Spirの福利厚生をご紹介!
こんにちは。2023年11月に入社した、Product Managerの北口ひとみです。
Spirの働き方やSpirの雰囲気をもっと社外に発信していきたいよねと、同期中途入社の松山(通称まっちゃん)と手をあげ、noteでの連載企画をスタートさせました!
Spirではフルリモート・フルフレックスという働き方になっていますが、今回は弊社CEO大山にその働き方を支える福利厚生施策の背景についてインタビューしていきます!
📝 以下、松山の質問(太字)に大山が答えていきます
オフィスがない完全フルリモート
完全フルリモートの会社は減ってきている印象ですが、継続している背景はありますか?
メリットとデメリットを天秤にかけたときに、メリットが大きいと判断しました。地方在住の社員が入社してくれたり、出社時間を業務時間に充てて家族との時間を増やすことができるなど、フルリモートのメリットは大きいと考えています。
もちろん、直接会って議論することで事業が進むことや、問題の対処が早くなることもあります。そのようなデメリットは、制度や顔を合わせて行うイベントなどでカバーしています。
オフィスがない会社は新鮮ですね!これからも続ける予定ですか?
はい、続ける予定です。海外・地方在住の社員もいるため、全員が出社必須のスタイルにすることはないと思います。
フルリモートのデメリットを具体的にはどうカバーされていますか?
直接、顔を合わせるオフサイトDAYを四半期に2回設けています。1.5ヶ月に1回のペースなので、そこまで期間が空かないのも良い点ですね。まっちゃんも東北在住だけど、1.5ヶ月に一回の頻度で会ってるので近くにいるような感じがするよね!オフサイトDAYでは、メンバー間でのコミュニケーションが円滑になるようなディスカッショントピックを用意しています。任意ですが、夜は懇親会の場を用意して、自由にコミュニケーションをとっていただくスタイルです。
毎回、結構賑わってますよね!
そうですね。貴重な対面でのコミュニケーションがとれる場ではあるので、みんなが有意義な時間を過ごしてくれていたら嬉しい限りですね。
大山さん自身はフルリモート・フルフレックスを活用して、その良さを感じていますか?
もちろんたくさんあります。1歳半の息子がいるので、毎日保育園の送り迎えをしています。リモートワークだと送り迎えの後すぐに仕事を再開できたり、寝かしつけの後も仕事をできるなど柔軟な対応が可能です。
また、子供が熱を出すことも多くて…。病児保育やベビーシッターサービスにも登録していますが、毎回預けられるわけでもないので、自宅で仕事をしながら対応できるのは大きなメリットです。もしフルリモート・フルフレックスでなければ、完全に休暇を取って対応するしかないですからね。メンバーの了承を得て、息子を抱っこしながらミーティングに参加することもあります。子育てとの両立にはとても良いですね。
「無限有給休暇制度」とは?
「無限有給休暇制度」とは何か、また導入した理由を教えていただけますか?
Spirでは入社初日から法律で定められている年次有給休暇10日分が設定されるのですが、それに加えて、有給休暇を無制限に取得できる制度です。
(注:休職事由に該当する場合、育児介護休業規定等に基づき休業等になる場合は、対象外)
元々は、夏季休暇や病気休暇など目的別にどんな休暇制度を設けるべきかを議論していたなかで、Co-founderのJungmoから「韓国の企業では生理休暇は当たり前だよ」という意見が出て、「生理休暇の場合、ミニマムでも12回の休みは用意してカバーしないとだね」という話になったんです。生理休暇に限らず、介護やペットの病気など、それぞれ色んな事情があって、休まないといけないことがある。これを全て個別の制度を用意してカバーするのは得策ではないなと思いました。
そこで、Autifyさんが導入していた「無制限有給休暇制度」を参考にさせてもらい、制度の導入を進めました。悪意を持ってこの制度を活用するメンバーが出てきたら制度自体を見直せるようにはしていますが、今のところ有効に活用してもらえている気がします。
具体的な活用事例などまた別の記事で取り上げたいと思います!
フィジカルもメンタルも健康でいられるように
「リモートHQ」は私も使っていますが、とても便利ですね!
Spirでは一人あたり月1万円分の補助を設定して、「リモートHQ」経由で様々なアイテムをレンタルできます。オンライン会議が増えるのでそのためのカメラやマイク、デスクチェアなどのデスク周りのアクセサリをレンタルしているメンバーが多いです。また、書籍や光熱費、インターネット料金なども経費として申請できる機能があるので便利です。
オフィスにコストを掛けていない分、各メンバーのリモートワーク環境を整えて、オンラインでのコミュニケーションにストレスを感じないための補助として活用してもらっています。
「BANSO-CO」とはどのようなサービスなんでしょうか?
「BANSO-CO」は臨床心理士/公認心理師、その他の専門家にオンラインでの相談が受けられるサービスです。オフィスがあれば、毎日顔を合わせることで、社員の様子の変化に気づけることも多いですが、リモートだと変化に気づきにくいです。過去には、実際に社員の健康状態の変化に気づけなかったこともあったため、導入を決めました。
どのような内容を相談できるのでしょうか?
もちろん仕事の内容でも構いませんし、友人や家族にも話しにくいようなプライベートなことも相談できます。例えば、育児の相談や夫婦関係のこと、妊活なども。守秘義務がある前提で話しを聞いてもらえる安心感は大きいと思います。日本ではまだカウンセリングは一般的ではないですが、海外では日常的に活用されています。自分自身も定期的に利用していますが、気軽に話せる安心感は大きいです。
プライベートで問題があったり健康じゃない状態だとなかなかパフォーマンスも発揮しにくいと考えています。フィジカルもメンタルも健康な状態を維持することは大切にしていただきたいと考えています。
最後に一言あればお願いします
Spirでは基本的には性善説に則って、各社員のライフスタイルやライフステージを尊重し、最高のパフォーマンスを発揮してもらうための制度を設計しています。スタートアップでのチャレンジは長期戦だと思っていますし、関わってくれる方もかつてのように20代のメンバーが中心ということもなくなり年齢層も拡がっています。事業で結果を出すためにも中長期的に自分自身やそれを支えてくれる家族が健全な状態を維持できるように、できるだけ寄り添える会社でありたいなと思っています。
今回は、どのような福利厚生があるのか、導入の背景などをざっくりとお話しました。より具体的な制度の活用方法などは、社員インタビューも交えて紹介していきます!
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