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第49期最高位戦北海道後期C2リーグ第2節,第3節


自分のClassic決勝と8月のC2リーグ日程が被った為、

別日対局となり9月は2週連続でリーグ戦がありました!

リーグ戦大好きなので幸せの極みです。

文字数短く!って宣言したので、どうにか2節分ぎゅっとまとめてお送りします!

◼️9/8対局者◼️
相川誠プロ
久須田ゆかプロ
紺野雄輝プロ
唯木慶彦プロ

◼️1回戦 オーラス
川岸トップ目。白ポンテン四七萬の一向聴。
打5索すると久須田プロからロンの声

平和一盃口ドラドラの闇聴8000

3900までなら2着で耐えたが8000は2着順ダウンの激痛……

しかしこれは配牌オリでもしてない限り回避不能
切り替えて次戦へ。
3着▲13.1


◼️2回戦 オーラス
川岸2着目。
相川プロがトップ目で跳ツモじゃなきゃ届かないので2着キープがテーマ。

しかしラス目の唯木プロから立直を受け手詰まり……
8000放銃は2→3の着ダウンである

2半荘連続オーラス着ダウンは嫌や……


端っこアタックで九萬切ると


これが放銃😨


開かれた手は…立直ドラドラだ!


裏ドラ乗るな乗るな乗るな乗るな乗るな乗るな乗るな乗


裏ドラは三萬

唯木プロ四五六の面子持ってたのでギリギリ耐え🙌
2着+12.4


◼️3回戦 オーラス
トップ目。
毎半荘良い位置につけてるが今回も久須田プロが立ちはだかる……

ドラの南シングルバックを見事にツモられ4000オールにて今回も捲られ🥹
2着+14.0


この半荘は反省があり。

南3局1本場、終局間際

東 川岸 41000  聴牌
南 久須田プロ 30000 押しているので流石に聴牌
西 相川プロ 29000 多分聴牌してない
北 唯木プロ 20000 多分聴牌してない

みたいな点況と状況。


で、これ流局して

自分聴牌だけど伏せたんですよね。


この49期後期はテーマがあって。

Classic本選準決勝以上に残った事で、1月に行われる「特別昇級リーグ」というものへの出場権利があるんですね。

これは、降級点を取ると権利を剥奪されます。

ゆえに「昇級」よりも「降級点回避」したくて。


上記を踏まえこの点況、残り1局にしておけば

久須田プロor相川プロに飛び込まない限り2着以上濃厚なので伏せました。


しかし

仮に開いても相川プロが聴牌してないなら15000点差で2本場を迎えられるんで

残り2局で3着落ちを考えるのは流石に弱気過ぎたな、と思いました。

しかも残り3節あるんで、まだ降級だの昇級だのを考えるのも早過ぎました。

結果どうなっていたかは分かりませんが、これは手を開くべきでした。


◼️4回戦 オーラス
3着目。
1300,2600 or 8000でトップです

1,2着が数百点差なので、今回2着狙いというのがありません

条件を満たした時点で2着順アップ!


2巡目

確かこんな感じの牌姿だったと思います(自分北家)

厳しい。

どうしたもんかと考えている所へ

上家相川プロがこの最序盤にドラの打③!


これを……

無理矢理チー!

混一色ドラドラ8000が本線、

役牌重ねてドラドラの1300,2600も視野に入れた仕掛けです。


このチーがなんと

有効牌ラッシュを生み出し10巡目にこんな手に育つ!

チーしてすぐに③を連続で引いて、8000どころか12000聴牌!ww

あの配牌をこの跳満に育てるとか天才の所業やろ、と内心既に白い歯を見せていると

親・唯木プロが打⑧!

キタ!3→1の最高の和了で今日は最高に美味い酒が飲めるぜ


川岸「ロ 相川「ロン」



………え?


相川さん今なんと……?w


相川「1300」


なんとなんと

ダブロン頭ハネで私の芸術作品は披露される事なく泡沫へと消えたのでした笑。


いやこれは悲しかった。

けどこれもまた麻雀ですね。

パーフェクトに打っても報われない事がある。これも麻雀の面白さです。
3着▲8.1


1週目結果!

5.2pt素点浮きでした!


