【再来】アドバンス版アナカラーマトリクスループ
お久しぶりです！佐賀県にてDMPをしてる、Spiritual (＠Spiritual___D) です！
今回は、殿堂規制後のアドバンスのCSで
2.4倍 全勝予選１位のベスト１６
0.6倍 ベスト８
1.2倍 ベスト16
になったアナカラーマトリクスループを紹介します。
自分自身、サガループリペアというデッキが出てから調整を始めてから規制される前日まで大会に持ち込むほど好きなデッキです。
今まで殿堂規制前までに、自分含め数人に共有し優勝１回、準優勝２回、３位３回、という結果を残してきました。
そのくらい九州で1番このデッキを好きだと自負しています。
このデッキが好きだった方やこれを機に使いたい！と思った方には、是非最後まで見て頂けると嬉しいです。
【最初に】
アナカラーマトリクスループ（以後アナマトと略）は、直近の殿堂発表でデッキの核である《緊急再誕》が殿堂入りし、一枚制限になってしまいました。
今までのアナマトでは、緊急再誕がループパーツなだけではなく、イザナギで連鎖してパーツを探す他、手札以外から出すことをメタるクリーチャーたちが多い中でも貫通することができるこれ以上ないキーパーツでした。
再誕が1枚になったことで、ファイアーバードの《ポッピ・冠・ラッキー》が今までよりも刺さるようになったり、チェインが途中で止まることが以前よりも増えてしまいました。
そのため今までのマトリクスに比べ、小回りの利くカードを採用し、構築しました。
1. 使用経緯
なぜアドバンスでマトリクスを再び使おうと思ったのか、当時の環境読みからお伝えしていきます。
自分が入賞するまでの環境読みは、
・黒単ゼナークやファイアーバード、天門がメイン
・バイクやドラグナー、ガイ覇も一定数は絶対に存在
・ゴスペルやモルトNEXTは上記（バイクやドラグナー系）に比べると少数
という雑多寄りな環境だと考えていました。
そんな中で自分が目をつけたのは、メタと受けを積み込んだ上、相手ターン中にループが可能な所。
それだけではありません、オリジナルにおいて不利である魔導具系統や、苦手とするシャッフを多数搭載する青黒Complex が環境にいないこと、アドバンスの天門はゲンムが４投されていないこと、などが追い風になり、このデッキの可能性を確かめようと持ち込みました。
自分の中ではそれだけでも使う価値はあったのですが、もう一つは vs ゼナークに対してかなりの勝率が見込めることです。
殿堂施行前、アドバンスのCSで同じようにマトリクスを持ち込んだ際、母数４の内３人に当たり、勝って優勝することができました。
別のアドバンスのCSでも、自分のリストを共有した際には、使ってる全員が vs ゼナークに勝ち越しており勝率を裏付けるものになりました。
2. 構築
先日使った構築です。
殿堂施行前の構築と比べながら、新しく入ったカードや、アドバンス特有のカードを紹介していきます。
3. 以前との相違
以前の構築と比べて、緊急再誕の消えた３枠には
・スクアーロ２枚目
・邪魂転生３枚目
・ロジックスパーク を採用。
また、c0br4の２枠が黒バラギアラこと輪廻暴冥になっています。
上２枚の増枠はループパーツを引く確率を上げる役割の他に、チェインが止まってしまった際、次ターンに確実にループできるようにする意味で採用しています。
・ロジックスパーク
新規参入のカードになります。
緊急再誕やダンタルをサーチすることができるカードとして採用しました。
同効果のカードはいくつか種類があるので好きなものを使ってください。
(私は初期があったのでロジックスパークにしました)
また、スクアーロも回収できるため見た目以上に役割が多いです。
無理やりループに入ることができなくなったために、イザナギ→ロジックスパークと動いて次のターンにループする、なんてことも少なくはありません。
しかし、色はあまり噛み合ってないので１枚に抑えています。山を掘れるデッキでもあるので一枚採用でもちゃんと機能してくれます。
・天地命動 バラギアラ / 輪廻暴冥
殿堂施行までの一週間、こいつを抜いて使ったことはありません。
役割としては、除去を当てながらアーテルを出せる呪文版 c0br4 です。
ファイアーバードに冠ラッキーが採用されている都合上、マイナスでの除去が非常に強力でかつ、蘇生もできるため目的であった相手ターン中でのループを可能にしています。
また、自然文明でもあるため、手札に来た際にマナに埋めて色を確保する役割があります。
4. アドバンス限定採用
・超GR・チャージャー
ブースト＋α のカード。
GRから出るのがランダムではあるものの、どれも自分の動きを有利にしてくれるもの。
