2019年 山雅観戦の振り返り(後編)
はじめに
あけましておめでとうございます。
山雅サポのすぴっちです。
2019シーズンの山雅観戦のまとめ(後編)になります。
※前編はこちら
[7/7][J1第18節] vsコンサドーレ札幌(A):1-1 △
今シーズンで一番楽しみにしていたアウェイ旅行。
友人達と、有休使って3泊4日の旅行に飛びました。
■1日目
成田空港まで移動して、飛行機で札幌in。
スープカレーからの札幌ラーメン。早くも食い倒れツアーとなっていた。
■2日目
電車で小樽に移動して、Let's 観光。
市場の夕張メロンがうまい。そしてお店のおばちゃんの笑顔に癒された。
夜の小樽運河は本当に綺麗で、カメラマン魂に火がついた。
■3日目
ちょびっとクラークさんを見てから、決戦の地 札幌ドームへ。
スタジアムに感動した。
屋根&空調完備。高さがありピッチも見やすい。スタジアムに入った瞬間に思わず声が出ていた。
試合内容は、何度も何度もチャンスを作られ失点するも、トーマが押し込み同点に。後半入って危ない場面が何度もあるが、ただ殴られているだけではない。引き分けには終わりましたが、ワクワクが詰まった試合で、友人らと大盛り上がりした。
試合後は、いくら丼とビールで打ち上げ。
■4日目
全員お疲れ状態。無事帰宅。
うまい飯、綺麗な景色、そして楽しい試合を観れた最高のアウェイでした。
しかし、食い過ぎたせいか、いくらのせいか、帰ってから体調を崩してしまった事が反省点(汗
[7/13][J1第19節] vsジュビロ磐田(H):0-1 ●
裏天王山。最下位ジュビロとの試合。
前節の良い流れを持ち込んで、どうにか勝つぞ…!!!と祈る気持ちで始まりました。
試合内容は…幻のダイゼンのゴールがあればなぁ…と
正直、サッカーに誤審はつきものだと思っているのですが…悔しい。
…悔しい
[7/20][J1第20節] vsサンフレッチェ広島(H):2-2 △
最下位ジュビロに負け、ここから先はサンフレ、川崎と上位との戦いが続く。前半戦ではどちらにも完敗している。
暖かい…暖かい気持ちで、応援しようと決意した朝でした。
キリンデーでもあったので、試合前にエネルギー補給をしておきました。
試合は…実質勝ちです(笑
前節同様、柏にゴールを決められる。ほんとあの人怖い。
先制点を決められたら厳しい事は百も承知。しかし、そんな事で気持ちが折れていてはJ1を戦えない(というかもう慣れてきた)。まだまだこっからやってやるぜと声をあげるサポーター。特にダイゼンの全力スプリントには盛大な声援があがります。
そして、投入される新戦力 阪野。加入して間もないが、少しずつ山雅の攻めの時間を増やしてくれていました。その中で、阪野のキープ→ハユさんアシスト→ダイゼンのゴール。サンフレ相手にゴールを決め、これでもかと湧くサポーター。このまま押し込め!!と勢いづきます。
しかし、交代で入ってきたパトリックに決められ、1-2。
試合時間は残り10分も無い程度。
しかししかし、最後のワンプレー。パウロの美しいミドルシュートが突き刺さると同時にタイムアップ。
前半戦は塩漬けにされたサンフレ相手に、堅守を誇るサンフレ相手に、2-2での引き分け。しかもラストワンプレーでのゴール。そんな状況もあり、スタジアムは大興奮の渦に包まれました。
はい、これはもう実質勝ちですw
そんなノリで友人と打ち上げしました。
[8/4][J1第21節] vs川崎フロンターレ(A):0-0 △
今シーズン楽しみにしていたアウェイの1つ。
山雅サポとして、大好きな等々力スタジアムに乗り込むという幸せ。あの満員のスタジアムも良いですし、ファンパークのゆるーい楽しそうな雰囲気が好きなんですよね。
当日、まずは藤子・F・不二雄ミュージアムを観てきました。ドラえもん好きなんですよね。可愛いマグカップも買えてご満悦。
そして、スタジアムへ。
8月頭の試合のため、めっちゃ暑い。ほんま暑い。
試合後半は全力でバモることができないほどに…。昔はもっと元気だったのにな…と思い、体調管理はほんと気をつけようと思う三十路前。
さて、試合内容。
