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マニラ首都圏とラグナ、カビテ、リサール、ブラカンの4州を一般防疫地域(GCQ)に一段階緩和
フィリピンの大統領府は19日から、マニラ首都圏とラグナ、カビテ、リサール、ブラカンの4州を一般防疫地域(GCQ)に一段階緩和することを明らかにしました。公共交通機関が動き、レストランの店内飲食も制限付きで再び認められます。首都圏などは今月3日に医療崩壊を懸念した医師団体の進言を受けてドゥテルテ大統領が4日から防疫措置をMECQに逆戻りさせ強化していました。
これに先立って、他の地域はでは既に16日からの隔離措置が実施されており、セブ島ではGCQに据え置かれたセブ、マンダウエ、ラプラプ、タリサイの各市に加え、ミンラニーリャ、コンソラシオン両町が加わりました。その他のビサヤ地方ではイロイロ市が、ルソン地方ではバタンガスとヌエバエシハ、ケソンの3州がGCQに引き上げられています。それ以外の地域は8月末まで修正一般防疫地域(MGCQ)となっています。