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【全社合宿レポート】コンテンツ事例と当日のリアルな雰囲気をご紹介します
こんにちは。Product Managerの北口です。この記事では、2024年10月末に実施した全社合宿についてレポートします✍
全社合宿や部署合宿を検討されている方々に少しでも参考にしていただけるよう、合宿の企画内容をご紹介するとともに、Spirに興味をお持ちの皆さんに社内の雰囲気が伝わると嬉しいです!
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全社合宿の目的
Spirはオフィスを持たない完全フルリモートの会社のため、対面での交流を意識的に取り入れています。通常、クオーターごとに2回(1.5ヶ月に1回)のペースで、Offsite Dayとして全メンバーが集まり、事業の理解を深めたり、対面でのコミュニケーションを大切にする機会を設けています。
さらに、年に一度、フルタイムのメンバー(業務委託メンバーも含む)が1泊2日で集まり、相互理解を深め、業務をよりスムーズに進めるための合宿を行っています。
2024年度のテーマは「コラボレーションを加速させるために相互理解を深める」です。Spirは少数精鋭のチームですが、協力体制を強化し、チーム全体としてさらなる価値を生み出すことを目指しています。今回の合宿では、互いの理解を深め、コラボレーションの促進を目的としました。日中の参加メンバーは13名で、11月に入社する新しいメンバーも初対面ながら参加してくれました。
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開催場所
開催場所は、関東圏からアクセスしやすく非日常感が味わえる高尾山にある「タカオネ」さんです。ここは合宿用に会議スペースが整っており、ホワイトボードやWi-Fiなどの設備が充実しているうえ、昼食のデリバリーも会議室まで対応してもらえる便利さも魅力です。また、こうした設備やサービスが充実していながらも価格が手ごろで、昨年に引き続き今年もSpirで利用させていただきました。
大人数の会社では難しいかもしれませんが、部署単位の合宿や少人数のワークショップにはおすすめの場所です ✅️
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コンテンツ
今回の合宿企画は、代表である大山を中心に設計しました。Day1では、各メンバーが個人のパーソナリティに焦点を当てて相互理解を深めるコンテンツを実施。続くDay2では、チームとしての組織・業務遂行を視点に、協力しながら理解を深められるよう工夫された内容に取り組みました。
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実施したコンテンツを3つご紹介します。
■ ダイアログ
こちらは私がファシリテーションを担当しました。何度もやってきたワークショップですが、テーマやメンバー構成によって毎回異なる気づきが得られるので、お気に入りです。
「ダイアログ」とは
相手との相互理解を深めるために行われる対話のプロセスです。異なる意見や視点を共有し、お互いに傾聴しながら協調的に考えを発展させることを目的としています。意見の一致を目指すディスカッションや交渉とは異なり、共感と理解を重視し、双方の視野を広げる役割を果たします。
今回のワークショップでは「チームで働くうえで大切にしたいこと」というテーマで40分間ダイアログを実施しました。以下のルールを元に、丁寧に対話を進めていきます。
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参加者全員が初めての実施だったため、最初はどのように対話を進めればよいか戸惑う様子もありましたが、後半には白熱し、終了時間になっても話が尽きないほど盛り上がりました。担当した私としても、とても嬉しく感じました。
その後は個人での振り返りとチームごとの振り返りを行い、各チームの会話が全く異なる方向へ発散していったのがとても興味深かったです。例えば、「チームで働く」ことをテーマに働き方に焦点を当てるチームや、コンフォートゾーンについて話すチーム、普段触れない「イラッとするポイント」について話すチームもありました。会話を通して自分の思考のクセや、Spirというチームで働くことについて、それぞれが新たな気付きを得ることができました。
メンバーの振り返りの内容を抜粋してご紹介します。
👨 同じテーブルメンバーが共通して、「お互いが言いたいことを言える環境」を大切にしていることがわかった。
👩 チームが一番の味方だと思うこと。フォローしてくれても攻撃されてると思ったり、自分のせいだと思ったらもったいない。
👨💻それぞれの「イラッとするポイント」について会話した。普段はネガティブでなかなか聞きづらい話なので、聞けて良かった。普段のコミュニケーションにも活かせるなと思った。
👩💻自分の感情を理解したうえで、それをフラットに考えたり、伝えることが大切だということに共感した
■ とりの👀カード
こちらは、デザイナーの片山とペアで企画したオリジナルコンテンツです。一般的には「バリューカード」や「価値観カード」と呼ばれるものを、Spirに適した形に加工したものとなります。
このコンテンツは、自己認識や他者から見た自分を多面的に知ることで、自己理解と他者理解を深めることを目指しています。自分を俯瞰して見つめるという意味を込め、「鳥の目」というワーディングにしました。
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片山作成のオリジナルカードと、可愛い付箋を用意して、盛り上がるような設計を意識しました。例えば、私のカードには「コミュニケーション」「優しさ」「一体感」などの付箋が貼られました。普段意識して行っていることが、メンバーからも強みとして認識されていると感じて嬉しく、「言葉のプレゼント」をもらったような気がしました🎁
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■ コンセンサスゲーム
一般的に行われているコンセンサスゲームに少しオリジナル要素を加えて実施しました。
コンセンサスゲームとは
チームで話し合いながら意見をまとめ、合意形成を目指す協力型のゲームです。たとえば「無人島に何を持っていくか」といった課題で、全員が納得できる順位付けを決めていくことで、相互理解やコミュニケーション力を高めることが目的です。
私は3人チームの一員として参加しました。1回目の実施では優先度についてコンセンサスを得るのが非常に難しかったのですが、振り返りを通じて「前提知識を揃える」ことを意識し、2回目に臨んだ結果、全員が納得できる優先順位を設定することができました。
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こうした体験を通して、優先順位の整理や意思決定の重要なポイントを探ることができ、非常に有意義な時間となりました。また、ワークショップ終了後には、合意形成における前提の重要性についても理解を深めました。
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お楽しみのBBQと焚き火
コンテンツを通して相互理解を深めた後は、タカオネ施設内でのBBQで夜ごはんを楽しみました。食材や飲み物がすべて用意されており、手ぶらで気軽に楽しめるのも嬉しいポイントです。BBQの後は、Spir社内でも人気の焚き火タイム。タカオネの中庭にある焚き火スペースを借りて、火を囲みながらの会話は、日常とは一味違う話題で盛り上がり、充実したひとときを過ごすことができました!
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来年に向けて
2024年度の合宿では、「コラボレーションを加速させるために相互理解を深める」を目的に実施することができました。
今後も合宿をぜひ実施していきたいと考えていますが、人数が増えるにつれて、宿泊での参加が難しいメンバーが出てくるかもしれません。メンバー構成や状況に応じて形を柔軟に変えながら、メンバー同士の理解を深められる場づくりをSpirでは引き続き大切にしていきたいと思います。
最後に
とても長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。全社合宿や部署合宿を検討されている方々、Spirに興味をお持ちの皆さんに何かひとつでも参考になる情報をお伝えできていたら嬉しいです。
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