連戦で疲れている川崎であり、なんとか食らいついてくれーと祈りながら始まった試合でしたが、予想に反して前半から押し込む山雅。
この試合からひっさしぶりにセルジが復帰していたのですが、セルジがほんとーーーに生き生きしていました。セルジ-太郎ちゃん-阪野のトリオでパスを繋ぎ、これでもかと川崎を押し込む。シュートこそ山雅の方が少なかったですが、チャンスとしては山雅が多かった気がします(※ゴル裏の体感)
今シーズンのセルジは、シーズン当初ことスタメンでしたが、相手のマークが激しくなるにつれて出番を減らし、気づけばベンチ外。移籍の話もあったとか。そんな状況から復活して、鬼神のごとく活躍をしてくれて、嬉しい気持ちでいっぱいでした。特にダイゼンの移籍が決まった直後であったこともあり(汗)
また阪野についても、日本屈指のCB谷口 & ジェジエウ相手に踏ん張って、攻撃の起点となってくれました。これまたペレイラが消えて、CFどうすんねんという山雅サポの不安を払拭してくれて、救世主と感じました。
そんなこんなで、川崎相手に0-0の引き分け。
前半戦フルボッコされた川崎相手に良いゲームができて、この半年でのチームの成長を感じました。
[8/10][J1第22節] vs清水エスパルス(A):0-1 ●
残留争いのライバルとの直接対決。しかも相手はお得意様(?)、清水エスパルス。絶対勝ってやる!!と気持ちを持って望んだアウェイ戦。
…塩試合でした。
前半10数分こそ、押せ押せ、ずっと山雅のターン!となっていましたが失点してからは…
クロスはあげれるがシュートまで行けない。♾ループ。
相手の術中にハマってしまったような…
しょっぱい気持ちで帰路につきました。
調子に乗って買った「テセキムチ」は、とても美味しかったですorz
[8/18][J1第23節] vs名古屋グランパス(H):1-1 △
上位相手に良いゲームをできるようになったが、勝ちきれない。
というかほんとに勝っていない…
そんな状況で、相手は前半戦に勝利したグランパス!(喜び)
しかし相手は前節フロンターレを圧倒するほど調子をあげている…(恐怖)
色々な感情が渦巻く試合前でした。
しかし蓋を開けてみると、圧倒的山雅の試合。
阪野を起点に攻める攻める。ほんっとに惜しいシーンが続きます。
この日もセルジが輝いていました。ただゴールには至らず、前半終了。
後半に入っても中々ゴールが生まれず、焦れていく。
しかし、彼がやってれくれました。信州のドラゴン、永井龍。
セルジのスルーパスから、GKとの1対1。ゴール右隅にパスのような丁寧なシュートでゴールを決める永井。
これで、勝利か…!?
そんな考えが頭をよぎるAT。縦パス一本でゴールを決められ、タイムアップ。1-1の引き分け。
…広島戦とはうって変わって、まるで負けたような気持ちとなりました。
「貴重な勝ち点1だった」「勝てたのに…」とこれまた色々な感情が渦巻く、試合後でした。
[8/23][J1第24節] vs浦和レッズ(A):2-1 ◯
「待っているのは最高の週末だ」
前節名古屋相手に後半ATに失点して、勝ちきれず。これで公式戦11試合勝ちなし。相手は下位に沈んでいるが、強豪浦和。しかも圧倒的アウェイの埼スタ。ネガティブな気持ちが私を襲います…
そんな気持ちではいけません。友人とプチ宴会を始め士気を高めます。
焼き鳥とビールがあれば、So Happy!
気分を高めたら、いざ埼スタ内部へ。
久しぶりにきましたが、本当に良いスタジアムですよね。めちゃくちゃ広いのにも関わらず、臨場感がある。人もたくさん入るから、声が響く響く。また来たいと願います。
そんなこんなで、キックオフ。
そして、あっという間の失点…
橋岡くんはほんとうまいですね…(遠い目
失点してから浦和に主導権を握られっぱなしでしたが、なんとか凌ぎます。
後半に入っても大きな変化は無く時間が過ぎていきます。
「これは塩試合になりそうだなぁ」と感じ始めた中、遂に男前 反町が動きます。ヤマトの投入 & 3-1-4-2への変更。そこからはヤマトを中心にして、山雅が浦和を押し込みます。
その良い流れの中で、高橋クロス→阪野のゴール。
ほんっっっっっっっと、ナイスゴールでした!!!
