43歳で子宮卵巣全摘手術⑥手術当日(入院2日目)
9月26日(入院2日目)
手術当日の患者(私)の1日を医療に明るくない一般人が綴ります。
※あくまで個人の感想です。
AM2時〜3時頃 待望のお通じ
経口腸管洗浄剤を飲み始めて最初のお通じで一安心。出してもらったアセトアミノフェンが効いて頭痛も落ち着きました。
ニフレックを飲み初めて14時間。
まだ少し残っていましたが、手術に備えて睡眠を優先しました。
7:30~ 内診
9時頃 点滴スタート
10:45 夫と面会
付き添いの夫は病院敷地内で手術終了を待ちます。手術室に向かうエレベーター前で見送ってくれました。
11:00頃 いよいよ手術に向かいます
手術着に着替えて車椅子に乗り手術室へ。
手術室の扉の前で待機されていたオペ室担当の看護師さんや救急救命士さんとご挨拶。
気管挿管実習に来られた若い救命士さんから気管挿管の説明を受けます。
気管挿管実習の協力は任意です。
前日に同意書にサインして提出しました。
全身麻酔で意識が無くなってからの事なので詳しくはわかりませんが、若い救命士さんは無事に実習を終えられたようです。
唇にできた小さな水膨れは実習に協力した証(多分)
手術室に入ると自分でベッドにあがります。
手術ベッドは温かく、柔らかく、心地よすぎて人間をダメにしそうな快適幸せ温度でした。手術ベッド最高。
ベッドの頭側でスタンバイされていた麻酔科医さんからゆったりとした口調で説明を受けます。
「色々なモニターに繋がったシールをおでこに貼っていきます。小さな針がついているのでちょっと痛いかも…」
おでこのシールを押さえること一回目
頭皮マッサージみたいで気持ちいいな
二回目
あれ?もしかしておでこの産毛でシールが付かないとか?(焦)
三回目
産毛剃っておけば良かったぁぁぁ(恥)
ここから記憶がありません。
ただただ気持ち良く眠りにつきました。
なんとも言えない心地良さで、出来ることなら生きているうちにもう一度経験したいです。
11時30分頃 手術
16時過ぎ 手術終了
意識あり 痛みなし
担当医S先生の「終わりましたよ」という優しい声で目覚めました。
術後、手術台からエレベーターで運んで来た病棟のマイベットに移されたようです。
ここは手術室の外でしょうか。(曖昧)
ぼんやりしながら
「ありがとうございました」とお礼を言い周りを見ると夫を見つけました。
「今、何時?」と聞くと
夫「え、今4時過ぎかな」
AM11時半~PM16時過ぎ、およそ5時間にわたって、ものすごく緻密で丁寧な手術をしてくださいました。(詳細は別記事で)
「(長時間の大手術)ありがとうございました〜〜〜」
そこからまた記憶がありません。そのまま3階の病室に運ばれたようです。
運んでいただきながら爆睡してたんですかね、本当申し訳ないです。
19時頃 目覚め (痛みあり)
目覚めてすぐの吐き気でナースコール。
口を押さえて首を横に振るジェスチャーで夜勤の看護師さんが直ぐさまビニール袋を持って駆けつけてくださいました。
ビニール袋に1回嘔吐。
座薬で痛み止めを入れてもらいました。
これが麻酔から覚めるという状態でしょうか。
喋るのも儘ならない状態にも関わらず、汲み取ってサポートしていただき、ゆっくりと休むことが出来ました。
看護師さん本当にお世話になりました。
20時頃
実家家族にLINEで手術無事終了の報告。
1時間もかからず座薬が効いてそのまま就寝しました。
※経口腸管洗浄剤や全身麻酔の作用の仕方や副作用、術後の状態など個人差があるもので、あくまで一個人の感想です。