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『ダメダメ男が人生で大切なことは「シルバーバーチ」から学んだ』:シルバーバーチを知る

遠隔スピリットヒーリングであなたを癒します」の事務局のコバチャン本舗です。

 kindleの『ダメダメ男が人生で大切なことは「シルバーバーチ」から学んだ』の一部を何回かに分けてお話しさせていただきます。


1   死別1年で泣き止む


妻が他界して丸一年と十日ほど経ったある朝のことです。
 
前日の夜も痛みに苦しむ妻を思い出して号泣していました。
 
その次の朝、私は思い切り、叫んでいました。
 
「もう いいよ。もう大丈夫だよ。心配いらないよ。」
 
急に叫んだ自分の声にびっくりしました。
 
自分でも言うつもりもなく、降ってきたように叫んでいました。
 
そのときは 叫んだ言葉の意味もはっきりわかりませんでした。
 
後で考えてみると、もう、今 痛みがないから 悲しまなくていいよ、もう、私は大丈夫だよ、心配いらないよ という意味で妻が私に言った言葉を叫んだのかもしれません。

その言葉は私が言ったのですが、私が言った実感はなく、何かの力によって、言うことができたような気もしました。

この日以来 私は妻のことを思い出して泣くことはなくなりました。

2     シルバーバーチを読み始める 


妻が他界してから一年間、泣き続けていたわけですが、泣き続けていただけでなく、本は読んでいました。

 

ある日、自宅の本棚に昔 古本屋の百円で買った「シルバーバーチの霊訓」という本を見つけます。

 買った後一回も読んだことがありませんでしたが、読んでみると吸い込まれるように夢中で読んでいました。

 そして、その日のうちに好きな言葉を並べて「愛する妻・夫などを亡くした人のためのシルバーバーチの言葉」というタイトルのYouTubeを作ります。

 そのYouTubeを作ったのは妻が他界して、おおよそ二週間後のことです。

一人でいる寂しさを忘れるために作っていました。

このユーチューブは私が毎日十回ぐらい再生していました。

自分を癒す自分のためのユーチューブでした。

一年間 シルバーバーチの霊訓を読み、シルバーバーチの動画を再生していましたが、私は一年間泣き続けます。

結局、一年間シルバーバーチはまだ私の腑に落ちていなかったのです。

3    シルバーバーチが腑に落ちる


知識は知っていることと腑に落ちていることとは全く違います。

痛みに苦しんで他界した妻のことを思うとき、シルバーバーチの言う通り、肉体の痛みから解放され、霊界で幸せに妻が暮らしているのなら、それを疑う理由がありません。

一年間 シルバーバーチを読んで妻が霊界で幸せに暮らしていることを学んでも、やはり、泣いてしまうのです。

知識だけで腑に落ちていない証拠がここにあるのです。

一年と十日でやっと 腑に落ちたのです。

腑に落ちて以来 妻のことで泣いたことはありません。