埼スタでの同点ゴールだし、阪野の移籍後初ゴールだし、恩返しゴールだしと、色々な要素が頭に浮かびながら、大盛り上がりしました。
「押せ押せ、もっとやれ!!」と声量をあげる山雅サポ。それに呼応して選手たちは浦和を押し込みます。あの埼スタで!
そして、83分。永井クロス→高橋ボレーシュート。ゴール。
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
当時の、私の感情、周りの雰囲気はこんな感じでした。
あの埼スタで、山雅が、逆転したああああああああああああああああああ。
しばし大盛り上がりした後、さぁここから守り切れるかと地獄のターン。思い出す前節の苦い気持ち。
なんとか…なんとか…浦和の攻撃を凌いだ山雅。
埼スタで初勝利!
J1で初めての逆転勝利!!
公式戦12試合ぶりの勝利!!!
いやったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ゴール裏は歓喜の渦に包まれました。
ほんっと、最高の試合でした。
こういうドラマがあるから、サポーターは辞められません。
ありがとう山雅。
[8/31][J1第25節] vs大分トリニータ(H):0-0 △
前節見事な逆転勝利を掴んだ我らが松本山雅。
この調子のまま、大分にダブルを食らわせてやるぜ!と調子に乗る試合前。
試合内容は…これまた、あまり記憶に残っていない(汗
大分に決定的なチャンスは作らせないが、全くボールを持てない。そのまま時間が過ぎていくもどかしい試合でした。
貴重な勝ち点1をもぎ取った。そう考えながら帰路につきました。
[9/14][J1第26節] vsヴィッセル神戸(A):1-2 ●
9月,10月はリーグ戦月2回のみ。
J2とは違ってまったりできるが、試合が無くて寂しいなぁとも思います。
今回のアウェイは、滋賀旅行から始まります。
以前から行ってみたかった「メタセコイア並木道」へ行きました。メタセコイアが数キロほど植えられていて、綺麗な景色でした。紅葉も見てみたい。
そしていよいよ、神戸戦。2015年ぶりのノエビアスタジアムです。
私は、2015年の後半戦から山雅の試合を身始めました。あの時はチャントを覚えておらず、隅っこで拍手をしながら見る程度。今はほぼ最前列で大声出して歌って、半ば踊りながら応援している。…ここまでハマるとは。
試合は、圧倒的に神戸のゲームでしたね。
左サイドの、ゴートク、古橋、そしてビシャ。このスペシャルな3人に山雅はボロボロにされました。ゴートクが加わって完全体となった神戸は、来年のダークホースになるのでは…と感じました。
この試合は推しメンであるナカミーが久しぶりにスタメンとなりました。ゴールこそなかったですが、「俺が決める!!!」とがむしゃらに攻める姿にちょっと嬉しくなりました。
[9/29][J1第27節] vsFC東京(H):0-0 △
首位FC東京戦。
なんとか勝ち点1でももぎ取りたい…そんな思いが渦巻く試合前。
そんな気持ちもある一方、ドロンパくんに会えることをとても楽しみにしていました。ドロンパくんは味スタでグリーティングしてもらってから、すごく好きになったマスコットです。動きの表情が豊かな「わんぱくっ子」で、可愛いですね。ガンズくんとの絡みを満喫しました。
試合内容は、これでもかってぐらいワクワクが詰まった試合となりました。スタメン発表で「ヤマトの初スタメン」「3-1-4-2フォーメーションの採用」を知り、ワクワクと不安が入り混じりましたが、ここまで面白くなるとはびっくりでした。
セルジ-永井-ヤマト-太郎ちゃんの4人のパス回しが心地よく、相手を攻める。攻められたら、アンカー息吹がボールを刈り尽くす。見事に噛み合っていました。
結果、首位FC東京相手に勝ち点1をもぎ取りました。
勝てませんでしたが、今後の試合への希望が湧いて元気が出た日でした。
[10/5][J1第28節] vsベガルタ仙台(A):1-0 ◯
残留争いの直接対決、ベガルタ仙台戦。
変に緊張してもしょうがないのでアウェイ旅行を楽しもう、と考えてながら出発したアウェイ旅行でした。
珍しく金を惜しまず新幹線で行きました。
一年に一回ぐらいは新幹線に乗りたかった…!すごく快適。
初めてユアスタに行きましたが、ここもいいとこですね。
