松本山雅FCvsカターレ富山(A) ぷちレビュー【2024 J2昇格PO 決勝】

はじめに

どーもこんばんは、すぴっちです。
今更ですが、2024 J2昇格PO決勝vsカターレ富山のマッチレビューになります。
*前半部分のみ。後半は・・・知りません(苦笑)

本記事で言いたいこと

霜田・山雅の集大成となった試合だと感じた。
ゴールを奪うことから逆算して攻めていく。より相手に効果的な手段を選択できるチーム。

試合結果:2-2 (引き分け=PO敗退)

2つのシーンをピックアップ

前半の2つのシーンを踏まえて、前述したことを感じました。

1つ目は、山雅1点目のシーン(17分ごろから)。
このシーンは、相手GKキックのセカンドボールを回収することから始まり、自陣から相手にボールを渡すことなくボールを繋ぎ、ゴールを奪いました。

このシーンでは、3つのポイントがあったと思います。
まず、セカンドボールを回収できたこと。山雅がよりコンパクトな形を作れていたことが回収に繋がりました。

次に、攻めるためのポジション取り。パス回しして時間を作りながら、両WBが上がり準備を整えました。

そして、ゴール前。パス&ゴーで前線に人数を増やしながら、また相手選手を動かすことで、中盤にスペースを作り、ゴールを奪えました。

2つ目のシーンは、5分ごろのシーン。

ゴールには至りませんでしたが、少ない手数で決定的なクロスにまで結びつけました。

1つ目のシーンは、ボールを繋ぎながら。2つ目のシーンは、少ない手数で。ポゼッションが目的ではなく手段。相手ボールを奪うために、今何が効果的か考え、チーム全体で動けている、、、とこの2つのシーンから感じました。

終わりに

間違いなく、結果としては非常に残念な試合です。ただし、霜田山雅がやろうとしていたサッカーが上手く出せた良い試合であったと、試合を見返しながら思いました。

ゴールを奪うことから逆算して攻めていく。その手段が、ボールを動かすことかもしれないし、手数をかけずに攻めることかもしれない。より効果的なことを選択できるチーム。

更地の状態から霜田さんに整備してもらって芽吹き始めた新しい山雅を、継続して強い山雅になっていけたらよいなと思います。