第25節 vs磐田 ぷちレビュー 「カウンター」
どーも、こんばんは。すぴっちです。
水戸戦の直前ですが、前節のぷちレビューとなります。…なんとか3日坊主は避けられました。
今回の題材は、第25節 vs磐田です(メンバーなどはリンク先参照)。
この試合では62分33秒からの山雅のカウンターの場面に注目しました。
そのカウンターは、セルジのパスカットから始まりました。そのパスカット直後の状況を図①に示します。パスカットの直前、山雅はプレスをいなされてリトリートし始めた際だったため、全体的に重心が自陣側になっていました。
①:セルジが相手のパスをカットした直後
セルジが少しボールをキープをした後、阪野に預け、阪野が左サイドの高橋に展開しました。その流れの中で前線4枚+両サイドが攻め上がった結果、高橋がクロスをあげる直前に、非常に有利な状況を生み出せていました。具体的には以下の2つであり、その状況を図②に示します。
1. ボックス内:3vs3の同数 + セルジが相手CBの裏をとれている。
2. 右サイド:鈴木が完全にフリー。
②:高橋からのクロスの直前。
最終的には、高橋のクロスが手前側のCBに弾かれて、得点に繋がりませんでした。しかし、その手前側のCBさえ超えていれば間違いなく得点に繋がったと思われる、非常に惜しい場面でした。
冒頭で少し述べましたが、このカウンターの場面は プレス→リトリートから始まっています。そのため山雅の選手の動きは、前へ出る→後ろに引く→そこからカウンター(前へ出る)という、まるでシャトルラン。これは辛い。そんな中でも、相手カウンターに備える選手を除く全員が、全力で駆け上がったため、上記のような惜しい場面を作ることができました。
得点に繋がりそうだったため、また”山雅らしい”となんとなく感じたため、この場面を取り上げてみました。今回のぷちレビューはこれでおしまいです。読んでいただき、ありがとうございました。
P.S.
試合直後に「勝てなかったけど、なんか楽しい試合だったなぁ」と感じました(以下、その時のつぶやき)。今回取り上げた場面もそうですが、ゴールの匂いがする & ”山雅らしい”と感じる場面がたくさんあって、ワクワクしたことが理由なのかなと思いました。