先述したテーマ通りの打牌は大方出来たと思うので満足はしてますが

最後の12000和了れてたら+52ptの加点だったので悔しいですね……😫


しかしながら、今日一番の辛酸を舐めたのは唯木プロでした。

1回戦トップだったものの

2回戦以降宣言牌はことごとく刺さり

捲り合いはほぼ勝てず

1300の放銃は裏3で8000になり……

見ているのでさえ地獄の展開で3ラスという結果でした。

それでも

最後の最後まで、唯木プロは「はい!」と誰よりも美しく発声されておりました。

3ラス引いて、悔しくない麻雀プロなど居ない。

頭が真っ白になり血が昇り、はらわた煮え滾る。

人生の一部分を懸け真剣に取り組んでいる者の自然な感情だと思います。

それらを押し殺し、麻雀の不条理、もしくは自分の不甲斐無さを受け入れ澱みなく返事をする

これは、誰にでも出来る事じゃないです。

彼は身体が弱いのに朝まで酒飲んで熱出しちゃう様な酒クズですが

芯は立派に麻雀プロである矜持を見せて頂きました。



次週

◼️9/15対局者◼️
堰合成幸プロ
根元孝彦プロ
宿波智プロ
土門愛プロ



今回皆様一度紹介しているゆえ紹介文割愛してますが

唯一初対戦の土門愛プロだけ紹介致します!


49期後期入会、超絶フレッシュ女流プロ。

まぁ押す押す笑。

親リーにも勇敢に立ち向かって行く様は好感でしたが

本当にその押し合ってるん…?と思う局面も。

後ろで観ていない限り断言は出来ないですが、

結構迷ってる時間も多かったので

その辺りの精査はまだまだこれからなのかな、という感触です。


ただ

非常に可愛らしいルックスと、麻雀を楽しんでいる姿勢がとても好印象で

北海道本部新人女流プロとして応援したい気持ちにさせられました☺️

これから頑張って欲しい❗️✨



◼️1回戦 オーラス
トップ目根元プロと400点差の2着。

3着目のラス親・堰合プロから立直を受けた巡に役無しドラ無しの六九萬聴牌

これを闇聴としました。


堰合プロとは10000点差くらい。

立直がマジョリティなのかな?

ただ、前述したテーマがあるので

親へ12000放銃→次局ラス目の宿波プロにも捲られラス

みたいな最悪の下振れを回避する為に2着受け入れのダマ選択です。


結果は、トップ目から果敢に無筋押して攻めた根元プロに軍配!
2着+17.5


◼️2回戦
この局自分以外3人が暴れ回る中ひたすら耐えて

オーラス400,700でひっそりと3→2へ着アップする最高の立ち回りだったと思う。

今日2トップだったけど、この2着が実は1番嬉しかったです。
+9.3


◼️3回戦 東1局 親・川岸
超絶手なりで4巡目タンヤオ自摸り三暗刻聴牌して

二萬と④のこんなシャンポン簡単に和了れんよなーと思ってたら

なんと一発自摸!

立直即ツモタンヤオ三暗刻を動揺して4000オールと言ってしまいました

申し訳ない。


この半荘はこの6000オールしか和了れなくて

宿波プロに200点差まで詰められたけどなんとかトップ。

オーラス、自分で1000点決めに行くもあるが

基本宿波プロの和了以外捲られない点況だったので

他家がどういうテーマでこのオーラス打つか冷静に見極めて軽い仕掛け自重したのが良かった。

この辺り成長したと思う。
1着+37.1


◼️4回戦
東2局に3200を和了るんだけど、

「2600」と誤申告。

すぐに気付いていた根元プロが手牌を伏せていなかったのに
(最高位戦では、手牌を伏せる事で和了の承認となります)

放銃者の堰合プロも気付かず2600を支払い、点棒を受け取り、自分洗牌を始めてしまう。

これは本当に良くなかった。


この後手が入って4000オール、8000と和了ってトップ取れたんですが

麻雀の内容が良く陶酔していたのか、勝ちが見えて気が抜けていたのか

1日に2回も点数を誤申告してしまう、ptとは裏腹にプロとして恥ずべき日となってしまいました。

次節以降本当に気をつけていきたいと思います。
1着+42.1


結果発表!

今期目標の降級点は回避出来そう。

反省はあれど、とりあえずは一息です。

あまり自分は「勝ちます」「優勝します」とか言うタイプの人間ではないのですが

Classic決勝以降、どれだけ自分に負荷を与えた状態で対局に臨み

どれだけ本領を発揮出来るかどうかがテーマとなっています。

残り2節。自分に「C2リーグ優勝」という負荷を課し、対局出来る大変貴重な機会として臨ませて頂きたいと思います。


内容、所作面共に次節も頑張ります❗️🙇‍♂️



………結局まあまあ長いなwww

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