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【経験者座談会】HAL大阪インターン生インタビュー2025【後編】

こんにちは!
スパイラル広報室です。

スパイラルでは、毎年10月に「専門学校HAL東京・大阪」の2校から学生を受け入れ、東京本社と大阪支店にて1か月間のインターンシップを実施しています。 2024年度は合計13名の学生を受け入れました。
開発に特化した本インターンシップは対面中心でおこなっており、メンターを含めた先輩社員とも交流いただいております。

今回は、HAL大阪の学生を受け入れた当社大阪支店の支店PMO部にインタビューをしました。

前編では、インターン経験を経て2024年に当社へ入社した杉さん(HAL大阪出身)の体験談をお届けしました。後編では、インターン生を受け入れる側にスポットを当てていきます。

―― インターンでの金丸さんの役割・担当を教えてください。

金丸さん(メンター):インターンの進行を担当しており、進捗管理も含めて全体の流れをしっかりと管理する役割を担っておりました。それに加えて、インターン生とのコミュニケーションを通じて、スパイラルがどのような会社で、どのような雰囲気であるかを知っていただくことも担当しておりました。さらに、インターンの雰囲気作りにも力を入れており、皆さんがリラックスして活動できる環境を整えることにも尽力しておりました。

―― 後輩の指導をしてみて何に苦戦し、どう工夫しましたか?
金丸さん
(メンター):インターン生の成長ペースに合わせることが一番の課題でした。皆さんが同じペースで成長するわけではないので、あるインターン生はすぐに理解して実践できる一方で、別のインターン生は時間がかかることがあります。そのため、インターン生一人ひとりのペースに合わせて指導方法を変える必要がありましたが、つい自分のペースで進めたくなってしまうこともありました。その結果、インターン生がついてこれなくなることもあり苦戦しました。
 
そこで、インターン生の成長ペースに合わせるための工夫として、まずは個別の理解度を確認することを徹底しました。指導を始める前に、それぞれのインターン生がどの程度理解しているのかを把握し、その理解度に合わせて指導内容を調整するよう心がけました。例えば、簡単な質問や前回の内容の振り返りなどをおこない、どの部分が得意でどこでつまずいているのかをしっかり把握するようにしました。
 
次に、フィードバックや進捗状況の確認頻度を増やすことを意識しました。成長に時間がかかるインターン生に対しては、進捗をこまめに確認し、遅れがあればすぐに対応するようにしました。もし進捗が遅れている場合でも、早めにアドバイスやサポートをおこない、インターン生がスムーズに作業を進められるように配慮していました。
 
最後に指導方法を柔軟に変更することも工夫しました。一人ひとりに合った方法を見つけるために、あるインターン生には具体的なやり方を示してあげて、別のインターン生には自由に試行錯誤させる方法を取り入れました。状況に応じて指導方法を柔軟に変えることが重要だと感じました。
 
これらの取り組みを通じて、インターン生のペースに合わせた指導ができるようになり、結果的に互いに良い成果を出すことができたと感じています。

―― 後輩の指導をしてみて、やりがいや感じたことなどを教えてください。
金丸さん
(メンター):インターン生の指導でやりがいを感じるのは、何と言ってもインターン生が成長していく過程を見守ることができる点ですね。最初はわからないことが多く、つまずいているインターン生が少しずつ自信を持ち、仕事をこなせるようになっていく姿を見ると非常に達成感を感じました。特に、最初は理解できなかった内容を、何度も説明を繰り返していくうちに、自分で解決できるようになる瞬間に立ち会えることが、指導している側としての大きなやりがいです。
 
また、インターン生から感謝の言葉をもらえる瞬間もやりがいを感じる瞬間です。例えば、「ありがとうございました」「おかげでできました」と言ってくれたときには、自分が少しでもインターン生の成長に貢献できたことに喜びを感じました。指導をしていくなかで、その努力や成長を実感できることが自分のモチベーションにもつながります。こうした経験を通じて、インターン生の成長を支えることに、大きなやりがいを感じました。

