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松本山雅FCvsカターレ富山(A) レビュー【2023 J3 第8節】

はじめに

どーもこんにちは、すぴっちです。
第8節vsカターレ富山のマッチレビューになります。

*時短のため、60分までの振り返りになります(ボランチ菊井をもっとよく見たかった…)

本記事で言いたいこと

もっと…もっと…クレイジーな山雅になっていこうぜ!!!

試合結果:0-3 (負け)

今までで一番苦しんだ試合

結果で見ると、3点差という大差での敗北。
また、ゴール期待値で見ても惨敗。

どうしてこういう結果になったのか振り返った。

我慢比べに敗れ食らった先制パンチ

試合開始してから、流れを掴んだのは山雅。
右サイド中心に、相手のSB裏をしつこく狙ってポケットへの侵入を試みた。

これはウチが上手く攻めれていた…という側面もあるが、富山さんの狙いとして どうしようもないところだったから…という側面もあった。

富山が狙いがハマり始めたのが、以下のシーン。

富山は、「前線に枚数を揃えた状態でボールを奪って殴る」ことを狙っていた。そういう狙いがあったからこそ富山SBの役割が難しく、山雅としては攻めやすかった。

*富山は、試合後の監督のコメントにあるように"切り替え"に相当力を入れている模様。

得点シーンも我々が言ってきているシームレスサッカーの一部で、守備から攻撃への切り替えが非常によく

カターレ富山公式HP, vs山雅の試合後の監督コメントより抜粋

そんなお互いに”前重心”の我慢比べの中で、始めに倒れたのは山雅だった。富山の先制点のシーンも、上図の形で SH/SBに圧力かけられたことでやられた。

その後、PK献上により 2点ビハインド。

それを受けてか、後半に入ってから 富山SB(特に#19)が "プレス"よりも "スペースを埋める"意識の動きになり、前半のようには右サイドから侵入できないようになった。

色々試みたがゴールにはつながらず・・・ゲームオーバー。

山雅はどうすればよかったのか?

「もしも、最初の我慢比べに勝利して、(右サイドから)先制点を奪えていれば・・・」とも考えたが、今季の山雅として 一番痛かったのは 0-2の状況からゴールを奪えなかったこと(or それに値するシーンを数多く作れなかった)だと思う。

今のやり方(「SBは高い位置をとる」「後ろ4枚で縦パス出す」…など)をやる上での デメリットは 間違いなく「攻→守の切り替え」。奪われたら、そもそも人数少ないし、特に反対サイドがら空きだし。

ある意味、この1失点目はしょうがない、今後のビルドアップの成長に期待…と今は思う(何試合経っても,こういうケースで失点し続けたらそれはアレだが)。1点ぐらい取られても2点取れば良いのだ。そういうやり方を目指しているのだから。

では今節に何が足りていなかったのかなぁと考えると、攻め筋が"大外"に偏り過ぎていたのではないか?と。結果、相手からしたら 守りやすい状況になった(された)気がする。

*パスの流れを見ても、中央へのパスが少なかったように見える

それを防ぐために、以下のようなシーンがもっと必要だったのではないか

今節はCHが1枚降りた 3-1 の形がメインだったが、色々なパターンをできれば 相手を迷わせられて、上図のようなシーンを作れたの・・・かも。
・SBが1枚残って後ろ3枚
・GKが加わって後ろ3枚

なんとなくだが、今までの試合よりも攻め方が単調になっていたと感じた。要因の1つとして、”2点ビハインド”が痛かったか。焦ったり、保守的になったり。

しかし上記の通り、今シーズンは失点が少なくないことになりそうなので・・・例えどんな状況下でも勇気を持って、むしろ狂気を持って攻めることが必要なのかもしれない。サポーターとしてもそういう気持ちで応援を心がけていきたい。

終わりに

開幕6試合負けなしから、打って変わって2連敗。果たして今年の山雅は強いのか弱いのか。

負けなしが続いたことで忘れかけていましたが、今の山雅は変化しようともがいている最中です。監督変わって、やり方が変わって。色々あったけど、強くなるのだと。

この経験を糧に、開幕6試合の時よりもより強くなった山雅になれると信じています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた。