霊的な成長方法3
先に食物摂取に関して投稿しましたが、摂取量が極めて少ない方や、全く摂取しないヨギの情報を載せておきます。
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森鍼灸院の森美智代さんは、不治の病といわれた「脊髄小脳変性症」だったのですが、小食療法で治しました。その後1日1杯の青汁で元気に過ごしているそうです。森さんの身体を調べた方によると、森さんの腸内細菌は、草食動物に近い細菌構成になっているそうです。最初から腸内細菌がこうだったわけではなく、断食と少食を続けているうちにこうなったようです。
また、パプアニューギニアの高地に住む先住民も、森さんと同じような腸内細菌で、イモ類など植物性食品しか摂らないのに、体格が良く元気なようです。
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私も以前に10日間、1日1リットル程度の水のみの断食を経験したことがあります。体験談は下記に載せてあります。
続いて、’あるヨギの自叙伝’ パラマハンサ・ヨガナンダ (著)からの引用です。
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ギリバラさん
この女ヨギは、あるヨガの技法により、エーテルと日光と空気から宇宙エネルギーを直接吸収して肉体生命を維持している。彼女は言う「私は、睡眠もほんの少ししか取りません。私にとっては、起きていても眠っていても別に変わりはありませんから」
私は12歳四ヶ月の時から68歳の今に至るまで、つまり56年以上の間、食べ物も飲み物もいっさい口にしておりません。十歳には、空気や日光の霊妙なエネルギー、延髄から流入する宇宙エネルギーから栄養をとっている。
私にとっては、眠ることも働くことも同じです。夜は瞑想し、昼は家の仕事をしています。私は、季節ごとの気候の変化をほとんど感じません。病気にかかったことも、からだのぐあいが悪いと思ったことも、一度もありません。ときたま怪我をしたとき、少しいたいと思うことはありますが。
排泄物は全くありません。私は、心臓の鼓動と呼吸を制御することができます。
私はちょいちょい、自分の師や、他の大師たちのお姿を幻に見ることがあります。
私は先生(師)から、この秘密を漏らすこと(食べずに生きられる方法)を固く禁じられております。創造に関する神様のご計画にむやみに干渉することは、先生のお望みにならないことです。もし私が、食べずに生きる方法を人々に教えたら、お百姓たちはさぞ私を恨むことでしょうし、おいしい果物も、地面に落ちてむだに腐るばかりです。不幸や飢えや病気は、私たちに人生の真の意義を探求させるための、カルマのむちではないでしょうか。
私が何も食べずに生きていけるのは、人間が霊であることを証明することです。
人間は、霊的に向上するにつれて、しだいに、食べ物ではなく、「永遠の光」によって生きられるようになるということを証明するためでございます。
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続いて、東京中日スポーツ新聞 2010.5.12より抜粋です。
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聖人はプララド・ジャニさん(82)。ジャニさんの断食を「いんちき」とする報道もあるが、国防省は謎が解明できれば、飲食なしに兵士が生き延びる方法などに応用できると期待している。彼は一度も飲食せずに70年以上生活してきたと主張している。
ジャニさんは西部グジャラート州の病院に4月下旬から国防省の調査のため15日間入院。約30人の特別医師団が24時間態勢で観察、ジャニさんはこの間、一滴の水も飲まず、トイレにも行かなかった。さまざまな検査をしたが、身体の異常も見つからなかった。
医師団は「日光をエネルギー源にしているのでは」と仮説を披露したが、検査結果に驚くばかりで神秘の解明にはまだ時間がかかるとしている。
ジャニさんは8歳の時、目の前に現れたヒンズー教の女神に舌を触られて以来、食欲を失い、食物をとらないでも生きられるようになったという。
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人間の三大欲である食欲。そして五感の中の味覚。私たちは、「食べる事」を楽しむことも大事なのではないでしょうか。「欲」と折り合いをつけ、五感を楽しむことも、この世に転生してきた目的なのかもしれません。
しかし、長い長い進化の果てには、上記のように菜食→少食→食物摂取不要となるのかもしれませんね。