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satomigoro
歌と唄
💡てっちゃん様の画像を使わせていただきます。
ありがとうございます。
本日は「歌と唄」をテーマに書いていきます。
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歌と唄。
どちらも「うた」と読む。
僕はこう考える。
歌は、思いや考えを言葉にして音程をつけたもの。
唄は、その中でも抑揚をつけたものなのではないか。
その答えを調べてみた。
どうやら以下のような違いがあるらしい。
✅歌:ことばに節をつけたもの。
✅唄:仏を褒め称えるうた。インドサンスクリット語の「梵唄」(ぼんばい)に由来する。
*梵唄とは、歌唱することである。歌って唱えること。
上記のような違いがある。
「歌」に関しては宗教を問わず、節をつけたものは全て歌と言える。
節とは、楽譜によくある1節(一区切り)のこと。
音符のことはよく分からないが、意味の一まとまりを節と呼び、節の集まりが「歌」になる。
その一方で「唄」はインドサンスクリット語由来の言葉。
サンスクリット語とは仏教と共に中国に伝えられた言語で、中国から日本へも仏教だけでなくサンスクリット語も伝えられた。
主に邦楽のことを指す。
だからこもりうたは「子守唄」と書く。
「子守歌」と書くこともある。
ちなみに、うたと読む漢字には「謡」もある。
特徴は2つ。
①学期の伴奏なし
②広く人々に親しまれたというニュアンス
例えば、童謡や民謡などがある。
この2つはどちらも伴奏があるので①の意味は薄れていると言って良いかもしれない。
②の意味合いが強い。
童謡とは、分かりやすく言えば桃太郎やどんぐりころころなとがある。
民謡はソーラン節などが有名かもしれない。
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最後に、以下にまとめてみた。
・歌:ことばに節をつけたもの。
・唄:サンスクリット語の梵唄(ぼんばい)=歌唱すること。仏教由来の言葉。
・謡:個人の価値観に関係なく、広く親しまれた謡。