松本山雅FCvsツエーゲン金沢 感想文【2021 J2 第14節】

どーもこんばんは、すぴっちです。

前節 ツエーゲン金沢戦の "感想文" となります。(むしろ、日記)

1. この試合の結果・スタッツ

最終結果:
「スコアレスドロー、引き分け」。これで5戦負けなし。

スタッツ:
二桁を超えるシュートを放ち、ゴール期待値もかなり高め。
また、ペナルティエリア侵入回数も多く、チャンスの回数自体は少なくなかった。(*引用元:Football Lab様

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2. この試合を見て感じたこと

得点こそ奪えはしなかったが、「多くのチャンスを作り」「無失点で終えた」。そう、決して悪い内容ではなかったはずだ。

だがしかし。私は試合後に、「何か、物足りない試合だった」と感じた。決して悪くはないが・・・良くもない。

どうしてそう感じたのか気になり、振り返って見た

 2-1.  Q, ゴールを奪えず、勝てなかったから?

これは、No。

第13節 新潟戦は 同様に0-0だったが、ひじょーに面白かった。興奮した。何度も叫んだ。

そう、新潟戦と比べてしまうと、どうしても興奮度合いに欠けた。

 2-2. Q, 相手が”首位”ではなかったから?

少しだけ・・・Yes。

首位であり、無敗である新潟さんに対して「なんとしても勝つ!!!」という気持ちは強かった。結果、時間かけてプレビューを書いたw。

ただし、私が新潟戦の次に興奮した試合である「京都戦」は、そういう状況ではなかった。これが決定的な要因では無いと思う。

 2-3. 自分たちのやりたいことがあまりできない、もどかしい時間が長かったから。

おそらくこれ。

新潟戦は、相手のやりたいことを封じ込めた上で、高い位置で奪いショートカウンターで何度も決定機を作った。」

京都戦は、バチばちの殴り合いになって、良くも悪くも自分たちのやりたいこと(高い位置でのショーカウンター)をできた。

しかし、金沢戦ではそういうのはあまりなかった。金沢さんは「早い攻撃」を狙うチームであり、ショートカウンターを作れる場面はあまりなかった。また、試合中頃から金沢のプレスがハマり始めてビルドアップも窒息死かけていた。

要するに、「金沢に試合を支配されていた」感じがあった。悪く言えば、金沢の手のひらで回されていた感じ。

前節新潟戦は、こちらのやりたいことがうまくハマり、90分通して山雅がゲームを支配できていた。

3. 金沢戦の反省

もちろん、新潟戦のようなケースは非常にレアケースだとは思う。相手はボールを保持したい、うちはボール非保持が良い。そういうチームの色がうまくハマったということもあるだろう。

だがしかし。金沢戦だって、山雅はもっとやれたと思う。試合を支配できたと思う。それぐらいの力はきっとあるはず(そう願っている)。

ではどうすれば良かったのだろう。

1つ感じたのは、「相手のやりたいことをやらせやすい形に、拘っていたのではないか?」

具体的に言うと、30分〜60分ぐらいの間・・・

・金沢:ハイプレス&ショートカウンター狙いたい

・山雅:(裏のスペースがケアされてきたから)ビルドアップして攻撃を組み立てたい

→ 結果:金沢の第一プレッシャーラインを越えられず、もどかしい時間に。

参考:SPORTERIA様。30分〜45分は、ほんとそんな感じ。

「勝つ」ためには「自分たちの強みを出す」も必要だし、「相手の強みを出させない」ことも必要だと思う。

この時間帯も引き続き金沢の裏を狙い続けて、相手のプレスを無駄にする方が効果的だったのでは無いかなぁ・・・と思った。

4. 次節に向けて

次節は、J2 No1 のゴリゴリチーム栃木さん。「いいからロングボールを放り込んで、相手陣地内で奪ってしまえ」。そんなチーム。そう言う意味では、この金沢と似ている。

非常に良いタイミングだと思いました。

ボール保持大好きの新潟相手で、あれだけ良い試合を出来た。自信もついた。

では、逆にボール非保持大好きなチームに対しては?そのチームに対しての自信も付けられたら、それはもう無敵でしょう。

そう言う意味で、非常に注目のゲームだと思っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次の記事も読んでくれると嬉しいです。