スタジアム内部も良いのですが、電車からスタジアムから見えるってことが好き。すっごくワクワクしてくるんですよね。
スタジアムに着いたら、まずマスコット探しから。
ベガっ太さん。可愛くは無いけど、面白い。サポーターにスタグルを買わせるという暴挙っぷり。マスコットって一匹一匹(?)に個性があって面白いですよね。
そして、キックオフ。
「ガンガン押し込んでるぜ………ゴール!!!!!!」
この展開の速さにはビビりましたw
前線の4人で心地よくパスを回しながら、セルジの美しいゴールが決まります。丁度私の方にシュートが向かってくる感じで、ボールがネットに吸い込まれていく様子がよく見えました。その調子のまま、前半戦は山雅が圧倒して終了。本当に圧倒していました。下手したら3点は入っていた程度に。
そしてここからが本当の戦いでした。
まだまだ未熟な3-1-4-2。相手の両SBへのプレッシャーが弱まるにつれ、ポンポンとクロスをあげられる。ハモンロペス&長沢の2TOPがゴールに襲いかかる。1分1分と時間が経つにつれ寿命を削られていくような、そんな緊張感が続きました。不安に押しつぶされまいと、バカみたいにチャントを歌い、跳ねていました。
そんな中試合終了。ウノゼロ勝利。
疲弊しきっていて、喜びよりも安堵感が強かったことを覚えています。
そして、アルプス一万尺を踊りながら大いに喜んだことを覚えています。
そんな激闘のあとは、牛タン定食とビールでプチ宴会。
ほんっっっっっっと、仙台の牛タンって美味しいですね。肉厚だけど硬くなく、ほどよい噛みごこち。噛めば噛むほど旨味が溢れ出す。
ほんっっっっっっと、美味しかった。牛タン食べにまた仙台行きたい。
[10/18][J1第29節] vs鹿島アントラーズ(H):1-1 △
アルウィン初のフライデーナイトJリーグ。
楽しみ半分、信州10月ナイトゲームの恐ろしさ半分。
そんな気持ちを持って、定時上がりダッシュで駆け込んだ試合前。
当日はあいにくの雨でしたが、入場者数が19000人を超えるという。
やっぱり山雅サポは変態(褒め言葉)と実感しました。
鹿島さんは首位ではあるが怪我人が続出しており、勝ち点3のチャンスは来るはず…と思っていました。
蓋を開けてみると、これまた圧倒的でしたね。我が軍は。
特にセルジがキレッキレで、良い位置でボールを受け、前へ仕掛け、ミドルシュート打つ…等と鹿島ディフェンスを切り裂いていく。
そんな中、永井がおしゃれヒールで先制点を奪う。スタジアムはフィーバー状態に。
このまま追加点を!!と思った矢先、セルジが怪我により離脱してしまう。
神様ぁ…あんまりだぜぇ…
セルジが抜けてしまい、思うようにボールを繋げなくなる山雅。それでも粘っていたが、PKにより失点。そのままタイムアップし、1-1の引き分け。
「セルジが怪我しなければ…」そんな思いがよぎる悔しいゲームでした。
しかし、前半戦0-5でやられた鹿島相手に、そこまで追い詰めたのも事実。
チームの成長を観れて非常に嬉しかったゲームでもありました。
[11/2][J1第30節] vsセレッソ大阪(A):1-1 △
まだまだ続く上位との戦い。
なんとか食らいついて、次節の6ポイントゲームに弾みを…
そんな気持ちもある一方、彼女との初旅行&初山雅観戦デート。
怖いような、楽しみのような。
金曜日に移動&宿泊してから、まずは大阪観光。
たこ焼き食って、お好み焼き食って…
道頓堀を散歩して、通天閣を観て…
彼女とのデート…めっちゃ楽しかった。とても可愛かった (ノロケ
ここからが本番。ヤンマースタジアムにむかいます。
気にしていたのは、どの位置で、どの熱量で応援するのか。何せ彼女は初めての山雅観戦。「あなたの好きなとこで、好きなようにしていいよ」と彼女。おいおい、天使かよ…
多少は観やすいように、上段の方で観戦することにしました。
この試合は、ヤマトがベンチにもいない波乱から始まりました。元々セルジが怪我でいないことも分かっていて、さらにヤマトもいない。この試合もだが、今後の残留争いも不安…そんな試合前。
試合が始まると、案の定こちらのボール保持にはリズムがありません。C大阪ペースで試合が進み、そのまま失点。0-1で後半へ。
後半、WBのプレスの強度をあげ果敢に攻める山雅。徐々に押し込み始めます。そんな中で、推しメンのナカミーが相手SBからボール奪取→永井キープ→太郎ちゃんのゴール!!!
