家系図づくり、最初の1歩
リアルの身体が消えても、しばらくはバーチャルが残っていそうなのですが…さて、家系ってどこまで辿れるものでしょうか?
(やってみたこと)
1.戸籍謄本を自分の本籍のある市役所で取る。本籍地がわからないときは、住民票も取って確認しないと出してもらえません。
2.自分と親の関係がわかる戸籍を取ったら、親が、祖父の戸籍から転籍している事項が、最初の方に書いてあるので、その元の場所の市役所を確認。(地名が昔と現在で変わっているものがあるので、調べてわからないときは電話して確認しました)
3.市役所が遠い時は、ネットで検索すると市役所ごとに郵送請求書pdfがあります。請求書以外に必要なものがあるので、市役所の公式ページをよく読んで揃えます。
4.請求書の本籍地、筆頭者が間違わないように注意して書きます。請求理由は「家系図をつくるため。祖父、曾祖父・・・と辿れるところまで欲しい」と明記しました。
5.1役所につき、3000円の定額小為替を郵便局で購入し同封しました。費用が足りない時は電話がかかってきますし、多ければお釣り分の為替が返信されます。
6.返信用封筒に切手を貼って同封します。足りなければ不足分の請求はがきがついてきます。実際にはオーバーを見越した94円で足りた役所と、それ以上の重さになって後払いしたものとありました。
7.現住所が確認できる身分証明書のコピー(保険証・免許証などコピー)
8.請求者と戸籍に記載されている人との関係が明瞭にわかる書類。少なくとも、自分から親が明記される戸籍謄抄本が欠けると、再請求の連絡がくるので注意。母方で再請求にひっかかりました。また、欲しい家系がわかりやすいように、メモも入れました。
9. 必要な書類を取りこぼしないように同封します。細かいことですが、書類の記載事項は透かしたりして見えないように内側に折りしました。
全国ほぼ同じ郵送請求の仕方ですね。
新宿区役所の例リンク
数日後・・・戸籍謄本が届きました!
どこまで辿れるかドキドキでした。
なんと!!江戸時代幕末。父方は弘化生まれ、母方は文政生まれの先祖まで辿れました。名前だけで言えば、さらに、その1,2代上までわかりました。両家とも、養子として入籍していることから、男子の養子はめずらしくなかったのかもしれないなあと思いました。そう思うと家柄とか一族とかのこだわりって疑問です。先祖を辿るとはたして何家の末永なんだかわかりません。そう思うと、日本人はほぼ一緒のルーツで、各家そんなに変わらないのではないかと。隣近所さんに、親戚がいてもおかしくないのかもしれません。
文政といえば、東海道中膝栗毛が出ていたようなので先祖の暮らしぶりをさし絵から想像をしたりしました。先祖と時代を照らし合わせると、自分の存在を再認識できたり、度重なる苦楽を越えて来たんだなあと尊く感じました。
もし辿りたくなったら、中には、戸籍は昭和4年より昔であると保存期間が切れているものもあるそうなので早めに市役所にご請求してみるといいと思います。
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