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Factorio Space Ageをクリアしました(前半ネタバレなし)
ネタバレなしの感想・tips
Space Ageのクリア条件に到達しました。2週間の91時間。公称程度、中規模オーバーホールmodくらいのボリュームでしょうか。時間については、入植時やプラットフォームの運行でトライ&エラーのために何度か巻き戻しをしているので、実際のプレイ時間はsaveに記録されているものよりはやや多いです。この辺をきっちりやると初回でもsaveに記録される時間はもっと短縮できるでしょう。極端なことをするなら仮プレイでブループリントを作ってから巻き戻ししたりとか。
Space Age DLCの価格は4,000円でした。Factorio経験者でFactorioが好きなら目をつぶって買うべきです(というか買ってるでしょう)が、未経験者はまず素のFactorioだけ購入することをおすすめします。Space Ageの難易度は高めです。
私は少なくとも初回は攻略情報を見ながらプレイすると負けた気持ちになるので、外からのヒント含む情報をなるべく遮断し、降り積もった新雪を踏み進むがごとくプレイしたかった。なので、この、発売直後の、攻略情報が出回ってゲームが陳腐化する前の早い時期にさっさとクリアしておきたかったという思いもありました。
Space Ageプレイ前は「サクッとクリアしてPyanodon無限研究に戻るかな」程度に考えていたのですが、Space Ageはそんなに軽い、生易しいものではなかったですね。私の事前の期待を大幅に上回る楽しさ、面白さです。
EarendelのSpace Explorationクリア済み・Earendelのdiscordに参加している人は、きっと一層Space Ageを楽しめると思います。あー、あれがこれかな、とか、ニヤニヤしちゃいますね。
Space AgeをSteamで購入すると、アカウントが紐づけられていれば(通常は皆さんしているはず)、Factorioの公式サイトからSpace Age入りのzipがダウンロード可能になります。現在私はSteamのFactorioはPyanodonの無限研究のために24時間稼働させていますので、Space Age zip版をダウンロードし、まっさらな状態でゲームを開始しました。初期条件はすべてデフォルト、modなし、マップ厳選やプレビューをせず、です。表記は英語としました。
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2.0になって細かい点で変わったところがいくつもありましたが、適宜tipsが表示される(これはもしかしたらまっさらな状態で始めないと全部は出てこないかもしれない)ので予習は必要なく、一つずつtipsを確認していけば自然と2.0の仕様に慣れていけます。Space Age独自要素についてもタイミングよくtipsが出ますので、なるほどなるほどこの先はどうなるのかな…と想像を膨らませることができます。
2.0でFactoriopediaが追加されました。これが非常に強力で、テックツリー同様すべての情報が見えてしまうので、先が見通せ計画を立てるのには便利なのですが、トライアンドエラー・探検・発見する楽しさが減ってしまうように感じました。まあ、便利は便利なんですけどね。ゲーム進行に応じて項目が増えていけば満点なんだがなあ。
ここから先はクリア後に読むことを推奨します(ネタバレあり)
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Space Age
全体的には、いろんな変更・新要素がうまく噛み合っていて、なるほどそれは必要だよね、と思うことが多かったです。
ゲームクリア後Galaxy Of Fameへsaveをアップロードすると、各サーフェス・プラットフォームや統計情報をWebで見ることができます。が…!私は登録に失敗しましたので、公式フォーラムへ不具合報告をしました(2024/11/3時点)。
2024/11/5追記: 登録済みです
無限研究の扱い
以前のfactorioでは無限研究は完全にクリア後のおまけ要素でしたが、今回は序盤からminingの無限研究ができることに始まり、様々な無限研究の選択肢があります。戦略的に選択していけるのは面白かったです。また、進行が滞ってもとりあえず無限研究流してしておけばいいか…とできるのは、できる研究がなくなってさみしくなることがなくなり嬉しいところ。
ロケット打ち上げとプラットフォームによる輸送
ロケットによる資材打ち上げは、1回あたりに運べる資材の量が少ないので、いっぱいいっぱい打ち上げる必要があります。Space Age!
プラットフォームは、ロボットと列車をあわせたような輸送手段ですね。Space Explorationの宇宙船はいろんなカスタマイズができたけど、こっちのは機能を厳選して使いやすくした感じです。すごく良いと思ます。
入植
Nauvis除き4箇所に入植します。毎回、何を持っていこうか、最初の立ち上げ・電力確保はどうするかなど、テックツリーを眺めながらあれこれ準備し、トライ&エラーするのは楽しかったです。やはり最後のAquiloは一番面倒だった。Heat pipe引くのも大変だったし。よくこんなこと思いつくもんだ(褒め言葉)。
初回プレイでは、入植の順番はVulcanus→Fulgora→Glebaにしました。この時点ではプラットフォームを使い慣れていなかったこともあり、一番無難そう、かつバイター対策にArtilleryが早めに欲しく、Vulcanusから行きました。難易度はFulgoraが一番低いかもしれません。Glebaが一番面倒なのは言うまでもない。
腐敗
これはすごく面白かった。時間制限を考慮したラインを作らなくてはならないだけでなく、時間が経つと孵って敵になるPentapod eggやBiter eggを材料とするラインをどのようにするか、BiofluxをNauvisへどうやって安定供給するかなど、工夫が必要になりました。pyでもこういうのほしいな…
狭い土地
個人的にはEarendelのdiscordにいたRunwayという人の足場縛りプレイに以前からとても興味を持っていたのですが、Space Ageではそれが必然になるのが非常に良かった。FulgoraやAquiloは土地が狭く、終盤作成可能になるとはいえ足場は高価、脳死で埋め立て!とできないのは良いところです。
品質
特に土地に制限がある場合に有用であるのは理解できるのだけど、高品質設備がゲームチェンジになる機会は見つけることができませんでした。例えば、Fulgoraで高品質電柱なら隣の島に電線が届くとか、そんなことはなかった。
基本的には「時間が解決する」ので、単にクリアを目指すなら無理して高品質を狙わなくて良いですよね。やり込み要素としては面白いと思いますが、処分しづらいいろんな品質のごみがいっぱい出るのが面倒に感じました。
クリアはしたけど
Solar system edgeへ到達することでクリアになりました。Promethium集めはこの先だし、最後のSP制作は必要ないんですね…。
ひとまずクリアだけを目指してプレイしたので、全体的にとっ散らかっていて、あれ直したいこれ直したいはいっぱいあるし、資源パッチは枯れかけだし、品質厳選はNauvisで集約したいなとか、考え出すときりがありません。
そしてShattered planetへ…
Factoriopediaのasteroidのグラフを見て絶望し、あ…これはクリア後のやりこみだな、と察しました。Solar system edgeまで到達するだけでも大変だったのに、その数十倍のasteroidとか、どんなプラットフォームで臨めば到達できるのか全くわかりません。でもこの航路へ足を踏み入れれば最後のSPを作ることができます。
今のところは、もう少し続けようと思っています。どれくらいやるかはpyの2.0移行や他ゲームとの兼ね合いですね。Elinもやりたいし。