「ボール保持できなければ、奪ってショートカウンターすればいいだろ?」と語ってくるような素晴らしいゴールまでの流れでした。
その後は押して押されての展開となりタイムアップ。1-1のドロー。
「セルジ、ヤマトがいなくたって、戦える」
そんなメッセージを受け取り、楽しい気持ちで帰れました。
また、彼女の初山雅観戦が楽しい思い出になったようで、一安心しました。
[11/10][J1第31節] vsサガン鳥栖(A):0-1 ●
遂に、運命の、裏天王山!
残留をかけた直接対決!!
残留を摑み取れ!!!!!
…試合の記憶は無くしたため、写真メインの旅行記とします…
初めての松本空港。
この空港の便利さを認識した。近い、早い、案外安い。
コンゴトモヨロシク。
長崎観光から始まったアウェイ旅行。
世界新三大夜景の1つである、稲佐山へ。思わず声が出てしまうほど、綺麗な夜景だった。バスの都合上、30分ほどしか観れなかったのが残念。
長崎で一泊し佐賀へ向かう。
宿の前に猫がいて、しばし戯れる。すごく人懐っこくて可愛かった。
佐賀で友人と合流し、プチ決起集会。
佐賀牛を食らう。昨年の山形牛といい、地方にはうまい肉が溢れている。
いざ、サガン鳥栖戦。
「東のユアスタ、西のベアスタ(今は駅前スタ?)」という格言を聞いており、非常に楽しみにしていた。
入ってみたら、椅子こそ無いが臨場感満点。電車から見えるのもテンション上がる。試合前の選手紹介のPVも、リズミカルで気に入った。また来たい。
6ポイントゲームを落とし絶望の淵。
良い気持ちで帰ろうと、福岡名物水炊き食べた。うまかった。
楽しい九州旅行でした。
[11/23][J1第32節] vs横浜FM(H):0-1 ●
残り3戦。
相手は優勝争いの真っ只中にいる、マリノス。
勝ち点もぎ取ると意気込む一方、この日は彼女の初ホーム山雅観戦。
「少しでも良い試合を…」と祈る私。
試合前、彼女と一緒にご飯を食べて和む。おにぎり、美味しかった…!
試合開始。
このマリノスは、今シーズン戦ったチームの中で一番強いと感じた。
まずインテンシティが非常に高い。山雅がボールを奪った後に、詰めるスピードが異様に速い。そのまま奪われ、すぐに相手のターンとなる。
その上クオリティが高い。ボールを保持した上で、エロい縦パス、サイドチェンジで攻めてくる。正直このチームには敵わない。そう感じてしまった。Jリーグのレベルでは無いと思った。
それでも黙ってやられる山雅では無い。相手のハイプレスの裏を攻めるサイドチェンジや、セットプレーなどと多くはないがチャンスを作る。何とか…何とか1点…と応援するが、試合は動かずタイムアップ。0-1で敗北。悔しいが、明らかに地力が違った。
(余談) この試合は彼女と、北ゴル裏の最前列からの応援。私はいつものテンションで叫ぶ叫ぶ。隣の彼女も、私の真似して手を叩き、少しづつチャントを歌う。ほんと可愛いな…天使かよ…!!