―― 前川さんにお聞きします。インターンでのサポート体制について工夫した点を教えてください。
前川さん
(責任者):メンター生においても主体的に動く力を養ってほしいので、学生からみて1~2期上の代にお任せし、あえて細かい指示は出しておりませんでした。自分で判断し、自分で行動して、自分で決めていく雰囲気を知ってほしいという考えからです。学生にとっては、1~2年先輩の社員が常に同じ部屋に居て、適宜不明点を聞ける環境であるため、自身が社会に出た時に自分は先輩以上になっているのか?なれなさそうであれば今の自分に何が足りないのか?ということが身近に感じられたと思います。

―― インターン中の社内の雰囲気づくりで、取り組んだことがあれば教えてください。
前川さん
(責任者):インターンをおこなうためだけの専用の会議室を用意していることです。職場の中にデスクがあると、周囲の色々な話により気が散って作業が疎かになりがちです。インターン専用の部屋で同じ境遇に居るインターン生と一緒に過ごし、同じ目的・同じ目線の人達と一緒になることで、必要以上の緊張がなく伸び伸びと過ごす雰囲気を作り出せています。

金丸さん(メンター):インターン生に積極的に話しかけることを心がけていました。インターンの初めは、どうしてもわからないことや不安なことが多いと思うので、進捗を確認する際には「何か困っていることはないですか?」とか「わからないことがあれば、遠慮せずに言ってくださいね!」と声をかけるようにしていました。また、業務の話だけでなく少し雑談を交えながらリラックスした雰囲気を作ることも意識していました。こうすることで、インターン生が気軽に相談できる環境を整えられたと思います。
 
その他、カフェで流れている音楽をかけることにも取り組んでいました。リラックスした環境を作るために、カフェのような落ち着いた音楽を流すことで、インターン生が少しでもリラックスして作業できるように配慮していました。このような環境づくりが集中力を高めたり、気持ちよく仕事を進める手助けになったと思います。インターン生が安心して作業できる環境を作ることで、社内の雰囲気もより良くなったのではないかと感じています。

―― インターンでの当社のサポート体制についてどう感じましたか?
杉さん
(元インターン生):メンターが2~3人同じ部屋にいるため、困ったらすぐに頼ることができました。DB操作やPHPなどは未経験な分野であったため、質問回数も多くなりましたが、メンターから丁寧に分かりやすく教えていただけました。方法だけではなく、なぜこうなるのかのロジックも添えて教えていただけたので、深く理解することができました。

―― インターン受入れ側として、今後インターンに参加する学生さんへメッセージをお願いします!
前川さん
(責任者):インターンは授業の一環と捉えがちかもしれませんが、自身の将来を考える上で大きなきっかけの一つです。社会で活躍している先輩たちの姿を直接見ることで、現在の自分とのギャップに気づき、成長のきっかけを得られる絶好の機会となります。
インターンで得た気づき、経験、成果、思いや考えは就職活動においても大きなアピールポイントになります。積極的にチャレンジし、多くを吸収してください。皆さんの成長を期待しています!

金丸さん(メンター):まず、不安や緊張を感じるのは当たり前のことだと思います。新しい環境や仕事に対して、誰でも初めは不安な気持ちがあると思います。もしわからないことがあれば、遠慮せずにどんどん質問してみてください。私たちも全力でサポートいたしますし、インターン生が成長するためのお手伝いをすることが私たちの役目です。
 
そして、何よりも自分を信じて挑戦することを恐れないでください。失敗してもそれは学びの一部です。失敗から得られる経験は、必ず次に活かせる力になりますので、失敗を恐れず挑戦し続けてください。そうすることで、必ず成長につながります。
 
また、周りの人と協力しながら楽しんで学んでくださいね。一人で抱え込まず、みんなで助け合いながら進んでいけるチームの一員として、心強い仲間と一緒に成長していけることがとても大切です。困ったときは遠慮せずに助けを求めてください。また、周りの人が困っているときは、自分から声をかけてサポートしてあげてくださいね。
 
最後に、自分のペースで無理せず、楽しんでください。仕事において成果を出すことも大切ですが、その過程を楽しむこともとても重要です。周りのサポートを受けながら、自分自身が成長できることにワクワクしながら取り組んでほしいと思います。
 
これから一緒に頑張っていきましょう!応援しています!

―― 前川さん、金丸さん、杉さん、ありがとうございました!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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