緑単色がとても偉く、作れた1マナでとこしえがくっ付いたりするので入れ得です。
ただ、他の色との噛み合いや色配分、受け枚数などを考えて2枚での採用。
・桜風妖精ステップル
アドバンスの速度感について行くために、2t目のブーストを一定数欲しかったために採用。また、ブースト+αの役割を持たせたかったために、マナに触れるカードを主に採用しておきたかった、という経緯があります。
代替案に楽球の妖精がありますが、自分の手札を減らしてしまうのがあまりにもデメリット過ぎたのでステップルを優先しています。
枚数を増やして使っていましたが、他のカードとの優先順位の噛み合いで１枚に。しかし、直前まで２～３枚は取っていたので増やしておきたい枠でもあります。
・GRクリーチャー達
（画像略）
クリスマ、サザンは自身の動きの強化(３マナ２ブーストや３マナ１ブースト２ドロー等)
カットは2→４の動きをした場合に３ｔピーピングハンデス。
vs ゼナークにはトムライ・ポクチンの４枚採用。
vs バイクにも全能＋墓地リセ。
vs 鳥には全能とカットで妨害。
アドバンス特有のデッキたちへの対抗策を外部に置くことでデッキパワーを維持しながら対応力を上げています。
5. 対面勝率、方針
主な対面勝率だけ。
・黒単ゼナーク 8~9割
・デイガファイアーバード 7~8割
・青白天門 4~5割
・モルトDREAM 6~7割
・バクオンソー 5~6割
・黒単ゼナーク
当時と比べても、メタとしての基盤は一緒であるため、ループに入る時間は遅くなれど、同様の時間稼ぎはすることができます。
また、盾からのループも可能であるため、仮に零龍が卍誕し、盾を詰められる展開になったとしてもトリガーから盾を割り切る展開も少なくありません。
方針としては
とこしえ以外のクリーチャーを邪魂転生で砕いてハンドリソースを稼ぐのが基本です。
公開領域を広げつつ、構築によってはケシカスカースが入っているため墓地ではなく手札を大事に動くことを意識しましょう。
・デイガファイアーバード
基本的に盾からトリガーを踏むことが出来れば、どんなにEXターンを取られてもループで勝つことが出来ます。
また、順当にとこしえが刺さってくれるので、それで時間稼ぎをしながら、なるべくハンドに抱えることを意識してプレイした方が良いです。
常時インタビュー要求にできます。
尚、冠がいる状態だと、マトリクスの墓地から呪文を撃つ効果が適応されず、チェインが止まってしまう可能性があるため、再誕を撃つタイミングは確実にアーテルで冠を処理できる状況でのみ手札から使って、ループに入ることを意識しましょう。
・青白天門
巨大天門であれば、同速でありながらコンボ決める再現性がとても高いデッキなのでめちゃくちゃ辛いです
しかし、青白であれば５ｔ安定デッキではあるのでこちら側がきちんと動けていれば勝てます。受けに寄せている分、初動が少し安定しないのでその隙をつくことができます。
それでも最速のスタゲ→ウェルキ→ゲンムorエモコアorペルフェクトはかなり苦しいものであると思います。
マナを伸ばしておくと、フリースタイルが手撃ちできるようになり、ゲンム単体であれば除去することができます。
・モルトDREAM
こちらもゼナークやファイアーバード同様、とこしえが刺さる対面になります。助けてモルト→DREAMからの超展開なんかも咎めることができます。
フリースタイルがケアされやすく、ギャイアなんかはかなり致命的になるのですが、その分こちらに干渉されにくく、盾を詰められたりしないのでかなりやりやすいです。
もちろん、盾に来ようものならGSや輪廻など解答になりうる札が多いのでかなり戦いやすいです。
・バクオンソー
かなりバクオンソー側の引きや動き、構築次第ではありますが微不利～五分になると思います。
天敵は「エンドオブランド」です。逆に、飛んでこない＋盾にトリガーがある、場合であればかなり勝てます。それでも、GSが効かなかったりして貫通されることがあります。
とこしえ２体立てていないと負けます。
フレア→バクオンソーで一体であれば何でもないからです。
あとは祈りましょう。ポクチンも飛んでくるのでなるべく墓地にキーパーツおかないことも大切です。
ここまで読んで頂きありがとうございました、また記事を出そうと思うので是非読みに来てください！
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尚、追記として、10/5にボンキゴを取得した構築、また、今後使用した場合のリストを載せておきます。
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