さびしいだけでは語れない
今日は主任のYさんの最終出勤日。
昨夜は4年かけてちょっとずつ増えていった彼女の私物をまとめて車で運び、その足で先日異動の話をした思い出のファミレスに行った。
満開の桜が咲く遊歩道の近くにあるそのお店は、平日の夜にもかかわらずひどく混雑していて、学生のバイトであろう若い店員さん達が必死な様子で接客していた。
急にバイトを休む人が複数人いたのか、はたまた桜の満開の時期が読めなかったのか、理由はわからないが、とにかく尋常ではないほど人手が足りていないことが料理の提供時間からもわかった。隣の席の年配のご夫婦が店員さんを捕まえて、何やらガミガミ言っている様子もうかがえる。
申し訳なさそうにペコペコ頭を下げる若い店員さんを、気の毒だなと思いながら見ていたのだが、考えてみたら、自分達のオーダーからもすでに40分近く経過していた。
確かにお腹は空いていたが、おしゃべりに花が咲いていたので気にならなかったのだ。
楽しいって最強だ。
Yさんの話はいつも本当に面白くて、休憩時間などはいつも、彼女を中心にみんなが楽しそうに笑っている。
私の大好きな光景だ。
そんな彼女と一緒に過ごせるのも今日が最後。
今の気持ちは?と、自分に問いかけるが、
言葉が浮かばないや。
最後に、
目に見えて人手が足りていない時は、予め
「お料理の提供までにお時間いただきます。」といったことを伝えてから、席を案内する必要があるよな〜って思ったことを書いておこう。
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