【共依存の克服方法】あなたが「決断」すれば問題は解決します
最近、「決断」と「共依存からの自立」に関するご相談が多いです。なぜ「決断」を先延ばしするかというと、「痛み」が伴うからですね。
決断
=選ぶ
=他の可能性を捨てる/あきらめる
人間の脳にとって「捨てること」「選ぶこと」はストレスなんです。(お昼何食べよっかな~程度なら無問題ですが)
🔽自分は変わらないと決めている
親子・夫婦・恋愛などの人間関係依存症は、なかなか手ごわいです。
みなさん「自分を変えたくても変えられない」と、口ではおっしゃるのですが…
決断を促すと
「でも夫が~」
「でも子供が~」
「でも親が~」
と、やらない言い訳を探します。
この場合は
「子供に変わってほしいけど変わらない」
「親に変わってほしいけど変わらない」
「旦那に変わってほしいけど変わらない」
という本音(他人を変えたい=自分を変えたくない)が隠されています。
実際、皆さん自分の本音に気づくと
「そうでした (てへぺろ)」
と、なりますからねぇ🥺
要は「人のせい」にしていることに無自覚なのです。
でもこれは、決して「他人事」ではありません。私自身も無意識に同じことをしていると思います。無意識だからこそ、コワいですよね~。
🔽巧みに自分の問題から目を逸らす
みなさん同じことをおっしゃるのですが…
「決断できない自分を責めている」と言いつつ、自分の「影」を他人に「投影」しているため、他人を言い訳に使ってしまうのでしょう。
「親に嫌な思いをさせたくない」
「旦那を悲しませたくない」
「子供を傷つけたくない」
これ、ぜんぶ「私」が主語なんですよ。
「私が嫌な思いをしたくない」
「私が悲しくなりたくない」
「私が傷つきたくない」
つまり
「できるだけ今の状態を続けたい」
「変化したくない」
これが本音です。
現状に「不満」があるけど、だからといって「変化」を起こすほどの勇気も無い…。
「成長欲求」と「退行欲求」の葛藤で苦しんでいます。
だけど、それを認めると都合が悪いから、他人を心配するふりをして言い訳に使ってしまうのがエゴの動きです。
巧みに「自分の問題」から目を逸らしています。
エゴの仕事は「自分の心を守ること」ですからね。平常運転です。
何を恐れているかというと
「問題に直面する不安」
「変化/成長する不安」です。
変化は「大きなストレス」です。
「大きな不快感=変化」を避けるため、「小さな不快感=我慢」で自分をごまかしています。
ただ・・・
「幸せ」という観点から言うと、あなたが変われば問題は解決します。
あなたが成長すれば、問題が問題では無くなるのです。
ではなぜ、自分を変えようと思わないのでしょうか。
🔽共依存のメリット:いいとこ取りしたい
現状を変える勇気が出ないのは、「共依存のメリット」を諦められないからではないでしょうか。
人によって違いがあると思いますが、相談者さんからは「経済的・精神的メリット」をよくお聞きします。
・子供の送迎を親に頼んでいる
・頼りたい(都合よく甘えたい)
・親を無料のカウンセラーにしている
・子供の教育費を親に出してもらっている等々
これらが悪いということではありません。
ただ、共依存は「お互いにメリット」があるからこそ、成立する関係性です。
片方が自立しようとすると、もう片方から足を引っ張られることも、よくあります。
自立する覚悟(メリットを失う覚悟)ができるまでは、お互いを利用しあうため、泥沼化しやすいです…。
中途半端な「いいとこ取り」をあきらめる
=メリットを捨てる覚悟をする
これが解決のカギです。
🔽[我慢]は解決方法ではなく[解決の先延ばし]
覚悟が決まる(腹をくくる)までに、それ相応の時間がかかるでしょう。
でも、すったもんだを体験することで、エネルギーが磨かれて純粋性が高まりますから、それも大事な時間です。
グチをこぼしながら共依存を続ける場合は、エゴが強化されて、ますます苦しい人生になるので要注意。
他人がどうであれ、あなたが自立しないと自由になれない。
シンプル (´・_・`)
100%自分の人生に責任(=愛)を持つ人だけが、自由にのびのびと自分らしく生きられるのです。
自分の人生を愛していますか?
これは「つねに前進し続けろ」ということではありません。
「しんどいなぁ~」と思ったら、責任=愛を持って休めばいいのですよ。
自分に嘘をつかない。
ごまかさない。
「我慢」は解決方法ではなく「解決の先延ばし」です。
決断しないほうが心地よいから、現実逃避したくなるお気持ちも分かります。
でも…
あなたは自分の人生を自分で決定できる大人ですからね。
あなたの道が開かれますように♪
🔽おススメ記事