2000年卒業式歌 《永遠(とわ)に》 〜ミレニアムを超えて〜

m)そして世紀末の2000年の記念の年が永遠(とわ)に。題名がなんか関係ありそうですね。

y)あれ?2000年はまだ20世紀やった?

t)ミレニアムは2000年、新世紀は2001年だったと思うな。

y)ややっこしいな。

tm)ずっとネタ切れだったんですが、私の好きなアメリカのデュオ、サイモンとガーファンクルの詩集を買って眺めていたら《We‘ll Never Say Goodbye》という詩を見つけた。英語はわからないけど、いい詩の様な気がした。CDを買って歌を聞いてみたら、これまた素晴らしい!必死で訳した。そのイメージで曲を作った。歌の出来は比べ物にはならないけど、日本版《We‘ll Never Say Goodbye》が、この永遠(とわ)に。

k)どうして永遠を(とわ)と読ませたんですか?字数の関係?

tm)ここだけの恥ずかしい話やけど、「永遠」でとわと読めると思ってた。調べたら「永久」がとわやった。それで慌てて振り仮名をふった。もう一つのミスは、生徒に、歌の初めに「永遠なんてないけど」と言いながら、「永遠に別れはしない」ってどういう意味ですか?と指摘された。私は「ほんまや!」と言って、それっきり返事ができなかった。

t)それは知らなかった。でも永遠でもとわと読むよね。

h)私もそう思っていましたが、間違いやったんですか。

tm)そんな歌にとても素晴らしいアレンジをつけてくれたのが、g君、歌ってくれたのが、t氏。辻褄の合わない歌が、とてもよく仕上がった(笑)。

g)詩ってそんなもんですよね。とても意味のわかる歌だと思いますよ。

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