報をしっかりと伝えなければと、日本代表選手ほどでないにしろ、責任も感じました!
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