４３歳で子宮卵巣全摘手術⑦手術翌日(入院３日目)

９月２７日手術翌日(入院３日目)

腹腔鏡手術翌日の患者(私)の１日を医療に明るくない一般人が綴ります。
術後の経過には個人差がありますので、あくまでも娯楽作品としてお楽しみください。

6:30   起床

１０時間熟睡して朝を迎えました。
目覚めて直ぐにモソモソと動きはじめ、AM７時前には手すりを掴んで自力で起き上がり、手術の１５時間後にはベッドで正座していました。飯はまだかのう。( ･.･ )

担当医Ｓ先生が朝、病室を覗いてくださった時も座っていました。
「元気そうですね。良かった。」と笑顔。
微熱はありますがおかげさまで元気です。

想像していたよりも痛みが少なくて看護師さんに「点滴に鎮痛薬入ってるんですか？」と質問。

「入ってませんよ」の返答に衝撃を受ける
‎( ꒪⌓꒪)ﾏｼﾞｶｰ
「昨日の１９時くらいに入れた座薬って……もう切れてますよね？」

看護師さん「ハイ。」

丁寧な手術で傷口も小さく、翌日の痛みも少なくて驚きました。

朝一番に検温と、尿管を抜いてもらいトイレは自力で。
点滴をしているのでトイレが近くて１日で５往復くらい行きました。
手術翌日でまだ素早い動きは出来ませんが、トイレや歯磨きなど病棟内を歩き回わり、夕方から全粥食が食べられました。

起き上がる際に、肩、みぞおち、アバラに痛みあり。徐々にひどくなりました。

これは腹腔鏡手術後に出る痛みで、カメラでお腹の中を見やすくするため、お腹を膨らませるのですが、その時に使用するガスが自然吸収されるまで続く副作用だそうです。

Ｓ先生から事前に説明いただいており、手術終了後に肩の痛みを和らげるための湿布を貼ってくださいました。
細身の人の方が痛みが強く出るそうです。

20時頃 ヘソから血
アバラ(下部肋骨辺り)の皮下気腫があり(押すとプチプチして楽しい)痛みが強くなって来たので、看護師さんに湿布をお願いしようと服をめくると、医療用テープの中に出血。

手術で縫ったヘソ部分に大さじ１杯強の血が溜まっていました。
ヘソが真っ赤、何これ怖い。
切開手術とかになったらどうしよう。

夜勤のお医者さんに内診をしていただき異常なし。

透明テープをめくって血を拭き取り、ガーゼを当ててガーゼ素材の大判テープを貼ってもらって就寝しました。
消灯前後にトラブルで、看護師さん、お医者さん、同室の方にもご迷惑おかけしました。

イヤ、でもちょっと滲んでますよ…
入院中ですもの、ちょっと不安な夜もあります。