14.本屋さんに行くように・・インスピレーションを受け取る
2005.2のうつ病再発以来、ずっと「低空飛行」状態だったわけですが、リズム運動や鍼治療で、少しずつ良くなってきました。といっても、ホントに少しずつでしたね。
2006.8 シルバーバーチとの出会い
仕事で高速道路を走っていた時に、’本屋さんに行くように’とのイメージが浮かびました。インターを降り、客先の近くの本屋さんの奥に引き寄せられるように進むと、白く輝くように感じる一冊の本が目に留まりました。本をめくると、次のような言葉が飛び込んできました。
「あなたがもし古い神話や伝来の信仰をもって、これで十分と思い、あるいは、すでに真理の頂上を極めたと自負されるならば、本書は必要ありません。
しかし、もし人生とは一つの冒険であること、魂は常に新しい視野、新しい道を求めてやまないものであることをご承知ならば、ぜひ本書をお読みいただいて、世界のすべての宗教の背後に埋もれてしまった必須の真理を見出していただきたい。
そこには、すべての宗教の創始者によって説かれた訓えと矛盾するものは何一つありません。地上生活と、死後にもなお続く魂の旅路に必要不可欠の霊的知識が語られています。もしもあなたに受け入れる用意があれば、それはきっとあなたの心に明かりを灯し、魂を豊かにしてくれることでしょう。」
(シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ―真実の愛であなたが変わる)
それは、とても魅力的な言葉でした。うつ病再発後、しばらく精神世界からは遠ざかっていましたので、以前は、こんな方面に興味があったなと思い購入し読み始めました。読み進めるうちに、興味などという感覚ではなく、魂の深いところに入り込んでくる感じがしました。ゆっくり、ゆっくり味わうように読み進めていきました。
引き続き、’シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A―崇高な存在との対話’を読み、読み終わる頃には、今まで知識としてあった精神世界や、私の身に起きた数々の出来事の何もかもが全て繋がったように感じましたね。それは、ようやく辿り着いたという感覚でした。
その後、三ヶ月程で薬を飲むこともなくなり、体調もどんどんよくなっていきました。
更にネットで調べて、スピリチュアリズムの勉強会(東京スピリチュアリズム・ラボラトリー)に参加したり、そこの勉強会で教えられたスピリチュアリズム関連の本を読み進めるにしたがい、心身ともに正しいコントロールができるようになり、体力・気力も若い頃に比べて同等以上の充実したものが得られるようになりました。
「私たちの実相は’霊’なのであり、私たちの思考や精神が霊を形づくります。ならば、その正しい思考や精神を養うことこそが、「この世を生きる」目的であり、何よりも大切で大事なことになるわけです。
そこに価値観を見出し、潜在的に備わっている良心の声に耳を傾け、言動
や行動の動機を見極めていく・・・そんな生き方を目標に日々をおくっています。
真理の探究、悟りの境地には終わりはありません。一段登れば、また次の山が見えてきます。それは永遠に続く魂の旅路です。まだまだ山あり谷あり螺旋階段の如く続いていくことでしょう。」
と、10年近く前に書いていますが・・・・そのとおり、2018年にまたまた壁にぶち当たります。その件はいずれ書きます。