[11/30][J1第33節] vsガンバ大阪(A):1-4 ●
他会場の結果によっては降格が決まる、運命のガンバ戦。
「怖い」って気持ちは無く、不思議と「まだ終わらない」という気持ちでした。友人の車に乗せてもらい、意気揚々と向かいました。
ヤマトが復帰&スタメン。希望が湧きました。
試合が始まると、ヤマトは怪我明けとは思えないほど躍動していました。走る走る。パスを回す。永井へのスルーパスも光りました。
しかし、相手はガンバ大阪。人数をかけて守っていましたが、綺麗なゴールを叩き込まれる。何とか取り返そうともがくが、重心が前に行き過ぎた面もあり、失点を重ねる。前半終わって0-3…
加えて、湘南は 1-0で勝っている…
「もうダメか…」そんな思いもチラつく、ハーフタイム。
「泣いても笑っても、あと45分は残留争いを楽しめる。楽しもう。」
そんな思いで、後半に挑みます。
後半、山雅は「何とか1点もぎ取る」という執念が伝わってくるほど、ギアを跳ねあげます。特にヤマト。走って、走って、走っていた。
サポーターは「どんな時でも俺たちはここにいる」の大合唱。私の大好きなチャントであり、嬉しかったです。
ほぼ一方的に押し込み、何度も何度もチャンスを作るが決めきれず。ヤマトが悔しがっている姿を観て、少し涙が出ました。
そんな中、ガンバのトドメの一撃が決まります。0-4。
残り時間も少なく、試合はほぼ決まり。
「この状況の中、自分はどうするんだろう」と一瞬考えましたが、答えは決まっている訳で。最後まで頑張って欲しいと、応援を続けました。
イズマの突破→水さんの華麗なボレーにより1点返しますが、結果は変わらず。試合後に湘南の結果を確認して、降格したことを把握しました。
悔しい、悔しい。あとちょっとだったのに。
けど、最後の最後まで残留争いできるほどやってくれた。ありがとう。
選手の挨拶の時、そんな感情を抱きながら最終節へのエールを送りました。
「覚えておけ。次会う時は、5-0で勝ってやる」
そんな捨て台詞を吐き、帰りました。
[12/7][J1第34節] vs湘南ベルマーレ(H):1-1 △
長かった2019シーズンの最終節。
しかし、既に降格が決まっており、ある意味消化試合。
どんな気持ちで挑めば良いのか分からないまま、試合当日を迎えました。
松本駅経由のバスでアルウィンへ。
この日は、友人+友人の嫁さん含めた3人での観戦でした。
嫁さんが少しでも楽しめる試合になれば良いなぁとぼんやり考える試合前。
なかなかテンションが上がりません。
試合前練習の時間となり、守田のチャントが始まる。叫ぶ。
だんだんとテンションが上がり初めて、全員のチャントを叫び終える頃にはいつものテンションに。サポーターって単純なものですね。
いよいよ、最後の試合が始まります。
太郎ちゃんがベンチにもいない状況ではありましたが、押せ押せな山雅。ヤマトが中心となって、攻めこみます。少し工藤ちゃんを思い出しました。
ゴールを奪えずにいると、やっぱり相手に決められる。湘南に先制を許し、1点ビハイドで残り10分ほど。ここでイズマが投入されます。この試合はここからが一番面白かったです。
イズマのフィジカルモンスターっぷりはマリノス戦、ガンバ戦でなんとなく知っていましたが、この試合ではさらに暴れていました。ボールを収めるて囲まれても、1人でゴリゴリ突破していく。負けている状況でしたが楽しくなって、友人ら3人とバカみたいにイズマを応援してました笑
その効果もあり少しずつ押し返し、ヤマトのクロス→いいちゃんヘッドでパス→阪野のゴール。90分に同点に追いつきます。
最終試合の、このギリギリで追いつくという山雅劇場。大興奮です。
その後もイズマを中心にゴリゴリ攻めていきます。結局引き分けに終わりましたが、本当に面白い試合でした。イズマさん、来年もどうかよろしく。
結局ホームの勝利は、カップ戦含めて3試合だけでした。
しかし、今日の試合や広島戦、鹿島戦などと面白い試合をたくさん観せれくれたと思います。もちろん勝利が一番ですが、ワクワクするゲームを観れれば嬉しいです。
ちょっと充実した気持ちになって帰宅できた、最後の試合でした。
終わりに
気づけばあっという間に終わってしまった2019シーズンでした。
この時の気持ちを何かしら残しておきたいと考え、まとめました。
2020シーズンも、ワクワクする試合をたくさん観れたら良いなと思います。
…そしてナカミーの山雅初ゴールを観たいですw