映画「サンセット・サンライズ」深い悲しみや喪失感と日々の暮らしと本音に向き合えた物語でした!
1月17日は、阪神淡路大震災から30年という節目でした。
あれから、30年の月日が過ぎて、
その年月の感じ方は、体験と感じ方によって、人それぞれなのです。
私は、当時は三重に住んでいて、
今まで生きて来た中で一番揺れてビックリしたという記憶が残っています。
あの日から、何が起こってもおかしくないという意識が深く刻まれました。
そして、何も出来ない無力さと共に、
何が自分に出来るようになるのだろうと、
考える日々が同居している日々。
学生でもあったので、
自由もない、何かしようとする度に、両親の許可がいるという状態でした。
それから、大人になって、
3月11日は、東日本大震災が起こり、
スピリチュアル、精神世界を学んでいたので、
その時には、遠隔でのヒーリングや、祈りが届くことを知っていて、
気持ちや、自分の発するエネルギーが大切と、心穏やかに、恐れより愛の意識にフォーカスして過ごすことが出来ました。
そして、そのためのサポートを出来るようになっていました。
このタイミングで、観に行った映画。
「サンセット・サンライズ」
詳細はこちら。
物語の舞台は被災した町。
そこで暮らす人々と、
東京から来た主人公。
素直な気持ち、正直な想い、人には言えない、社会的に言ってはいけないんじゃないか?という気持ちが、
最後に溢れ出ていて、
心揺さぶられました。
風の時代を彷彿とさせる、分類しない、決めつけない、自由と自立というテーマを感じました。
深い悲しみや喪失感。
それは、被災地だけではなく、
人生の中で、誰にでも訪れる事。
昔は戦争だってありました。
世界では、今も起こっています。
深い悲しみ、喪失感を、どうしたいのか?
それは、あくまでも、「私は?」ということなのです。
深い悲しみを乗り越えて、
幸せにならないといけない。
ということでもないのです。
深い悲しみや喪失感を共有しながら、
日々の暮らしが、
いつしか、癒してくれるということもあります。
もう、あれから、何年ということも、
他人が押し付けるものでもないのです。
人と人の繋がりや、愛と思いやりの心が、
人生を前に進ませてくれる。
前を向くのに、遅いも早いもなく、
その人のタイミングで必ず癒しは起こります。
そんな風に祈ることが出来たら、
この世界は、今より、少しだけ優しくなる。